日付が変わる午前0時、社宅を出る。
いつもの道、いつものサーフ...。
東名高速を走りながら満月を追いかける。
事前に打ち合わせた遠州灘の浜に午前4時少し前に。
満月が西の空に沈みかけ、月に照らされた海面は金色に輝き、幻想的な風景を写している。
「到着」とLINEを送り、少し寒い空気の中、ロッドのガイドにラインを通す。
先端に結んだのは、SHIMANO熱砂ヒラメミノーⅢ。
遠州鮃組の萩原さんが今日のガイド。
まだ暗い海岸線の遊歩道を歩き、サーフに降り立つ。
月明かりで薄らと明るく光る波を見ながらポイントを絞って行く。
海に向かって一礼、命を分けて頂く事への感謝。
ガイドから外したルアーの状態をチェックして、ガイドに絡みはないか確認。
ファーストキャストは軽く...「ゴンゴン」と痛烈な生命感に驚きながらロッドを立てリールを巻く。
「グイグイ」とロッドから伝わる生命反応、首を振らない、走らない...まさかヒラメ?
漆黒のサーフから姿を表したのは53センチのマゴチ。
まさか一投目でヒットするとは。
クーラーボックスに入るサイズの魚はどれくらい久しいだろう?
暗闇の中、萩原さんが記念にとシャッターを切ってくれた。
ロッド:NESSA XTUNE 108M+
リール:SHIMANO STELLA C5000XG
ライン:ピットブル8+
リーダー:DUEL POWER LEADER 20lb
ルアー:SHIMANO 熱砂ヒラメミノーⅢ
東の空が紫からオレンジへと水平線に鮮やかなグラデーションを映し、日の出を演出する。
釣り人にとってこの風景を目に出来ることが心を癒し、奮い立たせる。
その後、リリースサイズのヒラメを萩原さんが2尾追加し、途中合流した望月さんろ石田さん、布川さんとサーフを後にした。
朝ラーしようと石田さんと布川さんと風のマルシェへ。
魚介系の出汁が効いた細麺の一杯、磯のりの風味に旨さを感じる。
その後、2回戦へとポイント移動して入砂。
先行した石田さんが三投目で55センチほどのマゴチをキャッチ。
遠州灘の干潮は思いの外、前へ出られる。
海岸線から20メートル位進んで、サンドバーの上からブレイクラインに向けてキャスト。
左隣の布川さんのロッドが大きくしなる。
まさか、私の左側...もしかしたら座布団?
その後、リリースサイズのマゴチが私にも。
バディワークスの45ヘッドにFLAG Carlに変えて一投目にヒット!
大東温泉で一人まったりと浸かって...。
久志さんから夜会の連絡があり、念願のホルモンハウスへ。
だいぶ飲み過ぎました(笑)
翌朝、午前5時に昨日と同じポイントへ萩原さん、望月さん、石田さんとご一緒して。
石田さんが45センチ程のヒラメをキャッチ。
午前9時に上がって解散。
昨日のポイントで2回戦と石田さんが誘ってくれたのですが、山梨に帰宅。
なんでも、あのポイントでは、
2回戦に入ったメンバーが全員安打、それもヒラメという...やらかした(ノ_<)
自宅に戻って、ロッドやリールを洗浄してから、マゴチを捌いて。
捌いたマゴチはピチッとに包んで冷蔵庫へアラは一度煮沸して滑りをとってからお味噌汁に。
夕飯にとマゴチを刺身に...写真を撮る間もなく完食。
甘くて歯応えがあり、とっても美味しく頂きました。
海にあらためて感謝。
ブラックビールを飲んで爆睡。
翌日は奥様のお父様の法要や戸籍の転出など所用をこなし、納骨を終えて4連休は終了。
後半がバタバタと忙しい2日間でした。
早めにと自宅から社宅へ移動して...日焼けのせいか顔が火照って、痛い。
今朝は顔の皮が剥けて...とんでもないことに(^_^;)
なにわともあれ、楽しい時間を提供してくれた鮃組のメンバーに感謝。
今週末も行こうかな?