ここ最近、西湘サーフの西の海岸、国府津辺りでシロギスやメゴチの釣果が伺える。
距離的には5~6色(1色=25mなので125~150m)で当たっている様子。
内田釣具店のブログで確認できます。
シロギス、メゴチはご存知の通り、フラットフィッシュのベイト。
特にシロギスが盛期を迎える夏には投げ釣りで釣れたシロギスにヒラメが食いついて、上げたら頭しかなかったなんてことは良く聞く話です。
そこで、ちょっと調べてみることに…
先ずは”シロギス”

シロギス(漢字:白鱚 英名:Japanese whiting, Lady's finger, Sillago,Kisu, Silver whiting,Sand whiting 学名:Sillago japonica Temminck and Schlegel)
ジャパニーズホワイティングはそのままですが、レディズフィンガー女性の指なんて…しなやかで美しい女性の指、きれいな魚体から連想されているのですね。
名前の由来(語源)は「きすご」が本来の呼び名で、「きす」というのは最後の「ご」を省略した呼び名。
関東では釣り人たちが大型のものをヒジタタキ(肘叩)、小さい物をピンギスと呼び、船釣りや投げ釣りの人気のターゲットです。
分類:顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区刺鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目キス科キス属
体色は、背側が淡黄褐色で、腹側が白く、青から緑がかったアオギスに対し、シロギスと呼ばれる。
生態:他のキス類のように底生魚で、他のキス類のように群れを作り、外敵から逃れる、または摂餌のために砂に潜る。
気温・海水温の高いときには浅場にいて、寒くなると深場に移動します。
食性は波打ち際に生息する個体の研究からは、全長20 mmを境に食性が大きく変化することが示された。若魚は主にカイアシ類を食べ、アミ類も多少食べる。
※カイアシ類(橈脚類)とは、節足動物門 甲殻亜門 顎脚綱 カイアシ亜綱に属する動物の総称である。ケンミジンコ、コペポーダとも呼ばれる。多くはプランクトンとして生活する微小な甲殻類であるが、底生のもの、寄生性のもの、陸生のものも存在する。
成魚は主にアミ類を食べるようになり、多少の多毛類・カイアシ類を食べる。
他の研究では、生息場所によって端脚類・二枚貝・エビ・カニ・小魚などを食べることも確認された。
多くの研究において、成長とともに餌の種類が変化していくことが観察されているが、これはおそらく種内競争を防ぐためである。季節による餌の種類の変化も観察されている。
分布は日本(本州・四国・九州・沖縄)から朝鮮半島・中国・台湾、おそらくフィリピンにも分布する。
湾内の浅い砂地・砂浜の波打ち際・アマモ場・河口など様々な環境で見られる。
浅海性で、生息深度は0-30 m。
(参照:Wikipedia)
昨夏、西湘サーフでは波打ち際から海に入り投網を投げる方がいて、お話を伺ったことがあります。
夜明け・日没の朝マヅメと夕マヅメには海岸のブレークライン(西湘サーフは浪打際がすぐにブレークしている)を群れで移動する、それを狙って投網を打つそうで、実際に捕獲したシロギスを見せて頂いて驚いたことがあります。
実際にルアーカラーでもキスカラーは多くありますよね。
次に”メゴチ”

分類:顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区刺鰭上目スズキ系スズキ目カサゴ亜目コチ亜目コチ科メゴチ属
簡単にするとカサゴ目コチ科に属する魚類
メゴチ(漢字: 女鯒 学名: Suggrundus meerdervoortii)
名前の由来(語源)は目(眼)が大きい鯒(コチ)
※釣り人の間ではスズキ目ネズッポ科のネズミゴチなどを「メゴチ」と呼ぶので注意、別種です。
生態:全長は最大25cmほどで、マゴチよりもずっと小型である。雄性先熟の性転換を行うため、大型個体は全てメスとなる。
マゴチは最近の報告では性転換を行わないといわれていますが、メゴチについては記述はありませんから性転換するのでしょう。
食性は肉食性で甲殻類、多毛類、小魚などを大きな口で捕食する。
ほぼ、シロギスやマゴチなどと同じでしょうか…?
生息は日本では東京湾と新潟県以南、日本以外では東シナ海、黄海、台湾に分布し、海岸の浅い所から水深100mくらいまでの大陸棚まで、沿岸域の砂泥底に生息する。
(参照:Wikipedia)
サーフを始めた頃、コチという魚が良く解らず、出世魚と思っていました。
メゴチ>マゴチと…東京湾ではメゴチをエサにマゴチを釣ることから共食いする獰猛な魚と思っていました(笑)
ということは…シロギスやメゴチのベイトも?
多毛類はゴカイ類、甲殻類はエビ、カニ、オキアミ、フジツボ、ミジンコなど、小魚は多分、白魚やイワシの稚魚など。
春から産卵を迎える魚類が多いので、これからが楽しみ(盛期)になる。
そうなると気になるのが、フラットフィッシュの視力や色彩感覚…
ヒラメは赤・青・緑の色の区別がつくといわれ、色彩感覚に優れているという話を聞いたことがある。
側線や嗅覚で獲物を認識し捕食する魚に対しヒラメは視覚で獲物を認識して捕食する、また、ヒラメは完全なる夜行性とまでは言えないものの、かなり夜間に積極的に捕食活動を行ない、夜間は自分のテリトリー周辺を滑るように海底ギリギリを泳ぎ、海底で寝ているサカナを襲って捕食するという。
でも、不思議なのは堀田光哉さんも話していますが、ピンクが魚には好まれる色と…エサ釣りでもエビやアミエビなんかはピンクでしょうと…。
先日の釣果でもヒットルアーはDUO ビーチウォーカーアクシオンのラメピンでしたし…この時は赤金、ヒラメゴールドもキャストしていますが、ノーバイトでした。
潮の色や天候などいくつかの条件も考慮しなければいけないのでしょうけれど、盛期にはイワシカラーなどのナチュラル系カラーが良いし…ベイト次第というのは感覚的にも、実釣でも経験し分かってるのですが…あ、キャンティも同様ですね。
ナチュラルカラーよりも赤金やヒラメゴールドなんかが良く知られているし、釣果も多い。
最近のワーム系でも必ず赤金とピンクはありすよね。
釣友の静岡在住の山口さんによれば、フラッシュJのパープルウィニー /シルバー(紫)も良く釣れると、実際に釣果を上げています。
魚にはどんなふうにルアーカラーが見えるのでしょうか?
これは次の課題ですね。
金曜日、もう仕事は手に就きません…魂は既にサーフ (^o^;)
今夜は晩酌もそこそこにして、早く就寝します(わくわくし過ぎて眠れないことも良くありますが…)。
最近は半身浴(最短で1時間、長くて2時間は入ってます)のおかげで、体調が良く、寝起きもスッキリです。
でも、晩酌のせいか…痩せません (T^T)
花粉症でお悩みの方は大変でしょうけど…体長は万全に、安全運転で釣行しましょう!
Ladies and gentlemen, please welcome a good weekend and good fishing .