2月8日は「針供養」です。

針供養(はりくよう)とは、折れ、曲がり、錆びなどによって、使えなくなった縫い針を供養し、近くの神社に納める行事。
各地の社寺で行われているが、主に淡島神社(粟島神社)または淡島神を祀る堂(淡島堂・粟島堂)がある寺院で行われる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

東京近郊では、東京都台東区浅草にある浅草寺(せんそうじ)が有名です。

針供養の針は裁縫の針であり、釣針とは意味合いが異なるように思います。
「釣針」の場合、供養されるのは道具としての”針”では無く、釣り上げた魚の供養になるのかな?
魚塚」は魚の塚、つまり魚の”墓所”または”祭壇”なので、釣り上げた魚の供養を目的としている。
海浜や河川に祀ってある「海神社」に釣り針を供えてあるのを見たことがあるのですが、「豊漁祈願」の奉納と教えてもらったことがあります。

皆さんは釣り針(フック)をどうされているのでしょう?
結構な頻度でルアーについているフックを交換すると思うのですが…中には「1匹掛けたら即交換する」なんていう方もいらっしゃるほど…YouTubeの動画で見たことがあります。

特にショア・キャストするルアーフィッシングでは、砂と擦れて針先が甘くなるという理由で交換することも少なくないと思いますが、交換した釣り針をどう処分していますか?

私の住む山梨県南アルプス市では資源の回収施設があり、資源の回収方法が記載された小冊子を毎年配布してくれます、社宅のある相模原市も同じです。
だけれど、資源の項目に「釣り針」の記載が無いのです…結果、3年分はインスタントコーヒーのビン、「ふなぐち菊水一番しぼり」の空き缶数本に入れて保管したまま…。

釣具のポイント」に回収ボックス(釣り針やワーム)が置かれていると依然、聞いたような…記憶が定かではない。
最近は魔界に行けていないし、「釣具のポイント」もご無沙汰してだいぶ経ちます。
釣具店関係者の方、「うちで回収しているよ」というお店様・関係者の方がいらっしゃいましたら是非、ブログまたは投稿先のメッセージへ返信をお願い致します。

でも、個人的に思うのですが、釣り針を作成しているメーカー(オーナー、がまかつ、ささめ、ハヤブサなど)で回収してくれたらと思うのですが、素材の回収でリサイクル(マテリアル)出来れば原料の仕入れも多少は安くなると思うのですが…その分、出来れば値段を下げて釣り人に還元してもらえれたらうれしいことですよね。

素材が違うことで、回収ボックスがメーカー毎に分かれたりして…いっそ、フィッシングショーなんかでも集めたら(回収してくれたら)、うれしいのにな。

地方・地域の行政により、違うと思いますが、資源回収しているところもあるようです。
横須賀市のホームページには回収方法の記載があります。
「集団資源回収の『缶以外の金属』」に出してください。
【注意点など】
※さびているものでも出せます。
※紙などに包み「危険・針」と書いて出してください。
※くぎやクリップなどの小さいものは無色透明な袋に入れて出してください。
※金属製以外は「不燃ごみ」に出してください。
※出し方等の詳細については、関連リンクをご覧ください。

回収施設があるところは同じなのでしょうか、回収方法についてはお住まいの行政に直接聞いてみてください。

それと…世界で問題視されている海洋プラスティック汚染問題、ストローとか小さなプラスティックの破片を海中生物(鯨や魚、海亀など)が飲み込んでしまって…。

でも、ルアーもワームもプラスティック系ですよね…少なくとも要因になっているのでは?
そうなると、ワームはすでにSHIMANOなんかでは自然分解できる素材に変わったりしていますが、プラグやミノーのハードルアーはどうなるのでしょう?

時間で自然分解されるものに変わったら、今の経年劣化なんてものじゃないくらいになりますよね。
自然分解される素材のワームは他のものに比べて「高価」であることは皆さんご存知ですよね。
プラグの本体が…表面をコーティングしていても使用すれば剥がれて、いずれ素材がむき出しになりますが、リメイク(再塗装)なんかは出来なくなりますよね、素材が自然分解するのですから。

糸も自然分解するものもある(今もあるのかな?)、キャンプなんかで使う食器もでんぷんやたんぱく質を素材として作った自然分解されるものもある…これからのルアーはどうなるのでしょう?

ビーチクリーンではペットボトルの海洋投棄(ポイ捨て)が多く、タバコの吸殻も…きれいな海岸、きれいな海、そこに生きる魚達を後世につなげて残すには考えないといけない問題ですね。

高切れで「ルアーをロスしちゃった」なんて嘆いたり、傷心するのも質が変わってきますね、「海を汚しちゃった」って傷心することになるのでしょうね。

偽善行為とか偽善者といわれても、罪償いにビーチの清掃をしましょう。
釣行の際に、もしくは集まって…そういう意識を持ったアングラーが増えれば、ビーチクリーンをしている目の前でタバコをポイ捨てしたり、ペットボトルを放置するような不届き者が減るでしょう。

タバコのポイ捨てで、某プロアングラーが消えたことは最近の出来事、皆さんもご存知でしょう。
タバコは「吸うなら捨てるな、捨てるなら吸うな」、ペットボトル飲料は「飲むなら捨てるな、捨てるなら飲むな」ですね。

日本語:「吸うなら捨てるな、捨てるなら吸うな」
中国語:「如果你吸烟,不要扔掉它,如果扔掉它就不要吸烟」
韓国語:「빨아면 버리지, 버린다면 피우지」
英 語:「Do not throw it away if you smoke, do not smoke if you throw it away」

日本語:「飲むなら捨てるな、捨てるなら飲むな」
中国語:「如果你喝酒,不要扔掉它,如果扔掉它就不要喝」
韓国語:「마시면 버리지, 버린다면 마시지」
英 語:「Do not throw it away if you drink, do not drink if you throw it away」

東京オリンピックもあることですし、こんな看板を立てて欲しいですね、「きれいな海岸で、海で」釣がしたいと願います。

これからも、出来る限りビーチクリーン(河川クリーン)に参加したいと思います。