温風至(あつかぜいたる)は7月7日~7月11日ごろ
温風とは、温かい南風のことを表し、この風を「白南風(しろはえ)」ともいいます。
暦の上では、季節は「晩夏」…まだ、梅雨明けしていませんけどね。
最近では全く書かなくなりましたが、夏の便りである暑中見舞いはこの頃の風習です。
小暑(7月7日頃)から立秋(8月7日頃)を目安に送り、立秋を過ぎてからは「残暑見舞い」になります。
最近は、電話やメール…それにWebでカメラ使って会話ができる時代ですから、こういった習慣も少しづつ薄れていくのでしょうね?
話は戻って、温風が吹く頃は梅雨が明けて、湿った暖かい空気が流れ込みやすくなるため雷雲が発生しやすく、突然の雷雨や突風が起こることがあります。
この頃から、避雷針ともいえるロッド(竿)…河川での釣りやサーフなどの開けた場所での釣りも、例外なく注意が必要です!
キャンプでも、落雷や突風には注意が必要ですね。
南風(はえ)には2つあって、梅雨の初めに黒い雨雲の下を吹く南風を「黒南風(くろはえ)」、梅雨が明けて白い巻雲や巻層雲が空に浮く頃に、そよそよ吹く南風を「白南風(しろはえ、しらはえ)」といいます。
季節によって感じる風を自然になぞらえて呼び名をかえるなんて、とっても風情がありますね。
最近は、自然破壊も進んで…その結果、自然災害も増えたように感じます。
熱海市の土砂災害、被災された方々のご冥福と早期の復興をお祈りします。
日本には、少なくとも二千以上もの風の呼び名があって、「身に覚えのある風は、名前を持っている」といわれているのも、日本人ならではのものではないでしょうか。
サーフではそろそろ、シイラ(マヒマヒ)が釣れる季節ですね…。
カルパッチョ、ムニエル、照り焼き、フライとビールの肴に、でも鮮度管理が悪いとヒスタミンが生成されるので要注意ですね。
ヒスタミン食中毒は、ヒスタミンが高濃度に蓄積された食品、特に魚類及びその加工品を食べることにより発症する、アレルギー様の食中毒で、ヒスタミンは熱に安定であり、また調理加工の工程で除去できないため、一度生成されると食中毒を防ぐことはできません。
ヒスタミン中毒を発生させるヒスチジンを多く含むマグロ、カジキ、カツオ、サバ、イワシ、サンマ、ブリ、アジなどがあり、、ヒスタミン産生菌の増殖と酵素作用を抑えてヒスタミンを生成させないようにするため、魚は死んだ瞬間から喫食までの一貫した温度管理が重要です。
魚のエラや内臓は釣果後(購入後)できるだけ早く除去し、すぐに氷を入れたクーラーボックスなどへ保存しましょう。
また、食べたときに、唇や舌先に通常と異なる刺激を感じたりしたら、食べずに処分してください。
鮮度管理さえしっかりできれば、シイラの刺身も堪能できますよ(^^♪