受動喫煙の防止対策を、条例やガイドラインで定めている自治体も増えてきました。
先日、ある都内のチェーンレストランの店長さんから「先月の客数は前年の116%に成長した」という話しを聞きました。
何をしたのかというと、単に「店内終日禁煙」を実施したそうです。
ランチタイムの客数は変わらず、ディナータイムの家族連れの客層が大幅に伸びたそうです。
また、近隣には全席禁煙で大繁盛している焼鳥屋もあるそうです。
禁煙にすると、足が遠のく客もいますが、代わりに、禁煙だから選んでくれるお客が圧倒的に多く
なったということが数字として現れています。
飲食店を運営している側から見ると、「禁煙だから選んでくれるお客様」という見えない数字に
意識は遠く、目先の今来てくれている喫煙者を大切にしがちです。
でも、今の時代、こういう考え方では環境の変化についていけなくなります。
私の知る限り、このチェーンでも既に10年程前一部店舗で終日全席禁煙を実施した際に
客数減という結果に終わり、失敗したことがありました。
その頃と、今では環境が変わり、レストランで禁煙するのは当たり前という風潮です。
ちなみに、厚生労働省が発表している全国の喫煙率の調査結果では
今から10年前の平成14年度で
男性喫煙率 49.1% 女性喫煙率14%
平成24年では男性 32.7%、女性10.4%です。
(出典:成人喫煙率(JT全国喫煙者率調査))
つまり、現在はタバコを吸わない人が男性では68%、女性では90%もいるわけです。
特に、飲食店ではタバコに対する非喫煙者の反応はシビアに現れます。
そのほとんどが声にならないクレームだったりするのです。
ということで、今一度、お店での禁煙、分煙の対策について
見直しをしてみてはいかがでしょうか?
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