二十四節気「大寒(だいかん)」七十二候「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」(大寒の末候)1月30日~2月3日頃、「鶏始乳」は、鶏が卵を産み始めるころという意味。
一年でいちばん寒さが厳しくなる頃で、寒い日が3日続くとその後4日は温かくなり、少しだけ春の気配を感じられる「三寒四温(さんかんしおん)」といわれる「大寒」
この時期、旬の食材といえば「鶏卵」、産卵数の減る冬に母体内で熟成されておいしくなる。
40才を過ぎて卵アレルギーになり、体調が良ければ1個くらいは平気ですが、それ以上食べると体中に蕁麻疹が…それでもこの時期はTKG(たまごかけごはん)は食べたくなりますね、痒みを覚悟で1杯しか食べられませんけど。
サーフからの釣りの対象魚で旬(冬)の食材といえば…1月は、ぶり(いなだ・はまち)、こはだ(このしろ)、さわら、ひらめ、ほうぼう、ぼら等。
このしろ(こはだ)を捕食対象にしている、「ブルーランナー」と呼ばれる青物の「ぶり」・「さわら」、それにこのしろについているやつは大型であるといわれる「ひらめ」。
2月はさわら、ひらめは変わらないが、ブルーランナーに代わって「レッドショア」と呼ばれる「鯛(たい)」が入ってくる。
鯛(たい)の旬は2~4月で5月に産卵し、その頃接岸する、産卵期直前の桜の季節が旬で、この時期のたいは、その色鮮やかさから「桜鯛」と呼ばれ、珍重されます。
でも、この時期は時折、釣果を聞くことがありますね、特に駿河のサーフで…。
こんな極寒の時期でもサーフから釣り上げることができる魚たち、河川の釣りと違って「禁漁期間」がないので、通年何かと狙うことができるサーフフィッシングです。
中でもやっぱり、ここ数年でアングラーが激増している「フラットハンター」の対象魚、鮃(ひらめ)は冬の時期に「寒鮃」と呼ばれ、白身魚の中では特に淡白で繊細な味わいで、非常に美味であるとされ、この時期は更に脂がのって、特に「縁側(えんがわ)」が珍重される高級魚。
鮗(このしろ)を捕食するひらめは固体が大きく、1年で30cm、2年で50cm、3年で70cmへと成長するといわれている、中でも2年以上(50㎝以上)のものが期待できる。
鮃はサイズによって呼び方が変わり、30cm未満を「小ソゲ」(最近は「チラメ」とも呼ばれます)、30~39cmを「ソゲ」、40~59cmを「ひらめ」、60~69㎝を「子座布団」、70~89㎝を「座布団」、90cm~を「大座布団」と呼びます。
食した時の「味」に関しては、50cm前後が最も良いといわれています。
もちろん、肉厚であることが条件ですけれど…50cmくらいにならないと、「縁側」があまり取れないというのもあります。
回転寿司の白い縁側(カレイの縁側)も美味しいのですが、やっぱり釣り上げた天然の鮃のピンクの縁側(粒粒した身)が歯ごたえがあって香りも良くて最高ですね。
更に、この時期に釣り上げて直ぐに血抜きをして処理し、鮮度を保った鮃の「肝」は、カワハギの肝と同様に珍味です。
肝醤油で食べる鮃の刺身は別格の美味しさ、釣師の特権でもあります。
これで日本酒(時には鮃のヒレ酒)を一杯やるのが楽しみで、寒さに負けず、風にめげずにサーフでキャストを繰り返す、あきらめずに…そのまま「釣れるまで帰れまテン」みたいな(笑)
鮃を自身で捌いて刺身にして盛り付け、FaceBookやInstagramに投稿する職人と見間違えるほどの腕前を持ったアングラーもいらっしゃいます。
そもそも、3枚おろしはもちろん、5枚おろしとか7枚おろしなんて一般人にはできません。
鮃釣りを始めるまでは、聞くことも見ることもありませんでしたし、鮃と鰈の区別すらできず、山梨県にいる頃は存在(魚体)は図鑑で見たくらい、魚屋やスーパーの鮮魚コーナーでも見たことはありません。(最近は、極まれに鮮魚コーナーで見かけることはありますが…大抵はパックに入った切り身で、魚体は見ません。)
ちなみに、以前も話しましたがマゴチなんて見たことも聞いたこともなく、東京湾でメゴチでマゴチを釣るまでは存在は知りませんし、メゴチの成魚がマゴチと思っていたくらいですから…静岡のスーパーで当たり前のようにマゴチをそのまま売っていることにカルチャーショックを受けましたから。
山梨県では海の魚介類で、そのままの形で見かけるのはイワシとサンマに「ししゃも」という名のチカ、サケ(シャケ)、エビ、貝類(あさり、はまぐり、しじみ、あわび)くらいですからね(笑)
消費量が和歌山と1位・2位を争う「マグロ」ですら、パックに入った切り身しか見たことがありません(涙)
あ、ケンミンショーで紹介されたマグロの寿司に「ツメ(しょうゆベースのたれを煮詰めたもの)」を塗って食べるのは一部の方々(ご年配の方々が多いのかな?)ですよ(笑)
なぜそういわれているのかというと…昔は静岡から塩漬けして運んだマグロの塩分を調和するために甘いツメを塗ったという説があるそうです。
今では冷凍技術や運搬技術の発達(進歩)で新鮮なマグロが食べられますから、普通に醤油とわさび…私はマヨネーズ&おろしにんにく&醤油(1:1:1)のたれで食べることが多いですね。
何でも、「遠洋漁業の漁師がマグロをサラダ(マヨネーズ)の上に落としたのをもったいないからと、マヨネーズがついたまま、醤油に漬けて食べたら旨かった」ということから始まったとされる食べ方を幼い頃、父親から教えてもらって以来、ず~っとこの食べ方です、とっても美味しいですよ、是非お試しください。
人口10万人当たりのすし店数は山梨県38.1軒(1位)、2位の石川県は33.5軒で、最下位の高知県(10.9軒)の3.5倍、全国平均22.5軒という国税調査の結果もあり、本当に寿司屋は何処でも見かけます(笑)
海無し県(内陸県)の山梨が寿司屋の日本一件数が多いとは、山梨県民の海への憧れ何でしょうね。
最近になって川魚(ヤマメ・アマゴ・イワナ・アユ・ニジマスなどの一部の魚種)を刺身で食べることもできるようですが、基本的に塩焼きか煮付けですから。
サーフや魔界に行けない時は、専門雑誌を見たり、読んだりして知識を身につけることが普通なのかな?
なんか、アダルト雑誌見て妄想するようで、興味がわかず専門誌を購入することがないのですが…アングラー失格でしょうか、現実(リアル)が良いですよね(実釣ね、女性も実物の方が…ははは)。
そういいながら、YouTubeの動画は良く見ますよ、SHIMANO-TV(公式チャンネル・堀田さん登場のもの)やDUO(堀田さん・高木さん・原田さん)、六畳一間、そらなさゆり、釣りよかでしょう。などなど。
動いているほうが現実感あって面白い、本当は活字を追うことも大切なんですけどね。
活字は専門書かニュースばかりで、…おなか一杯(笑)
最近は小説読まなくなったな…本屋に行っても仕事関係や料理関連の専門書コーナー(アダルトコーナーじゃありませんよ)、新書が並んでいても気にもしなくなった。
何か調べたければインターネットという便利なものがあるし、情報収集はネット検索で問題ないし、便利になった。
だからかな、古来の伝統や文化などを大切に思うし、山梨県の良いところをアピールしたり…きっと、年を重ねたせいもあるんだろうな。(じぃじの発想だなwww)
そろそろ、2月のスケジュール調整しよう、今週末は奥様と相談して初の釣りに出かける準備しよう。
それにしても、仕事は情熱が沸かないしやる気になれない上に上司も気に入らない(へんな組織で何がなんだか分からないし、評価されないし、既に出世は気にしてないし)、腕の黄疸と腫れ、手の痺れ治らないかな…テンションが下がるばかりで悲しくなる。
なんか良いこと起きないかな~?
メイクドラマはやっぱりサーフだよな~?
温泉にも入りたいな~。
やばい、フラストレーションかなり溜まってるな…www