スタート地点に立つと、大会関係者よりコースについての説明。
「いきなり4キロ上りです。楽しいですね。
そして下ります。
3回目の給水所を終えると、そしてゴールに向かってまた4キロ上ります。
すっごく楽しいですね。
自己ベストを出そうっと思っている人、絶対、出ません。
意識の軌道修正を」。
えっ?
そいえば、コース概略すら見ていない、自分に気づく。
自己ベスト、絶対出ません!
いやいや、初ランが遅すぎたから、ボクには関係のないコトバでしょ。
ドーン!。
おっさん、グループ、集団で行こうと思ったが、
いや密かに「自己ベスト」を狙うボク。
30秒だけ付き合って、自分に挑戦。
まずは適当な“尻”を探すが、めぼしいものがあっても、
やっぱ、皆さん速い。ついていけない。
スタートからゆるやかな上りではあるが、
最初の1キロは7分で入る。
デジタルではないが、
父の日の前プレゼントでもらった、
「フランクミュラー」ならぬ、
「フランク三浦」。完全非防水。
これでラップを図るという計画。
肺も苦しくない、足もまだまだいける。
順調。
上りというほど、きつくなく、
4キロ超で折り返し。
おっさんグループの中では、ダントツ1位。
折り返して、どのぐらい差があるか、自分なりに目視。
税理のセンセ、洋介オヤジ、まっつぁん。
5km地点ですでに1キロ以上ついていると判断。
ここで洋介オヤジにリベンジすることは確定。
その後も順調。
下りは一時、5分台のラップを刻み、
スタート地点へ戻って、上り。
今度の上りは明らかに、上り。
きつい。
でも、イッチ、ニィ、イッチ、ニー。
給水は2回。しかも山の水。ぬるい。
素敵なステーキは、ない。
なんとなく、おっさんたちが「5000円も払っているんだ!」という言葉に
賛同したくなったと思ったとたん、下り。
うわぁー、足が勝手に動く。
左アキレス健に経験したことのない痛み。
スピード緩めないと、こりゃ、キレるわ、という痛み。
と、思ってたら、
17キロ地点、最後の給水所が見えた。
フランク三浦は、11時44分。
え? 残り4キロ強を 平均6分で走れば、12時10分。
おっ! 自己ベストを約10分縮める快心の走り。
「不惑40にして、進化する」。
ブログのタイトルが決まった。
ところが、
ゴールまで4.2km。
給水所を左折すると、最後の上り? 絶壁でしょう? これは。
なぜか、細谷君(中学時代の同級生)の頭が目に浮かんだ。
実際の傾斜は4度らしいが、
今までラップ8分でしか走ったことのない男が、
標高1500mの中をラップ6分台で走り抜けた男に、余力はなかった。
どうかんがえても、歩いたほうが速いでしょ。
うん、歩くのも辛い。
でも、頑張りましたよ。
2時間27分4秒。
最後の4キロに35分費やす、大失速。
でも、おっさんに勝ったから、いいや。
つづく。





