昨年、一昨年のブログを見ると…この時期はやっぱり台風でサーフへのアクセスが困難な状況。
一昨年のブログでは、NESSACi4+を手に入れた話が…座布団って書いているけど、未だに70オーバーの魚体には出会えず…w
 
9月9日が何の日かご存じですか?
そうです、「救急の日」、厚生省(今の厚生労働省)が1982年に制定、救急業務や救急医療について一般の理解と認識を深め、救急医療関係者の士気を高める日。
 
そうじゃなくて…。
 
そうです、「カーネルズデー」日本ケンタッキー・フライド・チキンが2003年に制定したカーネル・サンダースの誕生日。
そうじゃなくて…www
 
「重陽の節句」なんです!
節句とは、季節が変わる節目のことで、「節日(せきにち)」といい、季節の移り変わりを示す「二十四節気」ちは別に、季節の節目に設けられた日を「節句(せっく)」といい、特に重要な年中行事の日として「五節句」が定められました。
〇1月7日を「人日(じんじつ)の節句」、七草粥ですね。
〇3月3日「上巳(じょうし)の節句」、桃の節句(女の子の節句)=雛祭りです、白酒や桃花酒(とうかしゅ)を頂きます。
〇5月5日「端午(たんご)の節句」、子供の日(男の子の節句)…鯉のぼりや兜飾りですね、柏餅やちまきを頂きます。
〇7月7日「七夕(たなばた)の節句」、「しちせき」ともいい、「素麺(そうめん)」を頂きます。
〇9月9日「重陽(ちょうよう)の節句」=「菊の節句」とも呼ばれ、菊酒(きくしゅ)や栗ご飯を頂きます。
 
「重陽の節句」は秋の収穫を盛大に祝う日。
古来、奇数は縁起の良い陽数(ようすう)、偶数は縁起の悪い陰数(いんすう)と考えられ、その奇数が連なる日をお祝いしたのが五節句の始まりです。
中でも一番大きな陽数である九(9)が重なることから、「重陽の節句」と定められたといいます。

花弁(はなびら)を浮かべた菊酒を飲んだり、菊の花の露や香りを綿に移して顔や体を清めたりすることで、長寿と健康を祈ります。
菊は古来より薬草としても用いられて、延寿の力があるとされてきました。
それに日本の国花ですからね(桜と思っている方、多いのでは?)

中国由来の行事で、日本では平安時代ごろに貴族の宮中行事として取り入れられ、時代とともに民間にも広がって、江戸時代に五節句の一つとして親しまれるようになったといいます。
 
食べ物としては、菊酒(菊の花弁を浮かべた日本酒)に栗ご飯(「栗の節句」とも呼ばれています)、秋茄子(あきなす)というのが定番です。
旬の魚といえば…カツオ、サンマ、サケ、シラスそれにサーフから釣れそうな太刀魚、鯖、もちろんマゴチも鮃も。
菊酒に美味しい旬の魚(肴)で夜長の月を見ながら一献、風情がありますよね。
戻り鰹に焼酎なんて組み合わせも、個人的には大好きです。
カツオの叩きに、にんにくをスライスして乗せ、岩塩を振ってほうばる。

口に広がったカツオの油を芋焼酎で流し込む…至福のひと時。
味を変えて、定番のポン酢やニンニクマヨ(醤油入り)で…日本酒orビール(発泡酒)。

あ~お腹空いてきた(笑)
 
最近では「旬」といわれても何となく…一年中、スーパーには何かしら陳列してますからね。
釣り師の特権(釣魚)で旬を感じることが多々あります。
 
最近じゃ、サンマ(今年も不漁?)に「秋」と付いた銘柄のビールor発泡酒です…台風などでタイミングが難しく釣魚が…なんか静岡サーフでは太刀魚が好調みたいですが?

海なし県民の山梨では、仕方ないですね「秋茄子」で一杯(涙)
焼き茄子もポン酢、醤油、生姜…物足りなきゃ、麻婆ナスかみそ茄子、それに茄子の浅漬けと…レパートリーは多いけど、ちょっと寂しい(笑)
 
太刀魚食べたいな~www
塩焼きもたまらないな。

節句と旬を感じながら、秋の夜長に風情を楽しんでみてはいかがでしょう。