普段、筆記用具は多色ボールペンを使っています。
黒・赤・青・緑の4色と、シャープペンシルがついているものです。
便利な多色ボールペンですが、「シンプル」とか「ミニマル」に携わっている者としては、この多色ボールペンという存在はけっこう厄介なんです。
考えてみてください。
多色ボールペンはシンプルですか??
多色ボールペンと単色ボールペンを比べたら、もちろん単色ボールペンの方がシンプルだと言えるでしょう。
だけど何本もの単色ボールペンが詰め込まれているペンケースを見て、シンプルだなとは思えないですよね。
なので、僕は「一本で済む」というところをとって多色ボールペンを採用しています。
この「単色と多色 どっちがシンプルなのか問題」は僕の中でずーと考え続けているテーマなのですが、「物」と「事」を切り分けて考えることで、一通りの解釈ができています。
「物」とは存在する物質のこと。
ボールペンの話では、ボールペンの本数です。
「事」とは人間の行動のことです。
黒の線を書く、赤い線を書く、といった行動を指します。
ボールペン本体の機能でいえば、色の数ということになりますね。
「物」の視点からでは、単色をたくさん持つより多色を持つ方がシンプルであり、「事」の視点では単色たくさんも多色も同じです。
単色ボールペンを一本だけ持つ場合は、「物」も「事」も最もシンプルになります。
もちろんだからといって黒のみのボールペンを持つべきだと言いたいわけではありません。
自分のライフスタイルに合わせて、「物」「事」両側面から整えればいいと思います。
最近はシンプルやミニマルについて語られることも多いですが、どうも「物」の視点に偏っているようにかんじます。
例えばiPhoneなんかはミニマルの象徴で、確かに一つのスマホでたくさんの事ができますが、iPhoneの中がたくさんのアプリで散らばっていてはミニマルとは言えないでしょう。
つまり、形だけではなく中身も整える必要があるということですね。
何事もバランスが大事です!
