4月5日は、1872年(明治5年)のこの日、前年に散髪、脱刀が許可されたが、これを受けて断髪をする女性が続出したため、「男性に限って許可した断髪を女性が真似てはならない」とする禁止令(断髪禁止令)を発布したことが、「ヘアカットの日」の由来なんです。

「ヘアカットしちゃいけません」という日が、「ヘアカットの日」というのも変な話ですけどね(*≧∀≦*)
 
4月5日はもうひとつ「小笠原返還記念日」なんです。

1968年(昭和43年)のこの日、第二次大戦後アメリカの姿勢下に置かれていた小笠原諸島を日本に返還する協定が締結され、同年6月26日に協定が発効し、日本に返還されました。 

”本土復帰とは、第二次世界大戦における日本の敗戦(日本の降伏)により、連合国軍(主にアメリカ軍)に施政権が移った、「伊豆諸島「トカラ列島」「奄美群島」「小笠原諸島」「沖縄県」が日本に復帰したことをいいます。 ”
 
(Google Earthから)
 
 
 
太平洋戦争末期の「硫黄島の戦い(日本軍とアメリカ軍との間で行われた戦い)」という残悲しい記憶があります、その記憶は多くのノンフィクションの書籍、写真集、ドキュメンタリーそして映画(2006年のクリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」「父親たちの星条旗」など)やドラマで伝えられています。

この戦争で亡くなられた日本軍とアメリカ軍の方々に、多くの戦争被害者に「戦争を起こさないこと、繰り返さないこと」を心に持つことで、供養を捧げたいと思います。

小笠原諸島は、東京都特別区の南南東約1,000キロメートルの太平洋上にある父島、母島、硫黄島、南鳥島など30余の島々からなり、総面積は104平方キロメートル、1593年(天正20年)に小笠原貞頼が発見したといわれ、1875年(明治8年)に日本の領有が確立していたそうです。 

民間人が居住するのは父島・母島の2島で、その他に自衛隊などの公務員が常駐する島としては父島・硫黄島・南鳥島がありますが、父島列島の兄島、弟島、母島列島の姉島、妹島、聟島列島の 聟島、嫁島、媒島、北ノ島、 南鳥島、沖ノ鳥島、母島列島の姉島、妹島、それと西之島などは 無人島です。

1972年(昭和47年)10月16日に一部の島や地域を除き小笠原国立公園として、国立公園に指定され、さらに、2011年には世界遺産に登録されました。

東京都なのに小笠原は遠い、東京都の竹芝桟橋(たけしばさんばし)から父島へ、ほぼ週1便の定期船「おがさわら丸」を利用するか、不定期に全国から出航するクルーズ船の2方法だけ、父島には空港がないので飛行機は使えません。

詳しくは「小笠原観光局」のHP”小笠原に行く-小笠原への行き方-”を参照(タッチするとアクセスできます)
 
おがさわら丸は24時間で東京竹芝桟橋と父島を結ぶのですが…父島に3泊停泊し、出発から5日目の15時30分に父島を出港、翌15時30分に東京竹芝桟橋に到着、定期船を利用した小笠原への旅行は基本的に5泊6日の期間が必要なんです、船酔いするかな?

小笠原村観光局のHPによると、釣りは、初心者からベテランまで誰でも楽しめ、磯から狙うイシガキダイや、ジギングで狙うカンパチシマアジ、カッポレやバラハタなど大物に、初心者でも高級魚のアカハタやロクセンスズメダイなど、比較的簡単に釣ることができるそうな…それに、なんといってもアオリイカでしょう、ヒラメがいないというのが残念ですけど(/ー ̄;)
 
その他に、ホエールウォッチングドルフィンスイムウォッチング、入島制限はあるそうですが、無人島巡り…自然を満喫できるそうです、生活は大変だろうけれど…行ったら、帰ってこれなくなりそうな素敵なところ…みたい(’-’*)♪

海外に行ったことは無いし、興味もないけれど、日本国内はとっても興味があります。

サワラなど白身の魚を、醤油やみりんで漬けにした握り寿司の「島寿司」、赤トウガラシで食べる「お刺身」、高級魚「アカハタ」を、みそ汁に仕立てた「アカバのみそ汁」、サトウキビを原料としたラム酒、ラム酒にパッションフルーツを加えたパッションリキュール、まぐろやタコの燻製、サワラのみりん干しなど、グルメも充実している!

憧れの「新島」にも行けない状況なのに、小笠原はハードル高いな~、西湘、駿河、遠州にさえ行けていないですから(涙)

「平和ボケ」なんていわれていますが、周辺諸国との多くの問題がニュースを騒がせている今日この頃ですが、そんなことを気にしないでサーフで魚を追いかけられる平和が続くと良いですね。