この季節(時期)は、朝が暖かくなり…布団からなかなか出られなかったり、ついつい二度寝したりしませんか?
起きても、なんとなく体が重く感じたり、だるかったりなんてことがありますよね。

年代が同じ、もしくは上の人と話す時や話しの中に、「春眠暁を覚えず」というのを時々、耳にすることがあります。
春眠不覚暁」は孟浩然(もうこうねん)の漢詩「春暁(しゅんぎょう)」の一節…なんて知っている人は少ないかな?
※孟浩然は中国の襄陽(じょうよう:現在の湖北省)の人で、盛唐の詩人。
(出典:小学館デジタル大辞泉) 


「春暁(しゅんぎょう)」の全文と一般的な詩の意味
原文(②読み方)
③一般的な詩の意味
という書き方で紹介しますね。

春眠不覚暁(しゅんみんあかつきをおぼえず)
春の眠りはとても心地よくて、夜が明けたのも気が付かずに不覚にも目が覚めなかった。

処処聞啼鳥(しょしょていちょうをきく)
あっちこっちで鳥の鳴き声が聞こえた来たことで、朝になったことに気が付いた。

夜来風雨声(やらいふううのこえ)
そういえば、昨夜は風が強く、雨も降ったようだ。

花落知多少(はなおつることしんぬたしょうぞ)
せっかくきれいに咲いた花だけど、昨夜の雨と風でどれくらいの花が散ったことだろう。

春先の体調不良はなぜ起こるか?
春先になると、なぜか体調が悪くなるという方が少なくないですよね、私も「食欲がない」「いくら寝ても眠い」「だるい」などの症状が出るのですが、その原因は自律神経の乱れが原因で起こるそうです。

自律神経はご存知のように「交感神経」と「副交感神経」の2種類があり、自律神経は、自分の意思とは関係なく刺激や情報に反応して、からだの機能をコントロールしています。
逆に言えば、意識してもできないことを担当するのが自律神経で、眠っている時に呼吸する、血液を流す、胃で食べ物を消化する、腸で栄養を吸収する、老廃物や疲労物質を集めて便や尿で排泄するなどはすべて自律神経の働きによるものです。

交感神経は、活動している時、緊張している時、ストレスを感じている時に働く。
交感神経が働く原因は、「長時間の通勤」「仕事のノルマ」「プレッシャー」「人間関係のストレス」「パソコン」「不規則な食生活」「食品添加物」「睡眠不足」「シャワー」「テレビ・ゲーム」など様々なストレスです。

副交感神経は、休息している時、リラックスしている時、眠っている時に働く。
ちなみに副交感神経が働くのは、「リラックスしている時」「眠っている時」「体を回復している時」で、分かりやすくいうと「夜の睡眠中」「お風呂に入っている時」「食事をしている時」などです。

交感神経ばかりが働いてしまうことで、体を回復する「副交感神経」が十分に働けなくなって回復が追いつかず、さまざまな不調を引き起こします。
副交感神経が働く時間が短いと、体が十分回復できず、「疲れがとれない」「体が重たい」「目覚めが悪い」「肩や首がこる」「めまい」「微熱」など、様々な不調があらわれてきます。

釣り旅は、ストレス発散になるのですが…「長時間運転」「釣果が出ない(あたりがない)」「ラインブレイク」「ルアーロスト(根掛りなど)」「降雨(降雪)」「寒さ」などのストレスがあり、その反面、「温泉入浴」「夜会(飲み会)」「ラーメン」など副交感神経を働かせて…バランスが取れていることで楽しんでいます。

でも、平日は「長時間の通勤」「人間関係のストレス」「パソコン」「不規則な食生活」「食品添加物」「睡眠不足」「シャワー」とよろしくないことばかり…そりゃ、体も壊れます。
スーツを着て、決まった時間に同じ場所に集まることが仕事の効率になるのでしょうか?
悪い習慣ですよね…サービス系の仕事でなければ、デジタル化、IT化しているのに、もっと言えばパソコンさえあれば仕事は出来る時代ですからね。

サーフに立って、キャストするのを妄想しながら、温泉にゆったり、まったり浸かることを想いながら、日々を過ごす…「起きたら会社行って、帰って寝るだけ」なんて、「何のために生きているのか?」「なんのために働くのか?」分からなくなります。
興味を持って熱く取り組むことが出来る”仕事”なら、熱中して、寝る暇を惜しんで…なんてねストレスにならないような気もしますが。

それもこれも、自律神経のバランスを崩しているのが原因で…不調になる。
当たり前の自律神経の乱れ(自律神経失調症、神経性胃炎、過敏性腸症候群、メニエール病、過呼吸症候群)を発症しないために、生活を構成する食事、睡眠、休養、労働(勉強)、運動の5つが、毎日規則正しく行われていることが大事で、生体リズムを順調に回すことが肝心です。 

○太陽の光を浴びる。
朝起きたら、すぐカーテンを開けて太陽の光に浴びるなど規則正しい生活リズムを習慣づける。
○適度な運動を心がける。
運動不足の解消はもちろん、汗を流すことで気分がすっきりして倦怠感がなくなり、精神的な充実感も得られるので、定期的に運動を行うことで生活のリズムを作る。
○心をリラックスさせる方法を見つける。
心地の良い音楽を聴いて、リラックス状態が得たり、ぬるめのお湯にゆったりと時間をかけてつかる、アロマセラピーを取り入れるなど、自分なりのリラックス法を見つけるようにする。
○生活習慣を見直す(ライフスタイルを見直す)
生活を構成する食事、睡眠、休養、労働(勉強)、運動の5つが、毎日規則正しく行う、また睡眠時間を十分にとり、食事時間を一定にし、おかずの数を増やすなど食生活の質を高め、適度な休養や運動を心がける。

自律神経は季節の変わり目を受けやすい。
特に、春は気温の変化と温度変化が重なる時期でもあり、自律神経も乱れやすくなります。
でも、ストレス社会の現代、分かっていても(知識はあっても)なかなか対応が出来ないですよね。
FaceBookの友達を見ていると、「意外と皆さんストレス発散を上手にしているな~」と思います。

いつもストレスが溜まってくると…この唄を…。

最寄り駅の改札抜ければ
いつもよりちょっと
勇敢なお父さん Daddy!

その背中に愛する人のWowWow
声がする
You gatta run for today
いざ行かんゴールへ

昨晩の疲れとアルコールが
まだ残った午前6時OH!
暗いニュース野菜ジュースで
流し込み朝から全力疾走

…そう、FUNKY MONKEY BABYSの 「ヒーロー」です、なんか「頑張ってるお父さん」を強引に自分と重ねて…勝手に自分を励ましています(笑)

季節の変わり目、卒業(入学)、入社・転勤など環境も変わり目です、自律神経のバランスをとって元気に過ごしましょう!

えっ、私ですか…心が折れないように、頑張りま~すwww
あ~サーフに行きたい、ヒラメを釣り上げたい…温泉に浸かりたい(/_<。)

その前に…寝たいw