さて、緊張のワークショップの時間がやってきました
私はガラにもなく、心臓がバクバクです


自己紹介からスタートし、その工房の先生の彫金のクラスに6年間いたこと、ジュエリー作りが大好きで、日本に帰国してからは銀粘土の講師になったこと、こうやってニューヨークに戻ってきた時に、その工房でワークショップができることが、どんなに嬉しいことか…を話しました。
…そしていよいよ本題、銀粘土の説明です。
銀粘土とは?…から始まり、その特徴からどんな作品がつくりやすいのか、そして、今日はどんな作品を作ればいいのかを説明しました。
みなさん、とても真剣に話を聞いてくださり、活発に質問もして下さいました。

銀粘土の最大の敵は「乾燥」なので、パッケージを開ける前に、どういう手順で何をするかをきちんと決めておかないと、開けた途端に乾燥が始まるから、開けてから考えたり迷ったりしていると、ヒビだらけの作品になるから気を付けてね。…といつも日本のワークショップでも話すのですが、アメリカ人はそういっても構わずどんどん開けてしまうのかと思ったら、意外と慎重で、
「待って!開ける前によく考えるから!」
「あけちゃっていいのかな~、緊張だなぁ」
と言ったり、日本の生徒さんとあまり変わらない反応でした。 
もう一つ意外だったのは、テクスチャーに漢字のスタンプを使う方が多いかと思っていたのですがそうでもなく、漢字を使われたのは2人。あとは、レース布でテクスチャーを付けました。

ちょっと辛かったのはやはり耳が遠い方の対応で、説明の時に、「こういう作り方はできません」とか「こういう作品は難しいです」という話をしていたのですが、それがほとんど伝わっていなかったので、一人一人を回りながら「どういうデザインにするか決めた?」…と話したら、かなり難しいことをしようとされていたので、同じ説明を、ジェスチャーと筆談でしつつ、他の方のデザインチェックや質問に答えつつ…が、ちょっとあたふたしてしまったかなぁ。。。最終的にその方は、ご自分の満足のいく作品にならなかったようで、最後に「ありがとう。でも、この作品は好きじゃないわ」と言われたのが、結構グサッときました。なんと言っても、私が大好きな瞬間は、自分の作品を「かわいい~  」と自画自賛している皆さまの声を聞く瞬間なので、その反対は、凹みますね 

でも、こんなに素敵な作品たちが誕生し、
 
ほとんどの方が、「また教えてほしい」「次はこんな技術を学びたい」と笑顔で帰ってくださったので、全体としてはいいワークショップだったのだと思います。
何よりも、その工房の先生のお蔭でこんなチャンスを頂いて、新しいチャレンジができたこと、その体験から学ぶことができたこと、…が、私にとって貴重な勉強と少しの自信になったと心から感謝をしています。
 
やってみて、本当によかったな~ ありがとう