小寒の次候「水泉動 (しみずあたたかをふくむ)」になり、地中で凍っていた泉が融け動き始める頃…。
水泉とは、「湧き出る泉」のことをいいます。
空気は冷たく、今年は寒波により東北自動車道の降雪による渋滞、富山県の豪雪などの報道がありました。
そんな一年で一番寒さが厳しい大寒に向かいながらも、自然界では湧水が流れ始める季節です。
湧き出る泉は、青森県にある十二湖、北海道にある神の子池、世界文化遺産に登録されている山梨県の忍野八海、岩手県岩泉町にある龍泉洞(日本三大鍾乳洞の一つ)、長野県にある安曇野ワサビ田湧水群などがあります。
この季節に、凛とした冷たい空気の中、美しい水面を見に出掛けたいと思いますが…コロナ感染予防の「緊急事態宣言」が1都3県に発出されているので、神奈川に社宅のある私は3連休を自粛。
本来なら、忍野八海に…山中湖にワカサギ釣りに、遠州サーフに寒鮃を求めて釣行しようと考えましたが、自粛して篭ってました。
個人的には、なぜ全国に緊急事態宣言を出さないのだろうと、政府の対策に憤りを感じています。
異変種型のコロナウィルスも確認されている中、外国からの入国を制限するのも遅いし、入国した人に対して14日間の隔離もしない…そんな状況で本当にコロナウィルスに対する対策が有効なのでしょうか?
感染したくないし、もし私自身が感染の媒体になったら…家族や友人に対して申し訳ないと思います。
経済がどうのこうのいいますが、政党交付金(政党交付金の総額は、直近の人口に250円を乗じた額を基準に決められ、毎年国庫から多額のお金が支出されます)や国会議員の歳費特権(両議院の議員は、法律の定めるところにより、国庫から歳費や手当、旅費が出されています)を削減すればと思いますが、どうでもよいような法律の改定より、こっちを先に話し合ってほしいですよね。
※歳費については、憲法第49条で定められています。
そろそろ、横浜港でのクルーズ船(ダイヤモンド・クルーズ)から始まったコロナ感染も1年が経とうとしています。
今では信じられないほどの感染者、重傷者が…個人的には、今年、開催が予定されている東京オリンピックも、アスリートには申しわけないけれど、開催できないのでは思ってます。
むしろ世界各国がアスリートを派遣できないのでは?
鎖国なんていいませんけど、ビジネスも今やインターネットを利用する時代ですから、わざわざ行き来しなくても良いのでは?
国会議員の会食も、なぜ税金を使ってわざわざ会食するんでしょうね?
話を聞くならネット会議で十分でしょうに…それだけ日本は遅れているのでしょうね。
薄明から日出までの美しい風景を見ながら、水平線に向けてキャストする。
そんな当たり前がいつできるのでしょうね…イベントもほとんどが中止だった2020年、今年はどうなるのでしょうね。
しばらくは、ラーメンも自粛、釣行も自粛、山梨に帰宅することすら自粛…?
ふるさと納税、山梨県の特産品にしてみては?