七十二候が立冬の次候「地始凍」に変わり、寒さで大地が凍り始める頃。(11月12日~16日の頃)
夜の冷え込みがいっそう厳しくなり、冬の訪れが肌で感じられる季節、朝は霜が降り場所によっては霜柱が見られることでしょう。

地方にもよりますが、道は舗装され、田畑は少なくなり…霜柱を見ることも少なくなりました。

霜柱は、冬季などで氷点下になる時に、地中の水分が毛細管現象(毛管現象)によって地表に染み出て柱状に凍結したものです。
空気中の水蒸気が昇華して凍ったのは「霜」、別の現象です。

そんな、「地始凍」の時期は、11月15日の「七五三(しちごさん)」があります。
3歳、5歳、7歳の節目に子供の健やかな成長を祝って氏神様(うじがみさま)へお参りします。
昔は「七つ前は神のうち」といわれ、乳幼児がなくなることが多かったといいます。

ちなみに、七五三は男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳でお祝いします。
3歳の七五三は、「髪置(かみおき)の儀」といって、髪を伸ばし始める儀式。
5歳の七五三は、「袴着(はかまぎ)の儀」といって、男の衣服である袴を着始める儀式。
7歳の七五三は、「帯解(おびとき)の儀」といって、帯を結び始める儀式。
それぞれ、3歳、5歳、7歳の儀式に由来しています。

なぜ11月15日なのかというと、旧暦の11月15日は、鬼が出歩かない「鬼宿日(きしゅくび)」にあたり、婚礼以外の祝い事には吉日とされてきたことに由来します。

鬼宿日が吉日というのは、お釈迦様が生まれた日だからという説もあります。
旧暦11月は秋の収穫を神様に感謝する月でもあるので、満月になることが多い、15日に氏神様へ収穫の感謝と合わせて健やかな成長を祈願したことにはじまります。

七五三といえば、「千歳飴」ですよね。


私の記憶では、千歳飴は不二家のペコちゃんだったように記憶してます。(今でも定番?)
千歳飴は長寿の意味がこめられていて、江戸時代からある縁起物、徳川五代将軍の綱吉に紅白の棒状の雨を長い袋に入れ、浅草寺の境内(けいだい)で売られたものが始まりといわれています。

今じゃこんなにおしゃれなのもあるんですね♪


千歳飴は、「寿」の文字、「鶴亀」「松竹梅」などの縁起が良い絵柄が書かれた袋に入れられて、子供が健やかに成長し、長生きするようにと願いが込められています。

千歳飴は、「折って食べちゃダメ」といわれたのを思い出します。
昔は、縁起を担いで折らないようにということだったのでしょう、今では「縁起物の千歳飴を口にする」ということで、折っても問題はないようです…時代も、風習も時の流れとともに変わるんですね。

まさかと思いますが…そこのアングラーさん、ワームやプラグを舐めたりしていませんよね(笑)

美容師をやっていた頃は、女の子が欲しくて、七五三に髪を結ってあげることが夢でした。
それが…よりによって、男の子が二人、無事に成人してくれたので満足してますけど、この時期に着物を着て歩く女の子を見かけると、うらやましくなります。

今年はどうなるのでしょうね?
コロナ禍で第3波が…という状況ですから、お参りも三密を避けながらということになるのでしょうか。
最近では、写真スタジオであらかじめ写真を撮ったり…私の息子の時も写真スタジオでしたけど。
衣装が借りられてというのが手ごろでしたね、今ではさらにサービスも拡張されて割安に写真が取れるようですけど?

寒きなってきた、今日この頃、海水温も徐々に下がってきましたね。
海水温は静岡で20℃くらいかな?
朝晩は寒いといっても、太陽が昇ると結構な温かさになって、防寒着を脱ぎたくなるほどです。

レインウェアを着て、その中に温かい服装でというように工夫されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
状況に応じては、雨さえ降らなければレインウェアもいらないし…今週末も日中は20℃前後と温かいようです。

 

 


朝晩は5℃前後と冷え込むようですから、ご注意くださいね。
コロナだけでなく、インフルエンザにも注意が必要ですから…。

 

 

 

 

 

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