富山の釣友から電話が入る。

「7月の2週目、空いてる?」

「もし、良かったら仙台サーフに」

偶然にも、その週は「山の都ふれあいコンサート」の送迎をしなくても良い日。

「空いてるよ」

3年ぶりの杜の都へ釣行のお誘い。

 

この時期になると、仙台サーフはマゴチやカニの釣果にあふれる。

二つ返事で「行くよ」

 

ふと、思い返してみれば2月20日に釣行して以来、サーフの釣に行けていない。

富山のホタルイカ掬いを除いて。

 

それに、もうしばらくブログも書いていない。

ネタがないし、仕事がバタバタでなかなか時間が取れずにいる今日この頃。

在宅勤務も週3の本社への勤務に変わり…片道2時間の通勤でクタクタ。

 

そんな折に、釣行のお誘いとはとってもありがたい。

 

前日の金曜日は、野暮用もありもともと有給休暇を申請している。

どうせならと週明けの月曜日も有給休暇を申請してみた。

4連休…だいぶ体力も落ちて覇気もなくなった体にはきついと思い…。

歳を重ねたせいか、翌日に影響が出ることはなくなり、2~3日してから来る疲労。

 

釣行までは1か月余りの時間があるので、ゆっくりと準備。

ラインを巻き替えたり、ルアーのフックを交換したり、魔界で新しくルアーを補充したりと釣行前も楽しい。

 

富山の釣友に野暮用があるので、集合は「鳥の海」に土曜日の14:00と連絡が入る。

台風4号が温帯低気圧に変わってから、東北では影響があり降雨が続いている。

一時は、仙台をあきらめて遠州へという話しもあっただが、結局、仙台サーフに落ち着いた。

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土曜日の5:00に神奈川の社宅を出発。

10:00くらいには集合場所につく予定で、永福の料金所まで下道でゆっくりと走る。

土曜日ということもあり、首都高速はそれほど混んではいなくて、常磐道へ予定通りに。

 

「そろそろ休憩しませんか?」とナビからメッセージが…そのたびにサービスエリアで小休止しながら北上。

集合場所に着いたのは、14:15。

富山の釣友から「野暮用で少し遅れる」とメッセージが届き、一人で3年前のポイントを下見。

風が強く、海は少しうねりがあり白く濁っている。

それでもアングラーは9人ほど確認できた。

 

「春日SAのミニストップで待ち合わせしましょう」とメッセージがあり、鳥の海スマートICから常磐道へ。

県北サーフで初日を迎える。

 

写真ではよさげに見えるのですが、キャストするたびにごみ(海藻等)が掛かってくる。

 

天気男なので、天気は良いのですが、海況に恵まれない。

 

一部のポイントでごみがほとんどないところへと移動し、3人でキャストを繰り返す。

周りにはアングラーの姿が等間隔で、10人くらい。

 

トラブル発生。

リールのラインストッパーにラインが挟まって、そこから「プツリ」と切れた…。

こんなことってある?

心が折れて、一人車に戻る。

釣友は、カニをキャッチしたり小さなマゴチを釣り上げる状況。

 

独りでキャンプ用の椅子に座り海を眺めてました。

カップヌードルのカレー麺をほうばっていたのはここだけの話し。

 

再度、入砂して20:30まで3人でキャストを繰り返し納竿。

ロッドが弧を描くことなく、初日を終えた。

 

明日、入砂するポイントを確認しながら今日の温泉と宿泊地を決める。

温泉は、『大江戸温泉コロナの湯』(パチンコ店が併設された大きな温泉)

 

 

夕食は、深夜にも関わらず『半田屋』で

「塩サバ定食」風な御膳、おろしが合います。

 

宿泊地は、入砂するポイント近くのファミリーマート(宿泊というよりは、3時j間程度の仮眠)

3:30起床で、ポイントへ…もう、薄明でした。

 

4:00に入砂、少し状況を見ながらサーフへと堤防を下る。

駐車場所では引き返すアングラーもいたのですが、サーフには20数名の姿が…ここが県北サーフか。

 

ゴミはほとんどないけれど、白く濁りがあり波はザバザバ。

「これで釣りになるのかな?」と思いつつキャストを繰り返す。

 

入砂のタイミングで先行していた富山の釣友が目の前でマゴチを釣り上げたので、少しだけテンションが上向きに。

 

キャストして、着底させてからストップ&ゴーで1バイト、フッキングさせられなかったが、生命感あり。

その後は、巻の釣を繰り返すも反応が得られず。

 

自分のスタイルに変えることに。

キャストして、着底とここまでは同じ、糸ふけを取ってステイ(簡単にいえば餌釣りのような感じ、ルアーで提灯釣りです)

これは、ルアーのスイミングバランスが良くないとできないのですが、底からほんの少しだけ浮かせて「プルプル」するのを感じながら、再度、着底したら糸ふけを取ってとこれの繰り返し。

単に『巻かない釣り』といってます。

 

山梨県民(海なし県民)なので、渓流で餌釣りやフライフィッシング(ニンフ)を幼い頃からやってきたので感覚的にやってます。

『自然に流す』のがポイント。(波にラインが食われたときはラインにテンションをかけて波から外します)

 

この釣りができるのは、フリッパーやスピンビームなどのジグ系、ウェッジやアクシオン、ドリフトスイマーなどのシンキングミノー、ハウルなどのワーム系を多用します。

ルアーごとに若干ですが、釣り方をかえることが必要です。

 

3年前は、仙台のサーフでは「メタルドライブ」一択でマゴチもカニも結構な釣果を得ました。

今回も、最初のルアーはメタルドライブ32g(3年前はヒラメゴールド、今回はピンクチャート)で狙います。

下げ始めた海に向かってキャスト、目の前は払い出しがありなんとなく良さそう。

着底してから、糸ふけを取ってロッドを少し高く上げあたりを待ちます。

「ゴゴン」と生命感がロッドから伝わり、緩めのドラグが鳴りロッドは弧を描き、「グイグイ」とマゴチの首振りが伝わります。

 

 

 

上がってきたのは53.5cmのマゴチ

 

ピンク系はやっぱり釣れる。

なのでウェッジに変えても!

これも良いサイズ、下の写真は同じマゴチです。

49㎝でした。

 

 

次に最も信頼するルアー、フリッパーの堀田イワシで

ちょっとサイズは小さすぎた…。

 

今回は、カラーはすべて『ピンク』でした。

2本はその場で締めてお持ち帰り。

カニが釣れなかったのが残念ですが、富山の釣友をはじめ、当日ご一緒させて頂いた釣友は全員安打。

内、一人は鮃もキャッチ。

 

私の隣でも45㎝のヒラメが1枚上がりました。

入砂したアングラーのほとんどが釣果があったと思います。

来年は、カニのリベンジだな。

 

午前中で納竿して、鳥の海近くの食堂で期間限定の「太刀魚の唐揚げ定食」を頂き、鳥の海ホテルの温泉で一息。

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堀田さんが番組でアイドルと食べた食堂も考えましたが…。

ずーっと浸かっていようかと思いましたが、寝落ちしそうで1時間くらいで出てきました。

 

富山の釣友とはここで現地解散。

鳥の海スマートICから高速で帰宅…が、首都圏に入ったところで大渋滞。

ナビ通りに車を走らせると、環八から調布を抜けて…なんかとんでもない道を走って。

社宅に着いたのは20:05でした。

13:00くらいに高速乗ってから7時間余り、疲れました。

 

帰宅してから、マゴチを捌いて(大きい方はメスで卵があり、小さい方はオスで白子が羽織ってました)

アラと卵と白子でお汁を作って、そうめん(熱盛)頂いて就寝。

身の方は、塩水で洗ってピチットシートに包んで車載用冷蔵庫0℃で熟成させてます。

漬け丼が楽しみです(^^♪

 

次回は、いつどこに出掛けようかな?

遠州サーフ、鉾田サーフ、それとも千葉サーフ…西湘サーフ?

 

富山の釣友よ、楽し時間をありがとう。

感謝感謝

 

 

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