もう8月ですね。真夏なんですね。暑いっ!
色々あった7月ですがそれはおいといて、
今日は神戸大丸にて開催されているミッフィーの展示をみてきました~
http://www.asahi.com/event/miffy/
すごい!
シンプルな線だったりモチーフだったりするのですけど、
マネしようと思えばだれでもかける反面、完璧には難しく、
ここまでつきつめられて来た線の考えが濃密で、
じっくりと見れば見る程感動してしまう作品でした。
今までもミッフィーの絵はいろいろな所で当たり前のようにみてきて気付かなかったけれども、
展示、というカタチで見直すとグラフィックデザインとしてもすごく考えられているから
可愛い!という目線と、すごい!という目線両方から見れました。
それもそのはず、生みの親であるディック・ブルーナはもともとはグラフィックデザイナーで、
今も絵本も、グラフィックの仕事もされているのだそう。
最初の方に展示されていたポスターのデザインや、本の装丁イラスト・デザインをみるだけで、
「これがあのデコレーションけばけばしい建築のヨーロッパから産まれたデザインなのか!」
と思うくらいのシンプル、だけどすごくセンスにあふれたデザイン。
きっとディックブルーナは日本の桂離宮とか見たら喜ぶだろうな~と思いました。笑
55才おめでとうという各業界人からのカードには、
今をときめく佐藤可士和さんや好きな絵本作家の酒井駒子さん、荒井良二さんやMAYA MAXXなど
世界から注目される日本人や外国の人が絵や文字を書いていて
それもすごく面白かったです。
深澤直人さんによるスツールやテーブル、
ファッションブランド ミナ・ペルホネンによる、ミッフィーのためのコートなど
ほんとにすごい才能がこの展示のために集まっていてそれも面白かったし、
単純に可愛い!と思う人から、デザインやアートの人からも愛されるディック・ブルーナの
すさまじさをみました。
でも本人の映像みてると、普通のおじいちゃんで。そういう所もよかったです。
満腹です!
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