七十二候は芒種の末候に変わり、青々と大きく実った梅の実が、黄色く色付き始める頃となります。
「梅の実が熟す頃の雨」ということから「梅雨」になったともいわれていて、梅雨時である陰暦5月を「梅の色月」と美しく言い表した言葉も使われています。

梅は、実が万病に効くとされ、奈良時代に薬用植物として中国から伝わった植物。
梅雨の時期は身体の免疫力が落ちるといわれていますが、クエン酸が豊富で疲労回復、食欲増進の作用がある梅干しは、古くから重宝され殺菌作用も強いので、食中毒の予防にも役立ことは知られています。

梅を使ったリカーには梅酒があります。
梅には、「殺菌作用」に加えて、梅には「デトックス作用」や「抗酸化作用」もあるため、美肌作りに良いといいます。
肌の雑菌繁殖を抑えると、ニキビ予防になり、腸内の老廃物や有害物質を取り除けば、肌の調子もダイレクトによくなる…はずといわれていて、梅酒はミネラルをたっぷりと含んでいるので、肌だけでなく、髪の毛やツメのツヤを保つ効果も期待できます。梅酒は「薬酒」の一つに括られることもありますが、「美容酒」という一面を持っています。

聞いた話ですが、梅酒の爽やかな香りはベンズアルデヒドといって、アロマテラピーに相当する効果があるといわれ、この香りを嗅ぐことで大脳からアルファ波が出て、心も体もリラックスできるそうです。

飲兵衛の私は…アルコール度数が高めなブランデーで作った梅酒が好きなんですけど…ついつい飲みすぎて肝臓に悪いですね(笑)
夏場は、ビールよりも梅酒のソーダ割の方が好みです(^^♪

梅酒の作り方は次のようになります。
【準備】
・青梅1㎏
・氷砂糖1㎏
・ホワイトリカー(またはブランデー)1.8リットル
・保存容器

【作り方】
1.青梅を水でよく洗い、1時間ほど水につけてアク抜きします
2.水気を拭き取り、一つひとつヘタを竹串で取ります
3.容器に青梅、氷砂糖を交互に入れています
4.ホワイトリカーを入れて蓋をして、冷暗所で保存
 約半年くらいで飲み頃になります
 ※2週間ほどの間は、梅が液につかるよう、たまに揺すってあげるのがポイント!

クラッシュした氷を入れたグラスに梅酒の原液を好みの分だけ入れて、炭酸水を注げば梅酒ソーダの出来上がり。
夏場の一杯に!

最近では、この時期に梅やホワイトリカー、保存容器はスーパーで購入できるし、Amazonなどでも購入可能ですから、果実酒作りとしてトライしてみては?

私は、チョーヤの梅酒で満足してますけどね(笑)

それと、やっぱり梅干しが良いですよね。
釣行の際には、梅干しの入ったおむすびや梅干しをスルメと一緒に日本酒のつまみにしたり…キャンプにも良いですよ。
他にも、梅和え(梅肉和え)として利用して塩分補給や酸味の効いた肴に!

そうそう、梅干しを焼いた「焼き梅」はダイエットにも良いとか…レンチンでも良いのそうです。

 

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