高知の市立美術館からタクシーで10分くらい山を登った所にあるこの記念館、
内藤廣設計。
前々からこの建物は見たくてしょうがなかったのだけれど、ついに見学できた。
建築だけじゃなくて、展示されている植物画の緻密さも恐るべき芸術です。 ボキャブラリーがでてこないくらい、「心地良い」空間だった。ひたすら。あの屋根のフォルムも綺麗だし、遠くからみた感じだと山の傾斜に従うような形。屋根の構造の集成材の連続も素敵。特に好きだったのが、うづくりされた床材の木。靴の上からでも素材感がわかるくらい素敵だった。囲むようなプランに、囲まれた庭には水が流れていてその音もいいし、雨樋のしたに石をおいて池にして装飾しているのとか。。。景色の見え方とか…ほんと、心地よい。ちひろ美術館とか行った人はたいがい「いい所だった」という通り、きっと内藤さんの設計した建築は、心地いい建築が多いのだろう。な。次回は牧野富太郎の展示について…