2月3日日曜日(節分)~4日月曜日(立春)に掛けて南風が強まるという気象予報、「春一番」でしょうか?
4日に「春一番」が吹くと、1988年の2月5日を抜いて、最も早「春一番」になるそうです。
春一番(はるいちばん)は、北日本(北海道・東北)と沖縄を除く地域で、立春から春分の間に、その年に初めて吹く南寄りの強い風のこと。(東南東から西南西の強い風)
発生の条件・認定基準は、地域や気象台によって多少異なります。
1.立春から春分までの間。
2.日本海を進む低気圧に向かって、南側の高気圧から10分間平均で風速8m/s以上の風が吹き込む。
3.前日に比べて気温が上昇する。
以上のことを発生条件としています、過去には2013年2月2日(立春の前日)に暖かい風が吹き込んで全国的に気温上昇、立春の前ということで気象庁がこの風を「春一番」と認めなかったことがあります。
風が「春分の日」までに気象台の認定基準にあてはまらずない場合、「春一番の観測なし」とされる年もあります。
『春一番』と聞くと…キャンディーズを思い浮かべます。(40代以上の方なら知っているかな?)
雪が溶けて川になって流れていきます
つくしの子がはずかしげに顔を出します
もうすぐ春ですね
ちょっと気取ってみませんか
キャンディーズ(Candies)は、1970年代に活躍した日本の女性3人組のアイドルグループ
伊藤蘭(愛称はラン、「相棒」の水谷豊が夫)
藤村美樹(愛称はミキ、結婚 して以降表舞台には出ていない)
田中好子(愛称はスー、平成23年4月乳がんのため55歳で死去)
1977年の7月17日、日比谷野外音楽堂コンサートで、人気絶頂期に突然の「解散」で世間を騒がせた彼女たち…私は11歳、小学校5年生だったかな?
昭和30年(1955年)、31年(1956年)に生まれた彼女たち、もう64才、63才なんですね。
春一番の条件でもある立春の前日は「節分」です。
節分には「豆まき」ですね、「恵方巻き」なんていうのは最近の話です!
節分は立春・立夏・立秋・立冬と季節が移り変わる節日(せちび、せちにち)のことで年に4回あります。
立春は「一年の始まり」として特に尊ばれたため、節分といえば春の節分を指すようになったようです。
立春が一年の始まり、つまり新年と考えると、その前日である節分は大晦日(おおみそか)に当たることから、平安時代の宮中では陰陽師(おんみょうじ)たちによって「追儺(ついな)」という、旧年の厄や災難を祓い清める行事を行っていて、室町時代には中国から伝わったという「豆を撒いて悪鬼(あっき)を追い出す」行事へと変わり、庶民へと定着していったといわれています。
豆は「魔滅(まめ)」に通じ、無病息災を祈るという意味があります。
昔話に、京都の鞍馬に鬼が出た時に、毘沙門天のお告げにより大豆(だいず)を鬼の目に名がつけて、鬼を退治したというのがあって、鬼つまり「魔の目」に豆を投げつけて滅(魔滅)したということです。
ちょっとこじつけのような話ですが…それと、豆は必ず炒ったものを使うことが条件です。
「炒る」は「射る」に通じ、鬼や大豆は陰陽五行説(木・火・土・金・水)の「金」にあたり、この金の作用を滅するといわれる「火」で大豆を炒ることで、「鬼を封じ込める」という意味になります。
豆を撒くのは「一家の主」または「年男」で、家族は撒いた豆を自分の数え年の数だけ食べると病気にならず健康でいられると伝えられています。
風水などでも知られていますが、悪いことや悪霊の入り口は「鬼門」といわれる「北東」の方角、時計の針(十二支)で考えると、1時~2時の間で「牛(丑)」と「虎」の間。
鬼のスタイルは牛の角に虎の腰布(または、ふんどし)…ここから想像されているんですね。
最近では鬼の「パンツ」になっていたり、虎の模様が豹柄になってるとか…少しずれているような気もしますが(笑)
だって、そんな昔に「パンツ」はないでしょう、「豹」は日本には生息していないし、もっとも「虎」も日本には生息していない動物ですからね、すべてはアジア(中国)から伝わったものです。
そういえば、節分でおなじみ(最近)の「恵方巻き」の恵方は東北東やや東(右)らしいですね…鬼門じゃん?
「恵方」は、陰陽道で、その年の福徳を司る神である「歳徳神さま」が在位されている方角の事を指すので、今年は「恵方が東北東=鬼門(北東)」…何か起こりそうな予感がします。
それにしてもコンビニやスーパーには年始め早々から恵方巻きのポスターやCMが多いですよね。
何でも食品ロスの問題が毎年発生するとか、賞味期限が切れる前のものを大量に破棄したり、販売のノルマを課して従業員が自腹で購入したりと、セブンイレブンが仕掛けたブームで自分の首を絞めるような行為が発生しているなんて、酷な話ですね。
昨年末に、農林水産省が小売に「恵方巻きは需要に見合う量を販売するよう」通知を出したというではありませんか。
よほど酷いんでしょうね、それもSNSの投稿が切っ掛けだったそうな…。
恵方巻きも進化して、海鮮恵方巻きとか、有名な料亭の料理長監修とか料亭で作るとか…。
でも、そのためのネタ(マグロやイクラなど)は消費されないまま廃棄されるのでしょうね、海洋資源の無駄な利用は色んな意味で問題ですよね?
「もったいない」というのはオリンピック招致だけのものでしょうか、残念でなりません。
「米粒一粒一粒には神様がいて…」や「米を作る農家さんが一生懸命精魂こめて…」と教えられてきたので、米粒ひとつ残せません。
貧乏性といわれるかも知れませんが、文具や道具、遊具も簡単には捨てることが出来ません。
本当は断捨離(だんしゃり)が必要なこともあるのですが…着れなくなった服など。
ルアーやロッドにリール、その他諸々、捨てることが出来ません、「黄色いお店(タックル○リ○)」で新しいものを購入する資金に換えても良いのですが、黄色いお店に行くと…持参するより、購入して来る方が多いのは私だけでしょうか?
新しいもの好きな日本人、イベントが大好きな日本人、こればかりはどうにもならないのでしょうね、流行というかブームというか…最近のフィッシングショーもその一環みたいなところもありますよね。
昔は販売店や卸問屋さん相手に展示会開いていたのが、メーカー直販が増えて、一般に直接という流れですからね。
幕張で催される業界(自動車・電子機器・専門機器など)も同じだな、その内にチケット購入で誰でも入れるようになるのだろう。
今週末は爆風&向かい風でキャスしづらいでしょうね、でも、きっとサーフでキャストするアングラーがいるのでしょうね~、複数人の顔が頭の中に浮かんで(笑)
暖かいのがせめてもの救いでしょうか、南風の影響でべイトが岸に寄せられて…何てこともありそうだよな~、案外…爆発的釣果になったりっするのかな?
今週末は山梨へ帰宅、車検もあるので「寄り道」は不可能…もう1ヶ月を超えて釣行できていないし、ブログも四方山話ばかり。
そろそろ重い腰を上げて、せっかくの「春」到来ですからね♪