出会い系の元祖は?
って言ったら、
NTTの伝言ダイヤルだと思う。
4ケタの好きな番号を入力して、メッセージを入れとくやつ。
これ、
もちろんNTTさんとしては、
家族や友達への伝言版みたいな使い方を想定して作ったはずだけど、
特定の番号、
例えば、3341#(さみしい)なんかは、
寂しくて出会いを求める人たちの伝言版として使われるようになっていった。
俺もけっこう物好きだから、利用したんだわ。
若い頃。
もちろん結婚前。
1980年代。
歳バレバレ(^^;)))
で、
その数年後、
ダイヤルQ2サービスってのが始まった。
電話をかけると、
「このサービスは、通話料の他に、6秒ごとに、約、10、円、の、料金、が、かります。」
って案内が入るやつ。
で、
このサービスに目をつけたのは、
知的な情報を流す業者ではなく、
恥的な情報を流すエロ業者ばかりやった。
様々なエロ番組ダイヤルができていった。
女子寮の夜の声ダイヤル(^人^)
女学生の放課後ダイヤル(^人^)
人妻の秘密ダイヤル(^人^)
興味津々(*^^*)
そして、
このダイヤルQ2サービス、
出会い目的のサービスにもよく使われるようになったんだね。
この頃が、
出会い系が、わりと一般的に知れ渡っていった時期なんじゃないかと思います。
6秒で10円なんて、わけねえやと思ってると、
たいへんなことにもなるんですね。
このサービス、
女の子はフリーダイヤルでかけるから、
気軽な話し相手みたいな感じで、
時間を気にしないで利用する。
気がついてみたら、
「貴方の伝言ボックスに、25、件、の、伝言、を、お預かりしてます。」
なんてなってて、
その伝言を聞くだけで、そうとう時間がかかる。
サクラじゃないことを信じたい。
実は、
物好きな俺。
利用してみたんだ(^-^;
で、
月16万の、
請求がきた(>_<)
今ならまだいいが、
働き初めの頃の俺が、
この16万の弁財に、
どれほど苦労したか(>.<)
これが痛い教訓になって、
以降、出会い系サイトはもちろん、
怪しい商材なども、
お金がかかりそうなやつは、
いっさい手出ししないようになった
のは、
よかったとは言えるけどね。
若気の至りってやつか?
ん?
エロさ絶頂期だったかもです(--;)
しかし、
言いたいのは、
この1980年代あたりを境にして、
人びとの出会いの形態が、
かなり変わっていったんじゃないかなってこと。
それまでは、
異性との出会いって言ったら、
同じ学校や職場、
通学のときの一目惚れ、
友達からの紹介、
そうじゃなければ、
旅先、
ユースホステル、
キャンプなど、
雑誌の文通相手募集コーナーなんてのもあったにはあったのだが、
ほとんどはリアルな出会いばっかしやった。
1980年代以降、
通信手段も多様化し、
今までにはない新しいサービス産業が増えたように思います。
で、
出会い系の業者が登場!
実は、
結婚相談業ができはじめたのも、
この、1980年代頃だったかと思います。