イタリアよ、こんにちは。 -4ページ目

イタリアよ、こんにちは。

イギリス人の夫、娘とともに北イタリア ベルガモに移住してきました。

ベルガモの郊外には大きな動物園があって、ホワイトタイガーもいるんだよ。
という話を聞いてはいたんだけど、それを示すような大きな看板を見たことがなくて
本当なのかなぁ、と思いながらもお天気が良かったのでGPSを頼りに運転すること10分足らず。
近所にこんなに立派な動物園がありました!

Le Cornelle レ・コルネッレ

駐車場に人員が配置されていて、車を誘導してる。イタリアらしからぬ光景に一瞬戸惑う。たぶん、誘導する人がいないと駐車場は本来のキャパシティーのおよそ3分の1ほどで満車という状態になるんだと思います。





初めて見る大きな鳥(鷲や鷹)にビックリしながらもBirty birty と大喜びで初めははしゃいでいた
リリアでしたが、大きな哺乳類を前にどんどん後ずさり・・・^^;
ホワイトタイガー、ライオン、ヒョウまでいて、意外なほどの種類の多さに一番大喜びしていたのは夫でした。(実は昔々若き頃に動物園に住んでいたそうな。ホームレスではありません。ちなみにクルーズシップにも住んでいたらしいです。)





園内はとても良く整備されていて清掃も行き届いており、動物の独特のニオイが苦手な私でも全く気になりませんでした。園を隅々回るには2,3時間ほど要するそうなのですが、リリアも初めての体験でお疲れ模様でしたので、ランチ前に帰宅。今度は動物の動きが活発な夕方に来てみよう。

この辺りでは唯一の大きな動物園なだけあって遠くから沢山の来場者で賑わっていました。
さすがは子供の国イタリア、子供の数が見積もっただけでも日本の3倍はあるように思われる。でも実際は、イタリアも少子化危険度5位に入るほど、出生率の低さが懸念されているそうです。ちなみに日本は1位・・・。(でも日本のお友達はただ今出産ラッシュ♪)
それはさておき、とにかく子供、大人でごったがえしているのですが、人を押しのけたり、文句言ったり、我が我がと写真撮影に躍起になっている人がいない!子供通りますよ、ハイどうぞ♪と終始穏やか!あんなに運転荒いのに!駐車の仕方もめちゃくちゃなのに、優しいんですよね子供と子供連れに)。
私はベルガモは好きではありませんが、イタリアは好きです。やっぱり。


久しぶりにこのようなパークにくると、USJがたまらなく恋しくなりました!





特に動物が大好きっ!というわけではないのでシマウマしか撮ってなかった^^;

イタリアも桜が満開
日本のどこかの公園を歩いているような錯覚さえ覚えてしまう。
桜の下で駆けっこをする可愛いいとこ同士を見ていると最近モヤモヤしていた気持ちも
和らぐのでした。








すっかり遠い昔のように思えるが、年末年始の休暇が終わり、イギリスから帰国してイタリア語の授業とプレイグループが再開し、普段の生活スタイルに戻る。それに加えて数ヶ月前よりピアノのレッスンを始め、お陰さまで初めは1人だった生徒も少しずつ増えています。
イタリア語はまだまだ初級レベルですが、ようやく色んなことが一人でもなんとか解決できる、世間話が少しは継続できる、くらいにはなってきて、以前よりも不便だと感じることが少なくなり、クラスメートにも恵まれ、娘を預けたり、一緒にジョギングを楽しめる親友も出来て、確かに私達の生活は「満たされている」のです。

ブログが滞っていた理由。
毎日があっという間に過ぎて行き、色々な壁を乗り越えながらも楽しんでいるイタリア生活。なのに、ブログに書きたいことがネガティブなことしかないのです・・・。
でも、イタリアも文句を言うだけのブログにはしたくない。これはソーイングブログでもないし、街案内でもない、ただ好きに書いているだけ。
じゃぁ、好きに書けば・・・。
なのですが、書く内容によっては気分を悪くする方がいるかもしれない。住んでいるほかの人に失礼かもしれない・・・。そんなことを考え始めたら下書きしては消しを繰り返していました。
でもそれじゃダメなんです。移住者として感じたこと、経験したことを自分の言葉でリポートしたかったから始めたブログ。正直でいこう。そう決めた。
※基本的に優柔不断という性格が全く当てはまらない性格です。なのになんでこんなにモゴモゴしているんだろう。



出会った友人達、お世話になっているイタリア人ご夫婦、生徒さん達、親切にしてくれるご近所さん、薬剤師さん、ドクター、クラスメイト、全ての方達を心からリスペクトしている上で・・・・・。


わたしは、
ベルガモが好きではありません。
(四方山々に囲まれて海が近くにないから・・・。という理由は別にして。)


ベルガモ人も、ミラノ人も認める
閉鎖的で偏狭な心、品のなさ、レイシスト、白人絶対至上主義。
もちろん全ての人がそうというわけではありません。でも何故かあたる石、あたる石、あ、石じゃない・・・人がこういったケースばかりなのです。
でも周りにいる友達、知り合いは全く該当しないので、これがモヤモヤの原因でもある。
住み始めた当初から疑問に感じることがあった。それは、ベルガモはイタリアのなかでも裕福な人々が多いとされている街にも関わらず品がまるでない。
特に犬連れ、またはバギーを押している女性、それに加えてのながらタバコ。
中心部にいくほどこのような女性が多いと感じる。まぁそんなことは自分の生活になんら支障をきたすわけではないので無視できるレベルです。プラス、運転マナーの悪さ(方向指示器を使わない、適当すぎる駐車、あおり運転、無理な追い越し、自分勝手にもほどがある運転etc)、こんなことは日本でもあることなのでさらに無視できるレベル。


ところがある日、無視できないことが起きた。
世界中に支店を持つある大手アパレルのお店に行ったときの事。(ベネトンではありません)
店内には少なくとも3人のスタッフがいるにも関わらず、商品を持ってレジで待っているのに誰も来ず。一人の若いスタッフと目が合うが無視される。恐らくはバイトでレジ操作は許可されていないのだろう、なんて想像をした。しばらく待ってようやく別のスタッフが来る、が、終始別のスタッフをチャットをしたまま、こちらの顔すら見ない。デビットカードで清算のときにようやく「はい、どうぞ」のような素振りを見せて暗証番号キーを渡される。それでもやはり、チャットは続き、最後まで顔を見ないまま袋を渡された。商品ごと顔に投げつけてやりたい気持ちだったけど、もう清算し終わっちゃった後だし、
なにせ、娘連れてるし・・・・。仕方がないので、初めに見てみぬ振りをした若い方のスタッフに「私の利用したお店のなかで最も酷くて醜いお店だね」言って店を後にした。私の怒りは上限を超えていたし、考えるよりも言葉が先に出ていたので英語でしか言えなかったことがとても悔やまれた。
帰宅後、ウェブサイトを通してメールで抗議文を送った。こんなことするのは初めてだ。
スタッフがアジア人が嫌いだったとしても、子連れが嫌いだったとしても、ただチャットを続けたかっただけだとしても、スタッフは常にプロフェッショナルであるべきだと思う。
(気持ちの良い対応をしてくれるお店は他に沢山あります。)
数日後謝罪文が返信されましたが、それで自分の怒りがおさまることはなかった。

気分転換に翌朝、中心街に散歩に出かける。たまたまイベントをしていたので人も多かったのですが、バギーを押して歩く私達を無理やり横切ろうとする犬連れの女が、「Permesso!!」
と物凄い態度の悪さで言ってきた。え?なんでここを?横切る? 
ま、いいわ。
そして、あるお店に入る、バギーが邪魔になるかな?と思って隅にやり、会計を待つ。
するとまた別の犬連れの女が同じように「Permesso!」とにかく言い方も態度も共に悪すぎる。私の犬が通るからのいてよ!完全に上からの感じ。
さすがにさっきの今ですよ。さすがに「No.」と首を横に振りました。

この出来事を友人達(外国人)に話したところ、やはり似たような経験またはもっともっと残酷な経験を沢山していたことが分かりました。イタリア女はビ〇〇だと。でもやっぱり自分の知り合ったイタリア人女性は皆とても温かく素敵な人達ばかりなので、やっぱりモヤモヤ。

そんな矢先、ご近所トラブル再発。
以前、ピアノで揉めた例の下隣に住む女が1年ぶりに我が家のドアベルを鳴らす。
ここ最近は、練習時間もなかなか取れず、その日は1週間ぶりにようやくウォーミングアップをしようと意気込んでいた午後4時半。開始後10分。
1年前にはイタリア語で言えなかったことが今回は全部スッキリ吐き出せた。
大喧嘩したが、気分はスッキリしたのだ。(イタリア語って喧嘩に最も適した言語に思える)しかし、残念なことに数日後、娘の自転車シートが盗まれ、数週間後、屋根下に留めている
自転車とバギー(盗難防止用に両方をロックで繋いでいる)が、大雨の日に屋根のない場所にわざわざ移動されていた。
やはりあの女なのか? 
わざわざ子供の物を盗んだり、悪戯をするなんて、よほどメンタルが病んでる。

まぁ、そんな事がトントントンと起きたりしてベルガモに対するイメージは悪くなる一方なのでした。(他にも色々なことが積み重なったうえで)
しかし、本当に幸いなことに、ピアノを教え始めた生徒さん達、保護者の方に恵まれ、また、応援してくれる友人や知人がいるから何とか楽しいこと、やり遂げたいことに目を向けて
いられる。

あとなんといってもこの笑顔。
ベルガモが好きじゃなくても毎日笑顔で生きていけるのはこの人たちのお陰なのだ。





まもなくやってくる父娘同日バースデー。そろそろケーキの練習しなくちゃ。






今日はイースターです♪♪
日本の自動車運転免許証からイタリアの運転免許証への書き換えの手続きについてはこちら
で記した通りなんですが、続きがあります。


6月末頃に申請したわけですが、当初の予定では1ヶ月で手元に到着するとのことでした。
しかし、なんだかんだで最終的に手元に届いたのは12月半ばでした・・・。
何故そんなに月日かかったのか。実は、私の名前(苗字)に問題があったのです。
私は日本で主人と結婚後、複合性を取得しました。イタリアでは結婚しても妻は苗字を変えないので、例えばパスポートに氏名変更のスタンプを押してもらうというような作業やクレジットカードの氏名変更とか面倒な手続きが存在しないのですね。
イタリアへ引っ越してきた当初、滞在許可証と、Codice fiscale(納税者番号)とCarta d’identita(住民登録身分証明)を取得したわけなのですが、そこに表示される氏名はもちろん旧姓になるのです。(パスポートを元に作りますので)
パスポートの2枚目にどう訂正されているかなんてことは全く効力がありません。
写真のページが自身のアイデンティティとなります。
ところが、本人は複合性が苗字として生きてきているわけですから、当然飛行機のチケットも複合性であり、飛行機に搭乗する際もスタッフが2枚目をきちんと確認してくれますよね。


今回の申請にあたり、複合性がどうのということではなく、パスポートの2枚目の訂正と免許証の結婚後の氏名変更が大問題となりました。書類を揃えるにあたり、在ミラノ日本国総領事館で日本の免許証の翻訳をしてもらったのですが、当然書類に記されている現在の苗字は婚姻後の苗字になっています。
イタリアの陸運局に言わせれば、「滞在許可証、納税者番号、身分証明に書かれている苗字(旧姓)と、パスポートの2枚目(婚姻後)、運転免許証の氏名(婚姻後)が一致しないじゃないか!だから別人だろ!!!」と言うのです。もちろんパスポートの2枚目の意味も伝えましたが、そのシステムがないイタリアに通じるはずもなく・・・・。
領事館で旧姓の私と婚姻後の氏名の私が同一人物であることの証明を貰って来て、とのことなのです。その旨を領事館の担当者に説明したところ、どっぷりと溜息をつかれました。
「あぁ、イタリア・・・」と。
準備できるのは戸籍謄本の翻訳。これにきっちりと複合性への氏名変更の記録が記載されていますので、これで納得してくれなければ、もう他に手立てはありませんでした。
でもその前に、Carta d’identita(身分証明)を良く見てみると、主人の氏名が書いてるじゃないか!複合性は主人の苗字+自分の旧姓(例えば山田+スミス)なので、これが証明になるのでは???????
なりません。皆いい加減な運転するくせに、時間も守らないし、期限内に届けないし、荷物は適当にその辺に放置するくせに、なんでこんなに融通が利かないのか!!!!!
利きません。何人かのイタリア人にも聞きましたが、特に書類関係、一つでも揃わない、一致しないものがあると次に進まない、進ませない、完全に「NO!」なのだそうです。


面倒だけど、またミラノに出向き戸籍謄本の翻訳をもらって来て提出しなおしました。
この時点で、すでに5ヶ月が経過しておりました。
ちなみに、名前が一致しないから作業が止まっていることが判明したのは、こちらが「まだですか?」と問い合わせた4ヶ月半後のことでした。
偶然なことに主人の生徒が元陸運局の職員だったということがこの時点で判明し、口利きをしてもらって書類を再度提出した2日後には免許証がエージェントに届きました。
その人いわく、最初の申請の際に名前の問題がなければ、数週間後には免許証は手に入っていたそうです・・・。


領事館の方も仰っていましたが、結婚してパスポートの2枚目に変更のスタンプを押してもらっている方は要注意です。婚姻後氏名変更がない国はたくさんあります。なのでパスポートの2枚目のスタンプというものが通じない国もたくさんあり、日本からのある旅行者(既婚女性)がヘルシンキ空港のイミグレーションを氏名の不一致で通過できず、泣く泣く帰国せざるを得なかったケースがあったそうです。
これからイタリアに移住予定または長期滞在予定の既婚者の女性の方は是非、パスポートを新しく申請しなおしてから来ることを強くお進めします。
※氏名変更が通用しないのではなく、パスポートの2枚目というのが他の国にとってネックなのであって、パスポートの1ページ目(写真のページ)が自身のアイデンティティとなるのですから。
パスポートの有効期限内に新規申請は難しいそうですが、事情を説明すれば発行しなおしてくれます。というか、パスポートの氏名変更(2枚目にスタンプ)という仕組みはパスポート再発行という形にに早急に変更するべきだと思います。

ちなみに、モンゴル人の友人はただ今市民権の申請中なのですが、モンゴルでは、子供の苗字は実父の名前を継承するのだそうで、例えば、本人の名前 ハナコ、父:山田 マサオであるとすれば、本人の名前はマサオ ハナコ になるのだそうです!
それにより、申請書類を揃える上で、父と娘の苗字が一致しない!!!!! というイタリア人の拒絶反応が起こり、手続きに大変な労力と時間がかかると言っていました。
イタリアはまだまだ沢山のことが後進国。納得できないこと、面倒なことが沢山ありますが、
日本とイタリアの間に免許証の変更を許可する合意があることは奇跡であり、これ以上に感謝することはないといっても良いでしょう。



久しぶりにイタリアのことを書きました。
最近あった「ストレス大爆発」のことも忘れないうちに書こうと思います。




〈よく見かける駐車場での光景〉