フィネスと聞いて、ソムリエやワインに対するテイスティングことかなと思ったのは山梨県がワインの名産地であることから?
ちょっとしたワインに関する雑誌で「finesse(フィネス)」っていう言葉を知って、エレガントでバランスのいい、優れたワインを評する時に使われる表現で、「洗練されたもの」「繊細なもの」「上質であるもの」を意味するというのは記憶にあるが…。
「釣りでフィネスってなに?」というのが引っかかって、モヤモヤする。
辞書(ネット)で検索すると「finesse」とは、(判断・識見などの)鋭さ、細かさのことで、手ぎわのよさ、手腕、巧妙、巧みな処置 ということになる。『プログレッシブ英和中辞典(第4版)の解説』
釣用語では、「ノーシンカーや、ダウンショットなどのライトタックルでする繊細なアプローチや釣りのこと。」とある(まるわかり釣り用語集)
ネット検索をまとめると、ベイトタックルのような重たいルアーを使っていたのを、ロッドやリールの製造技術の向上により、スピニングタックルで使うような軽いルアーをキャスト(投げる)して操作をすることが可能になり、繊細なアプローチができるようになったこと、その釣り方を”フィネス”というらしい。
元々はバス釣りの用語みたいで、「ALPINA(アルピナ)」が広めている、軽いウェイトのジグヘッド+ワーム(トルクシャド)でフラットを狙う釣り方をサーフフィッシングでもいうらしい。
バス用語だからALPINAから発信するのは納得!
簡単に理解するなら、14gのジグヘッド(それ以上軽い?)にワームをセットして、沈降速度を遅くして、捕食対象(ルアー)を良く見せて演じ、フラットに口を使わせるということか…「お口すっぽり」というのも表現的にはマッチしていると思う…流石です。
FaceBookの投稿で「finesse(フィネス)」の言葉を使っている人がいるけど、ちゃんと理解しているのかな?
単純に軽いルアーでというのではなく、巧妙であり、巧みな処置(ルアーコントロール)であることを理解して手ぎわ良い釣りをしているのだろうか?
ALPINAの輿石さんや薮内さんなんかの投稿を見ていると、ロッドも違うし…専用のタックルで釣果を伸ばしているように思う。
ヒラメ専用ロッド(SHIMANOしかない?)とか、シーバスロッドでやるのも「フィネス」になるのかな?
この辺が良く解らない(/_<。)サッパリワカラナイ
ヒラメ専用ロッドで豪快に釣りをするのは、堀田光哉さんの信者(熱砂組合とか)?
勝手ですが、なんとなく一本筋が入ったような釣り人のイメージ…青物もシーバスも、時にはエイやサメもそのロッドでぶっこ抜く、そんなイメージ(笑)
実際に遠州サーフで去年釣り上げたブリは「NESSA Ci4+」で、何の問題も無くやり取りできた。
今年は更に「リミテッド」なる代物をリリースしているので、もしかしたらメジマグロも行けるのかな?
価格はSHIMANOのロッドで2番目に高額という話を堀田さんから聞いた…w
ジャンプライズのロッド(オールウェイクなど)も相当な頑丈さを売りにしたロッドですよね、荒磯で大きなシーバスを豪快に!!
ブログや動画で拝見します。
そうやって考えると、釣り具の進化ってすごいと思う。
最新の技術は「航空機」と「釣り具」といわれるのは納得、特にカーボンは凄い進化ですよね。
ナノカーボンにカーボンテープなんて今じゃ当たり前、最新の航空機にも採用されて、”ボーイング787”が有名ですよね。
ナノ‐カーボン(nano-carbon)とは、直径がナノメートル単位の炭素粒子で構成される物質で、カーボンナノチューブなど、電気・熱の伝導性や機械的強度などに優れた特性を持ち、ナノテクノロジーの中心的な素材として注目されているもの。(デジタル大辞泉の解説)
現在の主流であるカーボン製ロッドはカーボン繊維を編み込んだロッドで、軽量で非常に感度がよく、弾性率に富んだ釣竿。
使用されるカーボン繊維のグレードや、炭素繊維の編み込み、補強シートの巻き上げ製法(カーボンテープ巻き上げ)によって、低弾性カーボン、中弾性カーボン、高弾性カーボンと分けられる。
特徴は、低弾性カーボンは少し重量があるが粘りがあって良く曲がり、高弾性カーボンほど軽く反発力が強く感度が良い、ただし、その分折れやすくなるというデメリットがあります。
また、カーボンロッドは肉薄なので衝撃に弱いという面があり、車への積込や持ち運び時にケースなしでぶつけたり、乱暴に扱ったり、ロッドの一部を支点にして置いたり…車のドアに挟んでなんて良く聞きますが…。
その他、ロッド表面に塩分が付着した状態での接触も破損の原因になるようですので、釣行の後はきちんと洗うことをお忘れなく。
カーボンには電導性がるので、雷が鳴ったら…避雷針を持って歩いているようなものですから落雷の可能性があります、雷のシーズンはご注意くださいね…「ピカッ」「ドーン」で終わりですからね、実際に鮎釣りの長い竿に落雷してという事故の話を知ってます。
現在では各メーカーから○○専用ロッドなんて出ていますが、スタイル(釣り方)や対象魚によって使い分けることもできるし…もっとも好みと財布次第ですが…最近のロッドはとっても高額(高価)ですからね~、リールもですが(笑)
ビジネスパーソンで小遣い制の私にとってはコツコツと貯金をしながら…臨時収入(宝くじやギャンブルなど)もありませんので、新しいロッドにリールは何年先になることやらwww
メーカーのインストラクターやプロスタッフの巧みな話術に左右されずに、自分の釣法や体に合ったものを選択したいですね、試投会があれば実際に手に取ってみるのが一番でしょうか。
ところで話を戻して、「Finesse(フィネス)」ってこれでいいのかな?