「芒種」は二十四節気の一つです。
夏の季節は、「立夏」「小満」「芒種」「夏至」「小暑」「大暑」となっていて3番目の節気。
2020年の「芒種」は、6月5日(期間は6月5日~20日まで)。
「芒」は、稲や小麦などのイネ科の植物の先端にある棘(とげ)のような突起の部分をいうことから、「芒種」は稲や麦などの穀物の種蒔という意味があります。
もともと、24節気は中国の黄河領域で作られた暦ですから日本の気候や気温とズレが発生します。
日本向けの七十二候が作られて季節感はマッチしていますが…最近の気候変動を考えるとどうでしょうね?
この季節の食材(魚)はというと?
鮎(アユ)ですね、友釣りやころがし釣りなどが有名ですが、鵜飼いもその一つ。
訓練した鵜(ウミウまたはカワウ)を使ってアユなどをとる漁法で、日本では古代から行われ、朝廷や幕府の保護を受けて続いてます。
岐阜県の「長良川鵜飼」「愛知県の「木曽川鵜飼」などに比べると知名度は下がりますが、山梨県にも石和町(笛吹川)で行われる「石和鵜飼」があります。
(出典:笛吹川 石和鵜飼 石和温泉観光協会)
笛吹川の鵜飼いは徒歩鵜(かちう)と呼ばれ、他の多くに見られる小舟に乗って数羽を操るスタイルと異なり、川の中を歩きながら1羽の鵜を操りながら行う「鵜・匠」一体の漁法で、国内で行われている鵜飼いの中でも大変珍しく、800有余年の歴史があります。
詳しくはこちらをどうぞ(クリックorタッチすればリンク先へつながります)
石和鵜飼(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
ふえふき観光ナビ 鵜飼の体験もできますよ!
2020年の今年は開催予定されていますが、どうなんでしょうね?
もう一つの食材は、サーフアングラーにとってはメジャーな「鱸(すずき)」、そう「シーバス」です。
鮎も鱸も6月~8月が脂がのった美味しい時期なんですね。
鮎は塩焼きがメインの調理方法ですが鱸の調理方法は沢山あります。
刺身はもちろん、洗い(死後硬直しない内に三枚に下ろして皮を引き、薄くへぎ造りにして、流水で洗い、最後に氷水でしめる。)、ムニエル(皮付きのまま塩コショウして、小麦粉をまぶしてソテーしたもの。)、塩焼き、南蛮漬け(三枚におろして、酒、みりん、しょうゆを1:1:1のたれに一日漬け込んでじっくりと焼き上げたもの。)、煮つけ、フライ、アラの味噌汁、潮汁、その他にスモークなどで。
個人的には「洗い」が好きですね、キンキンに冷やした日本酒をやりながら、白身の甘いのをつまんで…。
歯ごたえもよくて、臭みはなくて…東京湾でとれたのは別ね、食べません(笑)
サーフフィッシングではターゲットですよね、専門に狙う方も少なくありません。
神奈川では、スズキの切り身をスーパーで見かけるーことがありますが…購入する気にはなれず。
やっぱり、自分で釣ったのが…食べたいw
釣果があったら、いかがですか鱸料理♪