シルク 泥まみれ | いじってなんぼ

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素人自転車乗りのメンテナンス記録

一昨日のライドのあと、くしゃみと鼻水がすごくなり、風邪をひいたかと思ったのですが、

一晩寝たら症状は治まりました。

自転車を始めてから病気らしい病気をしなくなりました。

今回のも、もしかしたらアレルギーの類かもしれないけど、

これぐらいで済むのはありがたいことです。

 

さて、じつはシルク シェイクダウンの折に、ちょっとした事件がありまして、

カメラを持っていながら例によって撮り忘れていたので、いいか、と思ったのですが、

その後の話もあったので書いてしまいます。

 

「Cafe Hanana」から「ひるくらいむ」に向かう途中に、

筑波山から砕石だか山砂を採集するところがあって、ダンプが多いせいか、

道路が良い具合に波打ってて、とても走りにくいので歩道を走ってたんですよ。

 

すると、雨に流れた土埃が歩道に溜まっていて、

カミサンはそこに見事に突っ込んでしまいました。

 

落車はしなかったものの、粘りのある泥がタイヤにこびりつき、

それをブレーキがしごき取る形になってました。

 

とりあえずその場は手で取れる範囲で取り除いてサイクリングを続け、

明けて昨日の日曜に掃除をしようとしたらこんな感じ。

カミサンは帰るまでに綺麗にしておくようにとのたまって東京に遊びに行きました。

あれ…ここは魔王軍?

 

ブレーキのすきまに泥が噛みこんでいて、ブラシでは取り切れません。

水で流した方が早いかと思ったけど、

仕事で使うコンプレッサーなどを駆使してなんとか復旧

 

ホッとした心のすきまに「しくじりの神」が降臨されました。

 

ホイールをセットして、ブレーキのリリースレバーを戻そうとしたときにザリザリ感が!

どうやら泥を噛みこんでいる様子。

 

レバーだけ外して掃除できないかな~

とりあえずネジをゆるめると

 

バコッ!

 

という音とともにパーツが飛び散りました。

いや、音はしなかったんですが、僕にはそう聞こえましたw

 

ブレーキケーブルをつけたままで作業したのが悪いんですね。

 

急いでパーツを集め、掃除して、フロントのブレーキを参考にして組んでみました。

何とか復旧したと思ったら、クリック感がありません。

フロントはクリクリ鳴るんだけど、治したリアは鳴りません。

試しに105のを回してみるとクリクリ鳴りません。

 

まいっか!

 

バカモノ! イジリストがそんなことでどうする!

 

本来ならここでコーヒーでも飲んで気持ちを切り替えて対策を練るところですが、

冷静なので続行。

 

ブレーキのスモールパーツをネットで検索すると、

レバーのパーツに2個の部品を組み込むことになっています。

 

よく見ると1個はレバーに残っていて、どうやらバネみたいです。

もう1個はものすごく小さいパーツです。

幸いなことに、ほどなく見つかりました。

ベアリング球でした。

 

作業場の床は土間になっており、落としたあとに知らずに踏みつけたらしく、

半分土に埋まっていましたが、キラリンと光ったので発見できました。

コンクリとかフローリングだったら、転がってお無くなりになってたかも(汗

 

これとバネでクリック感を出してたんですね。

でも、途中で止めたりしないものだから、クリック感がなくても良いと思うんだけど…

実際105にはないし… 

高級感?w

 

ちなみに、今回のリスクの費用を出してみると;

設計図中⑥のパーツはまとめ売りなので1166円です。

ベアリングのみを入手する知識・手段があれば、それだけで済みます。

 

それにしてもあらためてみると、最低だなぁ(汗

しかし、正しい手順を踏んだとしてもあの構造がわからなければ、

レバーを外した瞬間にベアリング球がぶっ飛んでたわけで、

なんというか「ケガの功名」というか「不幸中の幸い」でした。