先日(先週)の夏休み釣行で遠州サーフへ行った際、2日目にハゼ釣りを見学。
夜にはハゼの天ぷらをご馳走に…あまりの美味しさに売れ行きが良くてどうにか1匹食べられた(笑)
ハゼ(沙魚・鯊)は条鰭綱スズキ目ハゼ亜目に分類される魚の総称で、2100種類以上が全世界の淡水域、汽水域、浅い海水域のあらゆる環境に生息している。
都市部の河川や海岸にも多く生息していて、多くの人々にとって身近な魚、成体の体長は1cm足らずのゴマハゼから、50cmを超えるハゼクチまで種類によって差があるが、よく見られるヨシノボリ、アゴハゼ、マハゼなどはいずれも5-15cmほどの小魚でです。
数年前、フラットをはじめる前には江戸川に延べ竿を持って釣りに行った経験がありますが、なんと、今ではハゼをルアーで釣る「ハゼクラ」なんてのが流行ってます。
DUOの高木さんもお勧めの釣法、ハゼを小さなクランクベイトで釣るのでハゼクラ…ん~単純明確なネーミング。

詳しい釣り方はネットで検索バナーに「ハゼクラ」と入れて検索してみましょう、すぐに沢山ヒットします。
ここで終わり…そんなわけございません。
日本酒大好きな私としては、ハゼを肴に日本酒を…ですから、ハゼを捕獲した後の料理をご紹介しますね。
え、もちろんネット検索すれば沢山出てきますよ、天ぷら、唐揚げ、素焼き、塩焼き、南蛮付け等々…
何れも共通する『ハゼの下処理』から
1.ミカンネットや三角コーナーのゴミネット(簡単にいえば網)にハゼを入れます。
2.塩を振りかけて軽くこするようにしてウロコをとります。
3.ボールか洗面器に水を入れた中にネットごと入れて洗います。(水が綺麗になるまで洗います、水を流しながらでもOK)
4.綺麗になったら、ネットから出して頭と内臓を取り除きます。
①ハゼのお尻の穴に少し切り込みを入れる(綺麗に内臓を取り除くためのひと手間です)
②頭から包丁を入れて、3分の1程度のところで包丁を入れたまま頭をずらせば内臓を一緒に取ることができます
5.頭と内臓を取り除いたら塩でもみ洗いして水ですすぎ、余計な水分はキッチンペパーなどで取ります。
ハゼの唐揚げ
材料(たれ): 醤油、酒(みりんでもOK)、すりおろし生姜&にんにく(市販のチューブでOK)
※醤油と酒は1:1、生姜とにんにくはお好みで、全部ボールやトレーに入れて混ぜればたれの完成
材料:ハゼ、片栗粉、小麦粉(片栗粉だけでもOK)、サラダ油(揚げ物用油)
1.唐揚げにするハゼの量に合わせてたれを作ったら、ハゼを漬け込みます。味がしみ込んだかなと思ったら取り出して余分なたれをキッチンペーパーなどで取り除きます。(漬け込むのは数分~20分程度、ハゼの大きさによります)
2.片栗粉と小麦粉は8:2くらい、これをビニール袋に入れて混ぜ合わせます。
3.混ぜ合わせた粉の中にハゼを入れてシャカシャカして粉をまぶします。
4.熱した油で揚げれば出来上がり。そのままお召し上がりください。
ハゼの骨酒
材料:日本酒、ハゼ
1.ハゼのウロコをとって焦げない程度に素焼きします。
2.日本酒を小さな鍋で温めます(お燗します)
3.コップか湯のみに日本酒を入れて湯煎などで温めて、素焼きしたハゼを入れて、お皿などで蓋をして1~2分蒸らして完成
新鮮なハゼなら内臓を付けたまま炭火で素焼きにするとおいしいです。
ひと手間加えるならば、ハゼのウロコを落として、内臓を取り除いて素焼きして、天日でカラカラになるまで干した後に軽く炙るととっても美味しく頂けます。
ハゼのサイズはできるだけ大き目のものを使用すると…最高です!
ヒラメの骨酒、河豚のヒレ酒も美味しいですが、ハゼの骨酒はまりますよ~お試しあれ!