「釣行時はおむすび食べない」なんていわないでくださいね、話しが進みません…。

7月30日は「梅干しを食べると難が去る」と昔から言われてきたことから「なん(7)がさ(3)る(0)」の語呂合せで和歌山県みなべ町の東農園が平成16年(2004年)に定めた「梅干しの日」。

梅干しを食べると難が去るという言伝えの元になっているのは、 「梅はその日の難逃れ」ということわざです。

菅原道真(すがわら の みちざね )が梅を詠んだ短歌はよく知られ、「東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな」という和歌は有名ですね。

「釣りのときに持参する弁当に梅干しを入れて行くと、魚が釣れない」という言い伝えの起源となったともいわれていて、梅干しには殺菌作用があり、お弁当、おにぎりの中に入れる事により、「悪くならない(傷まない)」=「食物に当たらない」の「当たらない」=「釣れない」というジンクスのようです。

梅干には次のような効能があるといわれます。
○唾液の分泌を促す(梅干しを見るだけで唾液が出てくるのは条件反射の一種)。クエン酸の酸味が唾液の分泌を促して消化吸収を良くするとされる。
○疲労回復などのクエン酸の効果のほか、血糖値の上昇を抑えたり、便秘の解消を助けたり、肝機能を高めることによって酔いを防止する効果もある。
○抗菌・防腐抗菌の効能があるとされる。
このことからおむすびに入れられたり、「日の丸弁当」といって、弁当箱に白飯に梅干しだけのお弁当などがあります。
う~ん、日の丸弁当知っているのは…昭和初期の人?
しかし、1個丸ごと入れただけでは梅干の周囲にしか効果は期待できないようです。

梅干しのおにぎりは大好きで、釣行の際に朝ごはんとして自分で作ったり、コンビニで購入したり…気のせいかそういえば梅干しのおにぎりの時にホゲているような…???
次回からは鮭にしよう(笑)

以前、ブログで梅干を電子レンジでチンするということをかいたのですが、紀州産梅干しに含まれる成分「バニリン」は、脂肪細胞に刺激を与える作用があり、ダイエット効果が期待できるといわれていて、梅干しを電子レンジで1分間、チンするだけで、バニリンが約20%アップするようです。
塩分もあるので摂取するのは1日3粒程度がオススメという内容。

最近は「納豆」にハマり、約8週間(2ヶ月)毎日、ワンパックを実践して…梅干し辞めることはないなwww

今回は紀州梅、南高梅ではなく、山梨の甲州小梅(甲州最少)のお話し(宣伝)。

実家に住んでいた頃、お袋がよく小さな梅干しでカリカリしたのを作ってくれた。
梅干しとはちょっと違った食感に酸っぱさがたまらなく美味しかったのを覚えている。
いくつも包丁で実を削いでおむすびに入れたのを覚えている、大好物だった、それが甲州小梅といわれる梅の漬物。

甲州小梅は品種のことで、バラ科の落葉樹、花梅ではなく実梅の中の品種。
南高梅とは全くの別物です。
樹高は3ⅿ前後程度で鑑賞梅でもあり、早咲きで1月下旬~2月下旬、白い花を多数つけ、自家結実性が高く、受粉樹として利用されます。

山梨の「梅」の歴史ですが、1800年代に発行された『甲斐国志』によると、19世紀には、「小梅」が世に出ていたことがわかります。
また、武田信玄にちなんだ伝説などが残る樹齢数百年を経た古木が県内各地にあって「梅栽培」の歴史は古いようです。

海の無い山梨は、塩の入手が困難だったので、日本人の食生活に欠かせなかっ「“梅干し」の生産が発展することはなく、本格的な栽培には至らなかったそうで、栽培が本格化したのは国鉄(現JR)の中央線が開通した明治36年移行といわれ、太平洋戦争の時には軍の調達に応えて盛んに栽培量が増加していったそうです。

カリカリ梅は、梅を青梅の内に収穫し、カルシウムを使うことにより果肉に含まれるペクチンがペクチン酸カルシウムとなり水溶化して柔らかくなることを防いでカリカリとした食感を残すように漬け込んだ、調味梅漬けのこと。
よく「カリカリ梅干」と間違えて呼ばれることがあるのですが、製造工程で日干しをしないので別物です。

「甲州小梅」は、1個4~6グラム程度と小さく、味がよいという特徴から、梅づけや梅干しが多く作られています。また、梅酒・ワイン・ジャムなどにも加工されています。

自宅の近くに製造している会社があります。
気になった方は下記からアクセスしてください。(ClickまたはTouch)

 

山梨甲斐もの市場

 

長谷川醸造株式会社

 

中でも「粋な小梅」という商品はよく食べています、釣行時に持参して眠気覚ましに持って来いの商品です。

是非一度、ご賞味あれ。

梅干しと梅漬けの違いを知っていますか?
梅干し(うめぼし)とは、ウメの果実を塩漬けした後に日干しにしたものである。
日本ではおにぎりや弁当に使われる食品であり、健康食品としても知られる。
なお、塩漬けのみで日干しを行っていないものは梅漬けと呼ばれる。 
伝統的な梅干しは非常に酸味が強く、好き嫌いが分かれる食品である。
梅干しのこの酸味はレモンなどの柑橘類に多く含まれるクエン酸、調味梅干の場合はそれに加えて漬け原材料の酸味料に由来する。 (Wikipediaより)

 

時々、我慢できない程に食べたくなる梅干し。

でも、値段や味は好みでピンキリですよね。


なかなか、好みに合うものを探すのは大変ですが…。

今日は帰りにちょっと寄り道しながら探してみようかな?