秋の深まりとともに、「虫」が冬篭りの支度を始める頃…秋分の次候「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」となります。
彼岸を過ぎたら、蝉の声もなくなりました。
釣り旅といえば、車中泊ですが…車の窓を開けて寝たり、家屋で突然襲来する「蚊」、吸血をする蚊。
実は吸血をするのはメス(♀)だけで、オスは花の蜜などをのむだけなのです。
鞘も含めて7本にわかれていて、それぞれが皮膚を切り裂く針、差し込んで血液を溶融させるアピラーゼ、痛みを感じさせないための麻酔物質を咽頭から注入する針などがあり、約2分かけて2ミリグラムほどの血液を吸い続けます。
麻酔効果があるのは3分程度なので、この時間内に吸血して飛び去るという命がけの技を仕掛けてきます。
羽音などで気づければ人間の勝利で蚊を殺すこともできますが、気が付かないと刺されて吸血された後はかゆみを伴い赤く腫れて…かゆみ止めの薬の出番になります。
かっこ良くいえば、ブラッドハンター(蚊)とヒューマン(人間)の仁義なき戦いですね。
そもそも、蚊は約2億年前のジュラ紀には生存していたといわれています。
そんなに昔から…仁義なき戦いが?
吸血だけなら多少のかゆみを伴うだけですが、蚊は病原菌を媒介するので、危険です。
日本には、13属31種の蚊が生息しているそうです。
屋外(車中泊やキャンプなど)で遭遇するのが、全身が黒っぽくて白いまだらや縞のある「ヒトスジシマカ」という、俗にいう「ヤブカ」です。
家屋などで見かけたり刺されるのは「アカイエカ」という全身が黄褐色の蚊です。
最近では、下水道の普及や、気密性の高い家屋やエアコンなど人間の生活圏が清潔化するのに伴ってアカイエカが減少いしているといわれています。
蚊が媒介する病気に「日本脳炎」「デング熱」「マラリア」「フィラリア」などがありますが、実はつい100年ほど前に見つかったという病気なんです。
殺虫剤にも耐性があるものも増えているという話しも耳にします。
これから先、どうなるのでしょうか?
釣り情報でよく耳にするのが、ハッカ油をアルコールで薄めたスプレーが蚊よけに効果があるとか…、しかし、コロナの影響で消毒用アルコールが入手困難なんですよね、未だに近所のドラッグストアでは棚が品切れ状態です。
飲料用のアルコールはスーパーでいつでも購入できるのに(笑)
メタルジグやプラグの塗料落としにも使うのですが、4月以降手に入れることができず。
山梨のドラッグストアでも、一般的な手指消毒用のものは売っていますが、アルコール濃度が濃いアルコールは…。
台風13号(クジラ)は日本への影響はない見込みです。
相続や年金などの手続きが残っていて、ちょっとバタバタしているのですが、今週末はやっと「釣り旅」に出掛けられそうです。
10月4日日曜日のS.S.S(静岡サーフセイバー)のビーチクリーンがあるので、それに参加しようと計画してます。
もちろん、土曜日は遠州灘へと思っていますが…どうなるかな?
気温も海水温もだいぶ下がってきて、フラットフィッシュの適正水温になってきてますし、チャンスがあると思います。
それにしても…しごとが在宅勤務ですが、「Teams」というWeb会議のおかげで、ほぼ毎日。
「あれを作れ」「これをやれ」「いついつまでに」と上司からの督促に気が滅入ってます。
「そんなに能力ありませんよ」っていってるのですけれど、正直なところ「そんなに給料もらってないよ」といいたいのは山々です。
仕事が趣味みたいな人たちと一緒だと、「人生を楽しむ」ということができない哀れな人達と思ってしまうのは私だけでしょうか?
趣味がないAfter50の人って…なんだか可哀想ですね。
退職したらその後はどうするんでしょうね?
中国古諺に
「一時間、幸せになりたかったら酒を飲みなさい。」
「三日間、幸せになりたかったら結婚しなさい。」
「八日間、幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい。」
「永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。」
または
「一日幸福でいたかったら、床屋に行きなさい。」
「一週間幸福でいたかったら、結婚しなさい。」
「一ヶ月幸福でいたかったら、良い馬を買いなさい。」
「一年幸福でいたかったら、新しい家を建てなさい。」
「一生幸福でいたかったら、釣りを覚えなさい。」
とあるように、釣りを覚えれば幸せかな?
とりあえず、1時間幸せになりたいので酒を飲んでますけどね(笑)