台風26号(イートゥー)の影響で週末の海は荒れそうです…。
上州屋のヒラメ王決定戦も中止の案内出ましたね、エントリーされた方々、残念です。
台風の影響が消えたら、サーフも賑やかになるでしょうね、期待しましょう。
10月26日は全国果樹研究連合が2005年(平成17年)に制定した「柿の日」です。
由来は1895年(明治28年)のこの日、俳句で有名な正岡子規が「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」と詠んだということらしいです。
秋を代表する果実、「柿」の季節ですが…ここ最近は口にした記憶が…?
どちらかといえば、果実の「柿」よりも「干し柿」の方が好きなんです。
山梨の自宅周辺の畑でも橙色(オレンジ)の実が収穫を迎える頃合いです。
橙色(オレンジ)といえばルアーカラー、プラグ、ワーム、ジグ問わず必ずオレンジの物はありますよね。
特にサーフでフラットを狙うカラーとしては定番ですが、実際にオレンジの鰯なんて見たことがありません。
スーパーや市場なんかで鰯(いわし)を見れば、背は青く腹は銀色に輝いています。
サーフで打ち上げられたイワシの背中が紫がかっていたのもありますが、ほど遠い色のオレンジ。
なぜ、ルアーカラーにオレンジがあるのか疑問ですよね。
サーフフィッシングを初めて間もない頃、ダイバーの方にお話しを聞く機会があり、「朝夕の海中で、オレンジに輝くイワシの群れは最高に綺麗で幻想的」という話を聞きました。
「え、いわしがオレンジに輝くんですか?」と聞き直したところ、太陽が昇り始める時や夕焼けに染まる頃、太陽光がイワシに反射してオレンジに見えるそうです。
特に朝焼けとか夕焼けの時にはピンク色にも見えるのだとか…?
そういうこと…朝・夕のマヅメ(魚の捕食行動が盛んな頃合い)に餌となるイワシやキビナゴ、ヒイラギ、アジといった捕食対象の魚の色は太陽光を反射している色なんだ。
「黄金アジ」なんていうのはまた別で、個体の色そのものが黄色がかっていますけど?
DUOのプロスタッフ、SHIMANOのインストラクターである堀田光哉氏が、「魚はピンクが大好き」というのも納得がいく、それによく話される「基本的にピンク、ゴールド、ナチュラル(銀色)の3色をカラーローテーションする」というお話しも納得!
最近は濁りや曇天の時にアピールするカラーといってピンクやゴールド系を推奨する話もありますが、使う時間帯にも関係があるんですね。
ダイバーの話では、「状況によってはオレンジやピンクだけでなく、”赤”にも見える」ことがあるそうです。
赤に白の”レッドヘッド”なんてのはここからきているのか…?
ルアーカラーの「ヒラメゴールド」なんて、まさに金色で腹がオレンジ!
そうやって考えると、定番中の定番である「赤金(あかきん)」も捕食対象の色になるんですね。
グリーン(緑)やチャートリュース(明るい黄緑色)も、海の色(海水)に影響を受けてそのような色に見えることがあるんでしょうね。
DUOのBeachWalkerハウルシャドでいえば、東北で実績のある「ゆりあげグリーン」、千葉で原田さんお勧め、更に遠州で実績のある「ライムグリーン」。
ルアーカラーってそうやって考えると、既に確立されたカラーで、ルアーの新作に採用して、ちょっと時が経過したら新色や限定色として追加して…その度にサーフでヒラメがバイトする前に魔界で人間がバイトしてますけどね(笑)
サーフでカラー選択するのも人それぞれで好みもありますからね、どれが釣れるかなんて正解はないのでしょう。
知っているのはバイトする魚だけですから…(~_~)