先日、スーパーに買出しに行くと、鮮魚コーナーのところで小学校(5、6年生くらい)の女の子と、お母さんの二人の会話が聞こえてきました。
女の子:「ねえ、鮮魚とか活魚とか書いてあるけれど、どういう意味なの?」
お母さん:「どっちも新鮮という意味で同じよ」
女の子:「じゃ、生鮮魚っていうのは?」
お母さん:「それも、たぶん同じよ」
女の子:「なんで同じなのにいくつも書くのかな、面倒くさいよね」
お母さん:「ん~、新鮮なお魚って分かれば良いんじゃない、細かいことは気にしないの」
女の子:「は~い」
「えっ?ちょっと違いますよ~」と、声が出かけたのですが…見知らぬ親子に声をかけることも出来ず、意味を分かっていない人が多いのかなと思ってしまいました。
そんな私も、サーフを始めるまで全く気にしたこともなく…魚屋さんで詳しく聞いたことを思い出します。
もっとも、山梨といえば「マグロ」のお刺身が定番、それ以外は刺身で食べられる魚も種類は少ないし、季節ごとの鯖や秋刀魚、一年中ある鮭やトラウトサーモンは冷凍物で焼き魚用の切り身。
そのままの姿で氷の上に陳列されている魚は鯛とか鯵、季節によって鰤かスルメイカくらいですから…。
今では、ちょっとした高級食材のおいてあるスーパーには、変わった魚(珍しい魚)も、目にすることはありますけど…マゴチなんか見たことありません(笑)
活きの良い順に「活魚・鮮魚・生鮮魚」を説明すると…。
活魚
活きている魚のこと。
寿司屋や居酒屋などで生け簀に入っている魚介類です。
鮮魚
死んでいるけど、表皮に艶があり、鰓(えら)は鮮やかな赤色など、漁獲後まもない魚介類。
刺身で食べられる、死後硬直がはじまっていて身は硬く、コリコリと歯ごたえがある状態。
生鮮魚は、鮮魚の中でも特に活きの良い魚介類のこと。
活魚を捌いた直後の状態と思えば良いかな。
パックに入った刺身の盛り合わせは、いくら状態が良くても、鮮魚ですよ。
釣り船の船長さん達が、釣れた魚を新鮮のまま持ち帰って欲しいと、血抜きや神経締めをして死後硬直を遅らせる処理は、釣り人の特権でもあるかな。
釣具屋には、神経締め用のワイヤー売ってますからね。
そういえば、YouTubeで良く見る、「津本式」なる血抜きと神経締め…そういえば、つい先日のFacebookの投稿で、堀田光哉氏も持ってたな、津本式のあの先端。
詳しくは
https://m.youtube.com/channel/UCeRYlwTRUJGXC25hFbw2SoA
今年は血抜きだけじゃなくて神経締めもやってみるかな?
鯖とワカシは鯖折りしてバケツだけどね(笑)
美味しい刺身を食べるために…先ずは釣らなきゃ(/ー ̄;)
ビーチクリーンで頂いた、熟成させるための「ぴちっとシート」はたっぷりあるし…釣れないから貯まるばかり( ノД`)…
寒鮃はまたの機会に…平成最後の「鮃」釣りたいな、マゴチも〜( 〃▽〃)