天気予報に出てくる言葉をどれくらい理解しているでしょうか?
普段目にしていても、聴いていても案外きちんと理解できていないこともあります。
そこで、基本的なものを抜粋してご紹介します。
時間の細分
00時~03時:未明
03時~06時:明け方
06時~09時:朝
09時~12時:昼前
12時~15時:昼過ぎ
15時~18時:夕方
18時~21時:夜のはじめ頃
21時~24時:夜遅く
「時々」と「一時」
天気予報には晴れ時々曇りみたいな表記が多くあります。
ある現象が断続的に発生し、その発生した時間が予報期間の二分の一未満である時は「時々」、現象が切れ間なく発生し、その時間が予報期間の四分の一未満である時には「一時」といいます。
風向と風速
予報区内の代表的な風向とその風の強さのことです。風向は風の吹いてくる方角で8方位、風の強さの表現と風速(10分間の平均)の関係は以下のとおりです。
やや強く:風速10m/s以上15m/s未満:風に向かって歩きにくくなる、傘がさせない
強く:15m/s以上20m/s未満:風に向かって歩けない、転倒する人もいる
非常に強く:20m/s以上:しっかりと体を確保しないと転倒する
もっとわかりやすくすると…
風速[m/s]:陸上:海上
0.0-0.2:静穏。煙はまっすぐに昇る:鏡のような海面
0.3-1.5:風向きは煙がなびくのでわかるが、風見には感じない:鱗のようなさざ波ができるが、波頭に泡はない
1.6-3.3:顔に風を感じる 木の葉が動く 風見も動きだす:小波の小さいもので、まだ短いがはっきりしてくる。波頭は滑らかに見え、砕けていない
3.4-5.4:木の葉や細かい小枝がたえず動く 軽く旗が開く:小波の大きいものは波頭が砕けはじめる 泡はガラスのように見える 所々に白波が現れることがある
5.5-7.9:砂埃がたち、紙片が舞い上がる 小枝が動く:波の小さいもので長くなる 白波がかなり多くなる
8.0-10.7:葉のある灌木がゆれはじめる 池や沼の水面に波頭がたつ:波の中位のもので、一層はっきりして長くなる 白波がたくさんあらわれる(しぶきを生じることもある)
頑張ってどうにか釣りができるのは5.4m/s以下の風速でしょうか?
3.4m/sを超えると、スピンビーム、サンダージグ等のメタルジグをキャストするしかないような…それ以外は距離が伸びないでしょうね。
後は波の高さと「うねり」でしょうか…
うねりは波長(波の山(または谷)から次の波の山(または谷)までの長さ)が100m以上、周期(波の山(または谷)が来てから次の波の山(または谷)が来るまでの時間)が8秒以上のものが多い。
波周期の目安:
0.1~1.0 [秒]:さざなみ
1~ 4 [秒]:短い風波
4~12 [秒]:発達した風波
6~20 [秒]:うねり
波が沖合から水深の浅い場所に到達すると浅海効果により、いったん波高が低くなり、その後高くなります。
このとき波周期が大きいほど波高の高まりが大きくなります。また、周期が大きいほど波の速度が大きい性質があります。
(参照・引用:気象庁-天気予報等で用いる用語 、GPV気象予報-波浪予報について)
後は私が良く見るのは「第三管区海上保安本部 海洋情報」のページ
第三管区海上保安本部 海洋情報
第三管区海上保安本部 海洋情報
ここには海況情報、潮汐情報、マリンレジャー情報等が見られます。
とくに海況状況では黒潮をはじめとする海流と表面水温や三管区詳細水温情報、三管区気象海象情報を見ることができます。
安全に釣行を楽しむためにも用語はきちんと理解しておくことが必要ですね。
場所によっては風向にも影響されますので…釣行の際には必ず釣行先の天気予報をご確認ください。
気象庁の予報は
気象庁
気象庁
週末アングラーにとってはこの気象予報が本当に必要です。
とくに遠征を計画する際には最も重要になります、せっかく出かけても釣りにならなければ、ロングドライブで終了ですから。
今週末、釣りができるほどに回復してくれると良いですね。
今週末、釣りができるほどに回復してくれると良いですね。