2016年も2月4日で35日が経過します。
2月4日は立春(りっしゅん)、二十四節気のひとつ。
毎年2月4日頃、この日から雨水(うすい)までの期間も立春といいます。
雨水とは立春から数えて15日目の頃、概ね2月19日頃、空から降るものが雪から雨に変わり、氷が解けて水になる、草木が芽生える頃で農耕の準備を始める目安とされてきた。
「春一番」が吹くのもこの頃…メバルのシーズンでもあります。
本格的な春の訪れはまだ遠く、大雪が降ったりもする、三寒四温(さんかんしおん)、寒い日が3日ほど続くとその後、4日間程度は暖かい日が続く、これを繰り返しながらだんだん暖かくなり、春を迎える。
立春の前日、今年は2月3日が「節分」、最近は豆をまいて「鬼は外、福は内」よりも、黙って吉方を向いて恵方巻きを食べる方が多いと思う。
昔は大豆を歳の数だけ食べて…なんて、習慣が今では?
また、2月4日は「西の日」、2(に)と4(し)の語呂合わせ、この日は西へ向かうと良いことがあるとされています、釣行される方は西へ向かってはどうでしょう。
先週の1月30日土曜日、西湘サーフへ釣行して午後の部で子ヒラメ(通称:ソゲ)をキャッチした日。
天候:雨後曇り 風速:3~5m 気温:3.6~9.4℃
5時に入砂して6時頃に最低気温に、11時に午前の部終了したのですが、この時、右手中指だけが非常に冷たくて、時折ジャケットの内側へ手を入れて温めていたのですが、昼食時(丸源でラーメン食べている時)から右手中指の先端に痺れを感じていました。
昼食が終わって、午後の部スタート、2時間程度の釣り。
帰宅してお風呂で温まりながら、冷たくなった右手中指を血行が良くなるようにマッサージ。
ビールを流し込む頃には右手中指だけが冷たく、痺れが…
2日経っても冷たさと痺れが取れないのでクリニックへ。
軽度の「凍傷」と、神経障害を起こしているらしく…自然に回復する程度とのことで一安心。
昔は冬山の経験もあり、凍傷の怖さ、恐ろしさは十分理解しているつもりでしたが、まさかサーフの釣行でなんて吃驚(びっくり)です。
凍傷とは…体の一部が凍ってしまう寒冷傷害
極寒の環境では、組織が凍結することがあり、ときには周辺組織まで破壊されることがあります。
皮膚は感覚がなくなり、白くなったり、腫れて、水疱ができたり、黒い革のような状態になることもあります。
患部は、できるだけ早く、温かい水で温める必要があります。
ほとんどの場合、時間の経過とともに回復しますが、時には壊死した組織を取り除くために手術が必要となることがあります。
凍傷による障害は、いくつかの要因が重なって起こります。凍結によって、一部の細胞が破壊され、他は生存します。寒さで血管が狭くなるので、凍傷部の周辺組織は、それ自体は凍っていなくても血流量が減少するためにダメージを受けます。さらに寒さにより組織の細い血管内に血栓が生じることがあります。この血栓により血流が阻害され、組織が壊死します。患部への血流が再開すると、傷ついた組織から炎症を引き起こす化学物質がたくさん放出されます。炎症により、寒冷傷害はさらに悪化します。さらに、凍結した組織が温められると、毒性のある物質が血流に放出されます。
氷点下の外気にさらされると、体のどの部分でも凍傷のリスクが生じます。凍傷の程度は、気温の低さと寒さにさらされている時間により決まります。凍傷を起こすリスクが最大の人は、糖尿病や動脈硬化がある、血管れん縮(喫煙、神経疾患の一部、ある種の薬が原因)がある、きつすぎる手袋やブーツによる血液循環障害がある場合です。手足や顔は最も凍傷になりやすい部位です。またぬれたものや金属に触れると、さらに凍結しやすくなるので特に危険です。
症状
凍結した組織の深さと量によって症状は異なります。浅い凍傷では皮膚に感覚のない白斑が生じ、温めるとはがれます。やや深い凍傷では水疱と腫れがみられます。より深い凍傷では手足の感覚がなくなり冷たく硬くなります。患部は青白く冷たくなります。しばしば水疱が現れます。水疱の内部の体液が透明であれば、血が混じっている場合よりも損傷が軽度であることを示唆します。
手足が灰色で軟らかくなることがあります(湿性壊疽)。湿性壊疽(しっせいえそ)が進行すると、多くの場合、手足の切断が必要になります。より頻度が高いのは、黒くガサガサの革のような状態になる乾性壊疽(かんせいえそ)です。
(メルクマニュアル医学百科 家庭版より)
気温・湿度・風速等及び時間的なものの影響で症状は異なるそうですが、手にはXEFO・クロロプレンフィンガー3カットグローブGL-261L・Blackを着用。

基本的に寒いのには強い方なのですが…ただただ、右手中指だけが冷たくて…
今週末も低気圧の影響で天候は余り良くない予報、気温も6日は3~11℃(2~13℃)、7日は2~8℃(1~10℃)です。
※()内は予報の気温幅があり、その予報値です。
西湘は釣果がポツポツある状況、今週末も?
海水温は14℃台まで下がりましたが、まだまだ行けそうです。
私の二の舞にならないよう、ご注意ください。