どなたも、自分の健康が気になって情報を求めようとしたことはあると思います。
例えば、感染症が気になるので予防したい、あるいは自分の症状(「だるい」「腰が痛い」など)は病気なのか、病気なら何の病気なのか、それを知ろうとして、知人や詳しい人に聞いたり、自ら本やインターネットで調べたり…。

現在では、パソコンやスマホがあれば、「Google」や「Safari」などで検索が容易で、情報はあり余るほど探すことができます。

例えば、「新型ウイルスは熱に弱いので、お湯を飲むといい」「漢方薬が予防に効果がある」「納豆やヨーグルトを食べると免疫力が高まる」などネットやソーシャルメディア(SNS)では科学的根拠のない予防法やフェイクニュースを含むさまざまな情報が飛び交っていて、その結果、買い占めだとか買い溜めとか起きていますよね。

不思議に思うのは石油ショックの時もそうですが、今回もトイレの「紙」がなくなるという噂で…未だに買えないところもあるそうですけど?
「なんでお尻を拭く紙なんだろう」って個人的には思ってます。
 
そこで必要になるのが、偏った情報やデマに踊らされずに自分で判断、行動するための「ヘルスリテラシー(健康に関するさまざまな情報を入手し、理解し、評価して活用=意思決定する能力)」を高めておく必要があるといわれています。

今は、新型コロナウイルスを巡って情報が氾濫する中で、医療・健康情報の信頼性を評価し、自分で判断するスキルが問われています、つまりそのスキルがヘルス・リテラシーです。
 
「ヘルス・リテラシー」とは、健康に関する情報を入手し、理解し、効果的に活用するための個人的能力のレベルのことをいいます。健康情報を正しく取り入れるためには、知識と意欲のどちらも必要です。世の中に溢れる健康情報の中から、自分が正しいと思うものを取捨選択し意思決定をしていくことで、生涯を通してQOL(クオリティー・オブ・ライフ:生活の質、生命の質。)を維持・向上させることができます。
-参照:人事労務用語辞典 -
 
聖路加国際大学教授の中山和弘先生(専門は保健医療社会学、看護情報学)によれば、集めた情報が信頼できるかどうかを見極めるための5つのポイントをキーワード「か・ち・も・な・い」で覚えることを推奨しています。
いた人はだれですか?=信頼できる専門家か。インターネットの匿名情報に注意
がう情報と比べましたか?=他の情報は違うことを伝えているかもしれない
とネタ(根拠)は何ですか=根拠がなければ、個人の意見や感想かもしれない
んのために書かれたものですか?=ただの宣伝かもしれない
つの情報ですか?=情報が古くなっているかもしれない
 
サーフアングラーならこの点、とってもお分かりになるのではないでしょうか?
SNSでどこが釣れるとか、あそこで大物が釣れたとか…サーフは毎日それも潮汐や風雨などの気象条件でも釣果が変わる、実際に現地(現場)でキャストして結果を求めるので、噂や軽率な情報は信じないでしょう。

釣りのイベントを見ても同じことがいえるかな?
私はなぜか、熱砂ライブもDUO感謝祭も当日は「ホゲ」なんですけどね(笑)
※毎回、ビーチクリーンに参加してるんです!
 
それに、同じポイントでもちょっとしたタイミングやルアーセレクトで釣果が変わりますからね。

私の左側では、なぜか座布団が毎年…令和2年の今年も数少ない遠州の釣行では、河口近くのポイントで散々キャストしてルアーチェンジして、少し場を休ませようと右に5メートル移動したその時に、後から来た同じ遠州鮃組の徹さんに80cmを超える座布団を…それも本人曰く「2投目」と(T_T)
 
決して、「運」とはいいませんが…座布団をたくさん釣る人は釣ってますけど、それは技術なのだと思ってます。
そう信じたい…でなければよっぽど運がないのか、3年前(急性心筋梗塞から復帰)に使い切ってしまったのか?
 
今回もFaceBookで「#過去の釣果リレー」で拝見すると、座布団が多いですよね~、「いいな~」「うらやましいな~」って、なんかリベンジと湧き上がるものを感じる今日この頃です。

話は変わって…
今日の午後に「岡江久美子さん」が新型コロナウィルスで亡くなったと報道されました。
大好きな女優さんの一人でした、残念です…お悔み申し上げます。
 
しかし、外出を自粛というけれどニュースでは湘南のサーファー、スーパーマーケットの混雑、公園の利用増加、パチンコ屋の営業と開店前の行列など自粛の意味や目的が理解できていない人が多いことには落胆します。

都市封鎖しないとこのまま感染者は増え続けるのでしょうね?
「Stay Home」はただの流行語ではないと理解してほしいですよね。
 
ワクチンや治療薬が開発・利用されるまでは安心できません。

皆さん、ご安全に!