12月25日といえば、一般的には「クリスマス」でしょう。
例年に比べると、ちょっと静かなように感じます、それもコロナ感染予防対策の影響でしょうね。
今年は、新型ウィルスのコロナの感染予防ということで、厚生労働省のHPに記載されています。
"「静かな年末年始」へのご協力をお願いします!
いつも感染予防ありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症が流行してから初めての冬を迎えることになります。
命と暮らしを守るためにも、みなさまには、年末年始を静かに過ごすための工夫をしていただくよう、ご理解とご協力をお願いします。
「静かな年末年始」のポイントは、以下の2つです。
「飲食は家族、いつもの仲間と」「帰省は慎重に検討を」"
詳しくは、「内閣官房」のHPにも記載されています。
新型コロナウイルス感染症対策
GoToだったり、首相の会食だったり…「いってる事とやっていることが全く異なる」と思うのは私だけでしょうか?
そんなクリスマスですが、12月25日は「昭和改元の日」です。
1926年(大正15年/昭和元年)のこの日、大正天皇が崩御され、皇太子であった裕仁(ひろひと)親王が新天皇に即位されて昭和が始まりました。
昭和は、昭和天皇の在位期間 である1926年(昭和元年)12月25日から1989年(昭和64年)1月7日まで。
昭和は、日本の歴代元号の中で最も長く続いた元号で、外国の元号を含めても最も長く続いた元号であり、歴史上60年以上続いた元号は日本の昭和(64年)、清の康熙(61年)および乾隆(60年)しかないそうです。
「昭和」の由来は、中国最古の歴史書『書経』にある「百姓昭明、協和萬邦」(百姓(ひゃくせい)昭明にして、萬邦(ばんぽう)を協和す)という一行から上下一文字ずつ取ったもので、「国民の平和および世界各国の共存繁栄を願う」意味だそうです。
この年号には「光文事件」という話しがあって、東京日日新聞(現:毎日新聞)は、早くから「新しい元号は『光文』になるらしい」という情報を得ていたため、政府の公式発表の前に「元号は『光文』に決定」と報じたのですが、政府は元号を「昭和」と発表したため、この「特ダネ」は「大誤報」となってしまい、編集局主幹の城戸元亮(きど もとすけ)は責任をとって辞任したという話し。
「光文」は新元号の候補の中にあり、「元々『光文』に決定していたものが、新聞で先に報道されてしまったため、政府は『昭和』に急遽変更した」という噂が生まれたといわれています。
1989年(昭和64年)1月7日午前6時33分、昭和天皇が崩御すると明仁親王が皇位を継承し、第125代天皇となり、1979年(昭和54年)に施行された元号法の規定に基き元号を改める政令(1989年〈昭和64年〉1月7日政令第1号)が公布され、昭和は終わりました。
昭和は、第二次世界大戦(太平洋戦争)が終結して、ダグラス・マッカーサー元帥の率いるGHQ占領だったり、終戦後の冷戦と高度経済成長の時代という政治体制であったり…。
日本の復興ということで、良かったことも多かった反面、自然破壊や環境汚染も…そんな時代だったんですね。
東京オリンピック開催(昭和39年)以降に生まれたので、苦しい時代は知りませんが、恩恵を受けられなかったバブル時代もありましたね。
六本木のディスコ「マハラジャ」とか新宿の「TSUBAKI HOUSE」なんかで踊ったのも懐かしいです。
「北斗の拳」「Dr.スランプアラレちゃん」「フランダースの犬」「未来少年コナン」「アルプスの少女ハイジ」「超時空要塞マクロス」「鉄腕アトム」「巨人の星」「機動戦士ガンダム」「キン肉マン」「ドラゴンボール」など、昭和を代表するアニメが盛んになったのも昭和です。
それと「竹の子族」とか「暴走族」なんかも…今でもやんちゃな暴走族はいるようですが、道交法や取り締まりも変わってきましたからね、今じゃ「煽り運転」なんかは一発免停ですから。
釣り具も、昭和になって大磯リールなど木製のものが普及しはじめ、さらに金属製の国産リールも登場したり…。
ロッドも「グラスファイバー」とか「ボロン」なんかが素材として使われていた時代ですね、今じゃ考えられないほど当時のロッドは重かったと記憶してます。
時代も昭和から平成、令和と変わり…それでも昭和時代が懐かしく思えるのはなぜでしょうね?
クリスマスですが、「昭和改元の日」という話しでうんちくを話してみるのはいかがでしょうか。
生まれた時代の話しを子供に聞かせるのも楽しいかも…馬鹿にされる危険性は否めませんけどね(笑)
これからの釣行には必須アイテムです!