ソナムさんの説法で「外へ外へ行くんじゃなくて、内にすべてある」と説かれたのに
外へ外へと行ってしまっています…笑
でも、これもよかったです。天保山サントリーミュージアムでの展示。
なんか今年一杯で展示活動が終わるみたいで、もったいない。
面白い展示が多かったのに。
サントリーがんばって!!!
レゾナンス、訳語の通り「共鳴」をテーマに、立体から映像、インスタレーションまで色々な現代美術を展示。
草間彌生からデュマスなどの著名な美術家からこれからの人まで。
それぞれに垣根なく楽しめてみれた。
共鳴、というテーマを念頭に置きながら見て行くと
「これはこれとこれが共鳴しているのかな~」「あれとそれもあるな」など
色々考えられて面白い。
ジャネット・カーディフのスピーカーで囲まれて聖歌を聞くのが面白くて、
人間で一番強い表現力はもしかしたら声かも!と思ったくらいだった。
でも目を閉じて歩いて聞いてみると、すべてのスピーカーが同じ高さなので、
一人が一つのスピーカーに置き換えられているとの事なので、
子供だったら子供の高さとかにしてたらよりリアリティがあってほんとに人がいるみたいになりそう。
すごくリアルに見えるけど、そこをあえて統一する事でフェイクを思わせているのかも。
この作品も、ミニマルだけど個人的にすっごく好きな作品。
白い大理石に、白いタイル?
かと思ったら…表面張力で生めかしく光る、ミルク。
ミルクは生命をあらわす、とか色々説明が紙にかいてあったけど、
単純にこれは見た目だけですごく惹かれた。
他にも色々あってサントリーミュージアムのHPにまだいくつか作品がみれますが、
それぞれに面白い表現があって面白い。
自分が世界に共鳴するのは、なにか。