オーバーホール その9 フロントディレーラー編 | いじってなんぼ

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素人自転車乗りのメンテナンス記録

 作業が順調にいかないと,写真を忘れます💦
なので,事後の写真でございます。
 
さて,フロントディレーラーはライナーが入ってるし,大変なのは調整のみと高をくくっていたら,ワイヤーが出口から出てくれません💦
ライナーを外して調べてみると,シマノのワイヤーのコーティングが詰まっていました。
 
こいつ。。。 本当に嫌いです。
 
ライナーを外したので,戻そうとしましたが,ごらんのようにライナーの出口はほぼライナーと同じ大きさです。
 
BB側から入れることは不可能なので,ワイヤーを上の小さい穴から通してライナーを誘導することにしました。
ワイヤーはBBのシャフトのリア側に通さなければいけません。
どのワイヤーもBBを回り込むようにして配線しますよね。
 
しかし,ワイヤーには張りがあるので,まっすぐ下に垂れてくれません。いろいろ試行錯誤して,古いライナーに折癖をつけてBBのリア側に誘導することができました。

 
 なんとかワイヤーが通ったので,フロントディレーラーに取り付けます。
・ FDのアームのワイヤーを留めるところにワイヤーを通す。
・ アームをグイっとフレーム側に押し込む。
・ ワイヤーを引っ張り,押し込んでいる親指でワイヤーを固定する。
・ 空いた手でボルトを締める。
 
とてもややこしいですね💦💦💦
 
これができるまではFDの調整がうまくいきませんでした。
しかも,この押し込む加減が結構大切なのです。
今回も2回やり直しました。
 
 FDの次はブレーキです。
ワイヤーはブレーキを手で閉じ(効いた状態にする)て,仮に固定します。 それからギュっとブレーキを握って初期伸びを出します。
舟を固定するボルトを緩め,トゥインの器具をセットし,そのままブレーキを締めて固定します。
締めたままだと両手が使えないので,バンドでブレーキを固定します。
それから舟の位置を調整して固定します。
 
 最後に,余ったワイヤーを切ってカバーを取り付けます。
 
 
 
 注文したブレーキのアウターが届いたのでフロントブレーキのワイヤーを張ります。
アウターがスパッと切れました。 手ごたえも軽かったので,切るポイントみたいなものが存在するのを確信しました。
しかし,見た目で見極めるのはまず無理です(笑)
 
 ブレーキを握ると取り付ける部分が出てくるので,ワイヤーを差し込みます。
 
 アウターに通して,アウターはSTIに差し込みます。
 
 最後にバーテープを巻きます。
再利用にしてはキレイにできたかな\(^o^)/
 
 しかし,なんかおかしいと思ったら,前回は巻きが逆だったことが判明しました。なので,巻き始めと最後を入れ替えて巻きました。
これは今まで気付かなかったので,次回新品を巻くときは確認したいと思います。
 
 普通のハンドルよりも巻く範囲が短いので,余るかと思いきや,ギリギリだったので,STIのところで2重に巻けず,隙間が空いてしまいました。
 
長くなったので,まとめは次回に