昨日の続きです
彫刻刀で左手の親指の肉を剥がしてしまった娘。
まだその傷も生々しい頃=ちょうと3カ月くらい前のことです=どうも、娘の体調が悪いのです。ご飯を食べている途中に「お腹がいたい」と言って、ソファーで横になる。「あ~、もっと食べたいのにぃ」と言いながら、しばらく横になって、戻ってきて続きを食べれらることもあれば、もう食べられないこともある。。。
でも、便秘も下痢もしていない。
どうやら給食を食べても同じようで、残してしまったりしているというのです。
しばらくは市販の胃腸薬を飲ませて様子を見ていました。
でもよくならないので、小児科へ連れて行きました。
この時、娘を病院へ連れて行ったのは、夫。
ありがとう、夫。
……。
でもね。
夫っていうのは、病院に子供を連れていっても、連れていくだけで、なかなかそれ以上の適切な質問を、医者にしてくれないんですよね。
「連れてったよ~。大丈夫だって 」
「え、でもじゃあなんでお腹が痛いんだって?」
「ガスが溜まってお腹が張ってるんじゃないかって」
「じゃあ、どうすればいいの?」
「え、、、知らない」
「このまま様子をみて治らなかったらまた行った方がいいって?」
「え、、何も言ってなかったよ」
「他にどういう症状が出たら気を付けた方がいいとか、ないのかな?」
「う~ん、きっとないんじゃない?!」
それくらい、ちゃんと医者に聞いとかんかいっ
…と言いたいけれど、言うと「じゃ、次からあなたが行けば?」と言われてしまうので、ぐっと我慢する。。。
…が、娘は更に1か月経ってもよくならないまま。普段は元気だし、体育もやっているのだけれど、「お腹がいたい」と一日に何度か、言うのです。
仕方がないので、「確実な」小児科へ連れていくことにしました。その小児科は、子供のわかりにくい体調の悪さを、「きっと大丈夫でしょう」とか、「様子をみましょう」と言うのではなくて、血液検査や尿検査をすることによって、体のどこにその原因があるのか、ちゃんと調べましょう、、、というタイプ。
聴診器を当てて、お腹を触って、「大丈夫でしょう」と言われても納得がいかないと、もう、そこに行くしかない!…という最後の砦的な存在の小児科なのです。
ところが いい医者っていうのは、混むんですよねぇ。
しかもそこは我が家からは自転車で15分くらいの距離。そこそこ遠いのです。
そこへ通うこと、3回。。。
結局、血液検査と尿検査の結果は異常ナシ。体の心配はいりませんとのことで、
腹痛は、疲れと、思春期にありがちなちょっとバランスを崩した状態から来ているのでしょうとのこと。
確かに!
吹奏楽の朝練に毎日通いながら、夜は塾。
週末は宿題やれと、優しい女神のような母親に度重なって促され、娘は疲れているんですよね。
異常ナシだと聞いてほっとした娘は、それで精神的に元気になったのか、特に薬も飲んでいないのに、最近はご飯もちゃんと最後まで食べています
…という腹痛騒動の間に、彫刻刀で切った指は治ったのです。3週間、かかりましたケドね。
…と、話は先週の土曜日。
私が工房にいたら、娘が駈け込んできました。
私の顔を見るなり、娘の顔が泣き顔に。。。
え、、、嫌な予感
?!
「痛い、痛い、痛いよぉおおおお」
今度はなによっ?????!
(怒ってるんじゃなくて、心配しているのです。)