24年前の1995年1月17日午前5時46分、淡路島北端を震源とする兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)が発生、この震災では学生を中心としたボランティア活動が活発化し、「日本のボランティア元年」といわれて、これをきっかけにボランティア活動への認識を深め、災害への備えの充実強化を図る目的で、「防災とボランティアの日」が1995年12月の閣議で制定が決定され、翌1996年から実施され、1月17日を中心に前後3日を含む計7日(1月15日〜21日)が「防災とボランティア週間」と定められている。

また、阪神大震災ではボランティアの炊き出しで被災者が励まされたことから、いつまでもこの善意を忘れないため、1月17日を記念日として「おむすびの日」を米に関係する民間企業やJA等でつくる「ごはんを食べよう国民運動推進協議会」が2000年11月に制定し、2001年から実施している。

ちなみに、「おにぎりの日」は6月18日、町内の遺跡で日本最古の「おにぎりの化石」が発見されたことから「おにぎりの里」として町起こしをしている石川県鹿西町(現中能登町)が制定。



おにぎりとおむすびの違いをご存知でしょうか?
おにぎりとおむすびの呼び方については諸説あるそうですが…。

「おにぎり」は米を強く握った「握り飯」が原型となっていて、その呼び方が変わって「おにぎり」と呼ばれるようになったとされているそうです。

「おむすびは」平安時代の貴族の女性たちが米を握ったものを「おむすび」と呼んだのがはじまりとされているという説がありますが…。

日本人は山を神格化(神、もしくは神の域にあるものとして扱ったりみなしたり)していて、その神の力を授かるために米を山形(三角)にして握って食べたのが「おむすび」とされる説が濃厚です。
つまり、三角に握ったものは「おむすび」でそれ以外の丸型や俵型に握ったものを「おにぎり」ということでしょうか?

調理法でも違いがあるという話もあります、手で握ったものを「おむすび」、道具を使って作ったものを「おにぎり」と呼ぶという説や、「おにぎり」の丁寧語、もしくは女房言葉で「おむすび」という言葉が作られたという説もあります。

諸説あるのですが、特にこれといった有力な説はなく、広辞苑でも「おにぎり=おむすび」と、なっていて違いはないようです。

ただし、先日の「ケンミンショー」で大阪では”味付け海苔”を使い、東京では”焼き海苔”を使うのが当たり前というのには驚いたし、笑った。
ちなみに、私は塩がついた「おむすび海苔」を好んで使います。

日本の大部分で「おにぎり」と呼ぶのに対して、関東~東海道にかけては「おむすび」と呼び、東京都と神奈川県では「おにぎり」と呼ぶケースが多いという話も…山梨では「おにぎり」だったような気もするが、神奈川に住む方が長いので、やっぱり「おむすび」とよんでいるかな。

そういえば…ローソンでは「おにぎり屋」、セブンイレブンでは「おむすび」ですね(笑)

しっとりした海苔か乾いたパリパリの海苔かという違いもある、名古屋の名物のように具材が上に乗せてあるものもある、呼び方や形、海苔、具、素材、大きさなどの違いは個人や育った環境(家庭)で違っても、「おにぎり」と「おむすび」に大差はないということですね。

ん?
そういえば、寿司も「握り」と呼ぶような…ま、いいか(笑)

おにぎりの具で何が1番人気なのか、「アイリスオーヤマ」が実施したおにぎりに関するアンケートによると?
1位: 鮭(16.0%)
2位:梅干し(12.0%)
3位:辛子明太子(8.6%)
4位:ツナマヨネーズ(7.3%)
5位:おかか(6.5%)
6位:こんぶ佃煮(5.0%)
7位:焼たらこ(4.8%)
8位:たらこ(4.4%)
9位:鶏五目(3.1%)
10位:高菜(2.4%)天むす(2.4%)
jコンビニでの取り扱いになって、具材が増えたよな~ツナマヨは子供が考えたらしいけど…美味いですよね。


「おにぎり」は釣行の際に、ライフジャケットのポケットに入れられて持ち運びも便利、釣りの”休憩時”や”移動時”、当たり(魚信)が遠のいた”潮止まり”の時など、ちょっとした時間で簡単に食べられる物ですよね。

最近のダイエットでは、糖質に変わる物を摂取しない、炭水化物を摂取しない、つまり「米」を食べないなんて方法が注目を浴びていますが…それでもやめられませんよね。

前にも書いたのですが、そんな「おにぎり(おむすび)」の具は「梅干」がお勧め。



昔から梅干しは疲労回復などの効果があることが知られていますが、梅干しには強い殺菌作用があるため、お弁当に入れておくと他のおかずが腐るのを防いでくれる、黄色ブドウ球菌やO157など、食中毒を引き起こす細菌に効果を発揮するのが梅干しに含まれるクエン酸、梅干しは口内の細菌にも作用して、口臭予防の役割も果たしてくれます。

梅干には胃がんの原因といわれるピロリ菌を抑制する働きがあったり、生活習慣病(飲酒や運動不足、脂肪の多い食生活などが原因でなる高血圧、糖尿病、脂質異常症など)を予防する効果があり、特に糖尿病を防ぐ効果、その他にも血圧の上昇を防いで、動脈硬化や心臓病の予防対策にもなります。

お弁当を作って会社に通勤している頃は、梅干を一日2粒を食べていて、血圧も下がったりしていたし、今よりは体調がすこぶる良かったけれど、梅干の習慣が途絶えて半年ほど(職場が変わって生活も変わり)で…一昨年の春、急性心筋梗塞で運ばれ…梅干効果を実感しています。

 梅干しには血液を弱アルカリ性に保つことが出来るため、血液をサラサラに維持する効果があり、そのため体の器官を正常に保つことができ、お肌など美容への効果も考えられます。

釣り仲間との楽しい宴(うたげ)での飲酒、それにみんな大好き、釣行の際の食事といえば定番の「ラーメン」などで負担がかかる腎臓、肝臓、胃といった内臓の働きを助けることで、二日酔い、食中毒の予防、整腸機能もあり、必須の食材です。

健康的に、釣行には「梅干のおにぎり(おむすび)」持っていきましょう、「おにぎり3つ(具3種類)」持って行くなら、最低一つは梅干にしましょう。