無事に15TW SW4000XGの入魂できたので、2つのリールを使用した状況を比較してみました。
スペック表は下記を参照してください。(シマノホームページ)
15TW4000XG
15TW SW4000XG
どちらにしても高価なものですから、購入をご健闘されている方、悩みに悩んでください。
他社のリールとは比較しませんが…特にトラブルもなく使えているのでこれからも比較検証していこうと思います。
15TW4000XG

15TW SW4000XG

15TW4000XGを「A」、15TW SW4000XGを「B」とします。
Aには新形状のラインストッパーが付いていますが、Bにはラインストッパーはありません、代わりにスプールバンドが付いています。
Bの4000番だけベールの取り付け位置が内側です。(ラインローラーと反対側)
サイズはAよりBの方が一回りコンパクトですが重量はBの方が重い。
ここは実用ドラグ性能を見ればわかりますが、Aは6㎏、Bは7㎏と1㎏も違います。
防水はBがIPX8という性能ですから…比較すると良いのでしょうけれども、Aのコアプロテクトもなかなかです、使用する度にシャワーして洗浄していますがまったく両者とも問題はありません。
Aはラインローラーに必ず注油(オイルかグリス)が必要です、異音が発生しますから…私はグリスアップしています。
ハンドルの回転(巻き感)はAが断然軽く感じます。
ハンドルを回してフリーにしても4~5回転します、反対にBは2回転くらいです。
巻き重りはハンドルが長いBの方が軽く感じますし、全体的に「カチッ」とした感じで遊びが無く、精巧に作られていると実感できます。
使用開始当初からの巻き心地をキープするAに対し、Bの使用当初は「固い」感じがあります、説明書にもそのように書かれています。
使用が進めば硬さは取れて心地よいリーリングになります。
(多分、精巧に作られてオイルやグリスがなじむまで時間が必要ということですね)
両者とも、14ステラ(フラッグシップモデル)のテクノロジーを随所に取り入れているということで、どちらも性能は半端なく良好です、余談ですが、同じ仕様でコスパに優れたモデルのSTRADIC〈ストラディック〉はまるでAそのもの…ベアリング(6/1)の数が少ないだけ?(メインギヤの素材が異なりすからきちんと理解した上で購入を検討することをお勧めします)
価格は概ね半額…ならば、購入してフルベアリング化するのもありかなと思います。
事実、先日のイシグロ焼津店のイベントでは堀田光哉氏が「これはもうTWと同じですよ」とおっしゃっていたくらいですから…
「堀田光哉のヒラメ釣りパーフェクトマニュアル」の中でもご使用の14ステラと同じページで紹介されていました。
ストラディックをフルベアリング化してハンドルを夢屋に変えたら…Aよりも良いのではと個人的に思ってしまいました。
(ベアリングは高価なものに変えるとそれなりに高くつきますが、ネット等で検索すれば性能はほぼ変わらずで安価なベアリングを探すことができます)
個人でリペアやカスタマイズを行っているショップにお願いするのも可能です。(見積もりもしてくださいますよ)
個人的な見解ですが、これから購入を検討されているならば、Bをお勧めします。
価格差7,000円程度でベアリングが+2個、ハンドルはオーバルラウンドノブ(丸型)ですし、後からカスタマイズしなくてもそのままで良いというところがGoodだと思います。
それにメインギヤの素材も異なります。(Aは高耐久アルミ冷間鍛造ドライブギア、Bは超々ジュラルミン冷間鍛造ギア、ストラディックは精密冷間鍛造ドライブギア<アルミニウム>)
高耐久アルミとアルミニウムの違いは専門家でなければわかりません…すいません。
高耐久アルミとアルミニウムの違いは専門家でなければわかりません…すいません。
どちらにしても高価なものですから、購入をご健闘されている方、悩みに悩んでください。
他社のリールとは比較しませんが…特にトラブルもなく使えているのでこれからも比較検証していこうと思います。
以上、ご参考になったかどうか…全て個人の感想ですのでご了承ください。
(メーカーへの問い合わせなどは個人の責任でお願い致します。)
(メーカーへの問い合わせなどは個人の責任でお願い致します。)