季節は早いものですね、5月31日は、「麦秋至」です。
 
二十四節気の「小満」の末候「麦秋至」…秋に種を蒔いた麦は、越冬して穂を実らせる頃。
「麦秋」とは、旧暦4月の異名でもあり、夏の季語です。
 
最近は身近で麦畑を目にすることがないのですが…だいぶ昔の記憶では、初夏のまぶしい陽光と初夏のそよ風に麦畑が揺れてきらめく風景が思い出されます。
田舎育ちですから、昔は麦畑があったのですが…今じゃ、宅地になっていて。
 
今年は「コロナウィルス」の影響で不要不急の「外出自粛」ということもあり、会社も在宅勤務で季節を感じるような状況ではありません。
緊急事態宣言が解除になったといっても、神奈川県からは他県へは「自粛」で越県できない状況。

今の時期なら、イナダやショゴなどの青物が釣れたり、6月はマゴチの旬を迎えます。
※マゴチの旬は食材としての旬です。
 

この頃のヒラメは「猫跨ぎ(ねこまたぎ)」なんて呼ばれて、卵を産み終えて脂が落ちて美味しくない魚の代名詞みたいにいわれています。
ですが、マゴチは別!

マゴチはカサゴ属コチ科の魚で、北陸以南の日本海と東北以南の太平洋沿岸および瀬戸内海や沖縄、東シナ海に分布しています。
少し前まで、35センチ~40センチくらいになるまではすべて雄(♂)で、それより大きくなる時点で雌(♀)に性転換するとされていましたが、近年の研究では雄と雌には成長さがあり、オスは35センチより大きくならないといわれています。
まだまだ、謎の多い魚です。
 
先日の「Badyy Works」のFacebook配信で佐々木社長・目黒さん・金杉さんからマゴチの話がありましたが、ショアはもちろんオフショアのターゲットです。
「首振り」といわれる独特の「あたり(生命感)」でアングラーの心を震わせます。
 
白身の魚で食味は、甘く弾力があるのが特徴。
捌いた後の「アラ」からは濃厚な出汁が取れて…一晩寝かせた身を薄く切って、酒:みりん:醤油を1:1:1で作った「たれ」につけてどんぶりに盛る、「マゴチ丼」も美味です。
遠州鮃組でやる、塩焼きも絶品です!
 
5年前の西湘サーフでは1時間で4本上げたこともあるし、駿河サーフ、遠州サーフの釣果も良好。
昨年、富山の釣友とご一緒した時も仙南サーフのマゴチは豊漁でした。



もっとも、仙南サーフの本命は「カニ」でしたが(笑)
 

スマホの写真を眺めながら…天気は良いのに、釣り旅に行けないなんて(T_T)
FacebookやTwitter見ると、沢山の釣果がアップされていて、うらやましい限り。
6月になればと思っていますが、今日のニュースでは東京都の感染者が二桁で増加傾向、福岡県も…。
コロナの第2波がやってくるのかな?

そもそも、「経済が~」っていって解除が早すぎたとも思うのですが?
治療薬の完成があれば良いのですが…決定的な効能がある薬が未だに…。
 
とにかく、地元の方々は海へ海岸へと足を運べても、神奈川県からは箱根を越えられず、神奈川のサーフは駐車場も閉鎖されたまま。
もともと、駐車場が少ない湘南・西湘サーフですからね。
 
早く、ホームの遠州サーフや駿河サーフへ行きたいな~(>_<)