遠州灘は(別称、遠江灘〈とおとうみなだ〉・天竜灘という。
静岡県の御前崎~愛知県の伊良子岬までの約110㎞、かつては伊豆半島先端の石廊崎から三重県大王崎至る約180㎞の海域を指していたそうです。




地理的に見れば東は駿河湾、西は伊勢湾の湾口となるため、御前崎から渥美半島の伊良湖岬に至る海域を遠州灘としている。




御前崎沖の大陸棚や浅堆(せんたい)、天竜川沖の海底谷などがあり、しらす漁場となり、カツオ、マグロ、アジ、サバの漁獲量も多い。




2000年(平成12年))4月6日に静岡県小笠郡大須賀町大淵の遠州灘海岸に、体長16メートルの抹香鯨(マッコウクジラ)が砂浜に埋もれるような状況で発見され、救助活動を行ったが翌7日に死亡。
学術研究の為に標本を希望したのは、国立科学博物館・農林水産省・東京大学大学院・三重大など約10の機関で、そのうち9つの機関が標本を持ち帰った。

その後、2015年(平成27年)7月26日(日)に高塚・伊古部海岸は砂丘と広い砂浜の美しい海岸に、抹香鯨の子供(全長15メートル)が打ち上げられたのも記憶に新しい。

御前崎など、海亀の産卵地としても有名、また冬には強い西風が吹きウィンドサーフィンやボディボードなどのマリンスポーツのメッカとして世界的にも知られています、ちなみに、遠州灘一帯は波が荒いので全域で遊泳禁止。

東側では風力を利用した御前崎風力発電所の大きな風車が並ぶ風景は圧巻です、風車を見ると、「遠州に来たな~」と実感します。

沖合には南海船状海盆(なんかいしゅうじょうかいぼん:南海トラフ)が走り、その海底は明応、宝永、安政、東南海などの大地震の震源地となった。


南海トラフは駿河トラフに続き、日本列島に沿って宮崎県東方の海域である日向灘沖まで延びる細長い凹地(おうち)。
水深は4000~4800mと深く、フィリピン海プレートの沈み込み帯にあたるとされる。
近年、内閣府や気象庁などで、南海トラフ地震(「南海地震」「東南海地震」「東海地震」という3つの震源域の連動型地震)は被害想定を実施している。

遠州灘に面する海岸線は平滑で、御前崎から天竜川河口西部の中田島砂丘まで海岸砂丘が発達する、湖西市潮見坂から西は海食崖(かいしょくがい)となり、海岸の後退が著しいそうです。(昨今では中田島砂丘のも徐々に後退しているそうです。)


重要港湾の御前崎港、地方港湾の浜名湖の他、舞阪漁港(まいさかぎょこう)、ESTや熱砂LIVEの会場「ふくっぱ」で有名な福田漁港(ふくでぎょこう)がある。

江戸時代には大阪から江戸への海上ルートで天竜川河口に掛塚漁港(かけつかぎょこう)というのがあったそうで、海の難所として知られ、恐れられていたそうです。


掛塚港関連施設としては、1897年開設の灯台が今も現役。場所は移動して、移動したのは最近(2002年)だが、基礎も移設したので旧地には何もない。
正式には掛塚灯台、地元では駒場(こまんば)の灯台と呼ばれているそうです。

先週末はFaceBookやInstagramに多くの釣果写真が投稿され…遠州は開幕したようです。
ただ、横風が気になる季節でもありますが…時間により西風が強かったり、東風と入れ替わったりします。


そんな釣りに向かない気象の時は、ラーメン(「いこい」や「点点」)で腹ごしらえして、休憩も兼ねて「大東温泉ユートピア」でまったり、のんびりするのが楽しみです。


時にはその後、「BBQ」や「夜会」が開かれる事もあります(^o^)カンパイ

駿河サーフや西湘サーフに比べて、駐車場や水場に困ることがなく、快適にフィッシングライフをエンジョイできるところ…マナー(不法投棄やごみの持ち帰りなど)とルール(砂丘や砂浜への車両乗入や駐車場所の車の止め方など)は厳守、釣り人だけでなく、サーファーや地元の方も大勢、サーフにいらっしゃいますので。


時にはビーチクリーンで感謝して、今年はなかなか行けてませんが、これからもお世話になります。

釣りに関していえば、とっても広いせいか、地元の方は思った以上にゆっくり出勤、明るくなって来られる方が多いかな?


早めにというのは県外ナンバーの車のような気がします(地元の浜松ナンバー以外)。


それに、お帰り(退砂)するのも意外と早く、9時くらいには地元の方はいないような…居残りで残業する県外の私みたいな人ばかり(笑)


その後はサーファーやウィンドサーファーと駐車場も入れ替わりですね。

これからはちょっと寒さ対策(防寒対策)が必要ですが、寒鮃の季節ですから…美味しい50㎝前後のサイズを…釣り人の気持ちとしては70㎝Overの「座布団」を釣り上げたいのですが…未だに釣れない(ノ_<。)

気象条件次第ですが、帰宅命令が出ていないので、今週末は遠州へ釣旅に出かける予定です。

楽しみだ〜(#^.^#)