私の実家がある塩山市(現、甲州市塩山)は、中央線の塩山駅に「日本最古の日の丸のあるまち」と書かれた石碑がある通り、日の丸に縁が深いところ…。
山梨県の有名な戦後武将といえば、「武田信玄」…現在、存在する「日の丸」の旗は、山梨県神金村(山梨県東山梨郡にあった村で、現在の甲州市北東部、国道411号沿線にあたります)の遺宝から発見された物で武田家所有の旗。
天正10年(1582年)に武田勝頼が一族とともに天目山の戦いで滅亡した時、武田家の家宝である 「日の丸の御旗」、「孫子の旗」、「諏訪神号旗」、「馬標旗」(武田家の末裔といわれた三菱創業の岩崎彌太郎の家紋「三階菱」の元になったといわれる)などを山伝いに運んだとされています。
現在も六旒保存されていて、山梨県指定文化財に指定され、雲峰寺の寺宝として保存されています。
出典:雲峰寺HP
雲峰寺(うんぽうじ)は、山梨県甲州市塩山上荻原にある寺院で、青梅往還を大菩薩峠へ向かう登山道沿いに立地しています。
大菩薩峠に登山される方なら、雲峰寺は聞いたことがあると思います。
雲峰寺の詳細は、雲峰寺ホームページを見てください。
「日の丸」は日本の国旗で法律上は「日章旗」と呼ばれています。
1999年(平成11年)に公布・施行された「国旗及び国歌に関する法律(通称:国旗国歌法)」の規定で定められています。
〇旗の形は縦が横の3分の2の長方形
〇日章の直径は縦の5分の3で中心は旗の中心
〇地色は白色、日章は紅色
〇上下・左右対称
隣国から執拗に非難される、主に自衛隊で使用されている日章と旭光を意匠化した旗、「旭日旗(きょくじつき)」、ちょっと詳しく書くと、光線(光条)が22.5度で開く16条のもの(十六条旭日旗)。
少し前は、バイクで集団運転をする方々が使ったり、今では「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎の耳飾りでも知られています。
竈門炭治郎の耳飾りは「太陽神に対する祈り」の意味。
江戸時代の1854年(安政元年)に日本船の船印として幕府に採用された「日章(日の丸)」の幟は、1859年(安政6年)に「日章」の旗(「日章旗」)になり、また事実上の日本の国旗(御国総標)となりました。
1954年(昭和29年)に発足した陸上自衛隊では旧陸軍時代の軍旗を元に考案された八条旭日旗の「自衛隊旗(連隊旗)」が、同じく同年発足の海上自衛隊では旧海軍時代の軍艦旗と同じ意匠の「自衛艦旗」が採用され、今も旭日旗が使用されています。
身近なところで探せば、缶詰のメーカー「あけぼの」のブランドマークだったり、アサヒシューズの履物ブランドのロゴ、朝日新聞の社旗…アサヒビールの名前の由来にもなっています。
もっとも、四角い弁当箱に白飯を詰めて梅干しを真ん中にした「日の丸弁当」もありますね。
学生の頃は、おかずは別の容器に入れて、ご飯は日の丸弁当というのが、定番でした…懐かしいな(^^♪
今の若い人は、「のり弁」は知っていても「日の丸弁当」は、知らないかな?
塩山駅に降りて、大菩薩峠に登山する際は雲峰寺にもお寄りください。
近くに「大菩薩の湯 (だいぼさつのゆ)」もあって、ドライブやキャンプで立ち寄ってみてください、お勧めの温泉です。
(実家に帰って、時間があると必ず行きます)
ここからアクセスできます「大菩薩の湯」
出典:大菩薩の湯HP
ソロキャンのために購入したよ(^^♪