8月4日は、「は(8)し(4)」(箸)の語呂合せで、「箸を正しく使おう」という民俗学者の提唱で、わりばし組合が1975年に制定した「箸の日」です。
普段、当たり前のように使っている箸ですが、これが意外と奥が深い話なんです。
そもそも、割箸(わりばし)とは、割れ目を入れてあり、使うときに2つに割る箸のこと。
木や竹でできていることが多く、紙(筒)に入ったものが多い。
日本人の木の文化と共に開発されています。
箸にはもともと、ハレの箸、ケの箸というのがあるのをご存じだろうか?
ハレの箸は「晴れの箸」、つまり晴れ着などと同じで、神事・祝儀などの「晴の日」に使われるものです。
この晴れの箸は「両口箸」とも呼ばれ、その材質は「柳箸(やなぎばし)」と呼ばれ、正月の祝い膳(ぜん)用の、柳の木で作った太箸で、折れにくく縁起がよいとされるもの。
正月のお雑煮用に、時期になると売られているのを見かけますが…箸の両端が削られて、どちらでも使える「両口箸」といえばお判りでしょうか。
それにとは別に、「褻(け)の日(普段)」に使われる箸を「ケの箸(片口箸)」または略式箸といいます。
割箸や塗箸のことですね、今では樹脂製のものも多く出回っています。
ラーメンなどの麺類だと滑りやすいということから木の割箸が多いのかな、一部では樹脂製で先端に溝などがあるものも最近は見かけます。
牛丼屋さんなんかは、樹脂製で繰り返し洗って使えるものが多いですね。
自宅では、樹脂製に替えましたね…先端が加工されて麺類もつかみやすい八角形のものです。
それに、割箸ってきちんと(きれいに)割れますか?
最近は、割箸のほぼ真ん中をもって力を均等に入れて…それでも、なぜか真っ二つにはならずということが多いのは私だけでしょうか?
某スーパーでもらうやつは特にそうなる(安物なのかな?)
もっと詳しく知りたいという方はこちらをどうぞ。
割箸に関しては、本当によく使いますけど森林保護とか木材消費の削減とか一時騒がれたように記憶しています。
実際には、輸入物が多く、そのほとんどが中国…中国からの輸入の箸は厳しい検査を合格した物だけ日本国内に流通しているそうです。
薬剤や虫、菌などの汚染があるかどうか、しっかり検査してくれているんですね。
昔は、箸といえば、間伐材から作っていたと思うのですが…自分でナイフで削って作ったことも遠い記憶の中に。
キャンプや登山で箸忘れたときに作りますけどね、最近はフォークでが多いかな?
でも、サーフで食べるカップラーメンも美味しいですよね。
夜明け前に小腹を満たす、キンキンに冷えた体を温めたりと色々使えますよね。
そんな時は、手がかじかんでいても割箸使ってるな!
箸で物を食べるって、落ち着くんですよね…日本人だな(笑)
家でどんな箸を使ってるか教えて!
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