昨日のブログで「小正月」をアップしたのですが、もう一つの呼び方で「上元」というのをご存じでしょうか?
三元(さんげん)というのがあって、1年を6ヵ月・3ヶ月・3ヶ月に分けた、上元(じょうげん)・中元(ちゅうげん)・下元(かげん)をいいます。
もう少し詳しくいうと…
上元は旧暦1月15日(新暦2月上旬~3月上旬)
中元は旧暦7月15日(新暦8月上旬~9月上旬)
下元は旧暦10月15日(新暦11月上旬~12月上旬)
三元はいずれも15日、つまりほぼ満月になります。
上元の日に小豆粥(あずきがゆ)を食べると、その年の疫(えき)が避けられるといわれています。
中元道教(中国三大宗教のひとつ)では、中元は人間贖罪の日として、一日中火を焚いて神を祝う風習があったのですが、日本ではこれがお盆の行事となり、さらに、目上の人やお世話になった人等に贈り物をする「お中元」が派生しています。
最近ではお中元を贈る習慣も年齢が下がるにつれてなくなっているようですが…私もほとんど送りません。
なんか袖の下(賄賂)みたいな気がして…そういえば、毎年きちんとお中元を上司に送っていた人、出世したな~仕事できないのに…?
昭和の時代はそういう習慣あったよね、上司からも「御中元期待しているぞ」というのを幾度も言われたことがあったな、一度も送らなかったけど(笑)
下元は、古代中国においては先祖の霊を祀る行事だったのですが、後に物忌み(ものいみ:凶事や不吉を避けるために、あるいは斎戒のために、謹慎すること)を行い経典を読み、災厄を逃れるよう祈る日となったそうです。
日本の文化の中では、この日に行われる行事は聞いたことがありません。
ということで、小豆粥のレシピをご紹介しましょう(^^♪
【材料(2人前)】
米 1/2合(洗米した物)
あずき 20g
塩 小さじ1/3
水 800cc
1.鍋に洗ったあずきと浸る程度の水を入れて強火にかけ、沸騰したら中火で分ぐらい茹でて、水気を切ります。
※ここで使う水は材料の800ccとは別の物です。
2.鍋にあずきと水200ccを入れて火にかけて煮立ったら弱火にして30分くらい、少し芯が残るくらいに茹でます。
茹で上がったら、あずきと茹で汁に分けておきます。
3.鍋にあずきの茹で汁と水を合わせて800cc入れ、米を加えて30分~60分ほどそのまま放置(米に給水させます)
4.米を浸している鍋にあずきと塩を加えて中火で加熱します。
この時、噴きこぼれそうになったら弱火にして30分ほど、ふたをずらして吹きこぼれないようにしながら炊いて出来上がり。
途中で鍋底にくっつかないように2回ほどざっくりと混ぜると良いかな?
お好みですが、甘いのが良いと思う方は、塩を入れずに炊いて、炊き上がったら三温糖を小さじ1~2杯程度くわえるのもお勧めです。
それも面倒だという方は…究極のレシピ!
炊飯器で炊いたご飯(茶碗1杯分)を鍋に入れて、水500cc程度を入れて熱し、とろみがついてきたらそこに「ゆであずき(缶)」を加えれば出来上がりです。
これはお粥というよりは雑炊ですけどね(笑)
サラサラしたのが良いという方は、ご飯を一度水で洗ってから鍋に入れて炊いてください。
※基本的にはお粥の炊き方と同じです。
七草粥を作ってから朝食に「お粥」が定番化しているのですが、梅粥(梅干し)、鮭粥(鮭フレーク)、中華粥(創味シャンタン)、納豆粥(ひきわり納豆)…時々、永谷園のお茶づけのりを入れて。
糖質OFFしなきゃいけないのですが、やめられない…ご飯の量が普段の半分になるので良いかと?
食生活の改善ということで、メニューを変えていますが…どうしてもラーメンが恋しくなります。
「ロイドご飯」や「すするTV」見ていると、家系ラーメン、二郎ラーメン、ラーメンショップが…今は我慢我慢!
今夜は小豆粥にしようかな?
お買い物マラソンやってるみたい。