日本標準時間制定記念日は、毎年7月13日は1886年(明治19年)に「本初子午線経度計算法乃標準時ノ件」という勅命(天皇が直接発した法令)が出されて、日本の標準時間が決まったことを記念して制定されました。

日本の標準時間は東経135度、この位置にある兵庫県明石市を通る太陽の動きに合わせた時間が日本の標準時間です。

実際に使われるようになったのは1888年(明治21年)の1月1日からだそうです。
特にこの日に関するイベントはありませんが…皆さんの腕時計(自動時刻合わせ)やパソコンの表示時間は標準時間として、日本全国で同じ時間を表示しています。

そうはいっても、東西に長い日本ですから、釣り人の方々は薄明や日出、日入や薄明の時間を見ながら入砂するし、潮の干満を気にする人はさらに月の出や入りまで気にしますよね。

標準時間を決める前の江戸時代までは、日本はその地の太陽の動きに合わせて時間が決められていたとか?
東京と北海道では1時間ほど、東京と京都では16分程度の時間差があったそうです。

なんでも、明治時代に入ってからは鉄道や電信の普及により各都道府県ごとの時刻では都合が悪くなり、電信局では東京、気象台は京都の時刻を日本の時刻としていたそうです。

皆さんご存じの「世界標準時」、そうです「グリニッジ標準時(グリニッジ子午線:経度0)」は国際的な基準時刻として採用され、イギリスを含む世界各地域の標準時(standard time)もこれを基準としました。

現在の国際的な基準時刻は概念を修正した協定世界時 (UTC) を用いています。
協定世界時 とは、国際原子時 (TAI) に由来する原子時系の時刻で、UT1 世界時に同調するべく調整された基準時刻を指す。


この辺の詳しいことは下記を参考に(クリックorタッチするとアクセスできます)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』グリニッジ標準時

 

 



釣り人にとって…時刻って何だろう?
駐車場確保のために集合する時間?
朝マヅメを狙いつつ、場所取りをする入砂時刻?
朝ラーもしくは10時(11時)のラーメン店開店時間?

温泉の開業時間?
夕マヅメ(もしくは仕事帰り)?

夜会の…鮃組だけか(笑)

人によって、地域によって理由はいろいろとあるんでしょうね。
ただし、海なし県民の集合時間は早いですよ(笑)
海まで距離がありますからね、寝ずに移動なんて当たりまえじゃないかな?

地方にもよりますが、早いところでは「盆迎え火」のところもありますね。
盆の初日、夕方に践祚の霊を迎えるために、穀物・苧殻(おがら)などを門口で燃やして煙を焚く。
最近では住宅事情から、めったにお目にかかることはありませんけど…。
今では、夏休み(盆休み)といって、8月13日や旧暦の7月13日に行うのかな?

そうそう、後1ヵ月すると…海なし県民の間では、「お盆に海水浴は危ないから」といって避けてましたね。
諸説あるようですが、「お盆に海へ行くと幽霊に足を引っ張られる」とか「海で亡くなった方がお盆に里帰りし、再びあの世に戻る時には海を泳いで帰る」なんて言い伝えがあったり、「誰からも供養されなかった霊はさみしさの余り、だれかを引っ張り込んで海を渡って帰る」なんて話しがあります。
ちょっと季節柄、怖い話でもありますが…あくまでも、は・な・し。

信じるか信じないかはあなた次第!

実際には、「土用波(晩夏にあたる「夏の土用」の時期に、発生する大波)」を警戒してのはなし。
土用波の最盛期は、現在では海水浴のピーク時にあたり、大潮とも重なるため、この時期に遠洋に台風がある場合に十分な注意が必要となります。

特にサーフアングラーにとっては魚の定着するポイントである離岸流が非常に危険ということですね。
必要以上に前に出ると、急なうねりを伴った大波に流されることになりかねません。
私も始めたばかりの頃に、2度ほどさらわれかけた経験があります。

遠く沖縄にある台風でもうねりが約1,500㎞離れた遠州灘や九十九里まで伝わることがありますから気象情報にも注意が必要です!

サーファーが流されて海上保安庁のお世話になるのもこの時期です。
長距離伝達したしたうねりは振幅が小さくなって高さもそれほどありませんが、まれに複数の波が重なって大きな振幅になり、通常の2~3倍の高さの波が千波に一波程度で現れて、浅瀬(沿岸)で突然の大波になって襲ってきます。


前に行きたくなる気持ちはよく分かりますが、引き波でサンドバーを越えて海に立っている時には、沖を注視しながら危険回避できるような立ち位置でキャストしてくださいね。

それに、この時期はクラゲが発生する頃でもあり、刺されてひどい目に合うとか、「カツオノエボシ(水色で透明なきれいなクラゲ)」みたいな毒性が非常に強いクラゲだと死に至ることも…。

 

カツオノエボシ


そんなことから海水浴はダメという話しになってます。
きっと、元気な子供たちを怖がらせるために幽霊のはなしになったんでしょうね?

でも、実際には海岸で花火をしていた大学生が流されて消えたり、浜辺でキャンプしながら釣りをしていた人が行方不明になったりと、聞いたことのある話も…。

サーフで釣りするフラットフィッシャーならきちんとライフジャケットを付けているでしょうし、クラゲに刺されないよう暑くてもウェーダー履いてますよね。

 

時期的に短パンにサーフシューズやサンダルという方もいるのは事実ですが、そういう方はクラゲとアカエイに気を付けて入水してくださいね。
クラゲは半端なく痛いですよ~腫れますよ~!

アカエイ


エイは尾に毒の棘があるので充分注意してください、長靴やウェーダーなんて簡単に貫通しますからとっても危険です!


それが素足、生足だったら…想像するのも恐ろしいです。

梅雨が終われば台風…それでも釣り人は海を目指す、「そこに海があるから」と…登山者と同じでしょうか?
漁師じゃないのですから、命かけて娯楽しようなんて考えないで仲間とBBQや夜会で楽しくやりましょう!

それにしても、やっぱり多少の雨なら…少ないですけど釣果アップされてますね、FaceBookやInstagramには。
とにかく、気を付けて「ご安全に!」ご釣行ください!

 

 

あ〜海に行きたいw