今週は銀粘土と関係のない内容で、ラスベガスよりアップさせて頂いています

やっとミーティングづくしの日々が終わりました。
コンベンション最終日の昨日、仕事が終わってから、夕方ホテルの部屋に戻って着替え、私が向かったのはMGMホテル。ここで、シルクドソレイユの「KA」を見たい と思ったからです。
夜の部は21時半からだったので、ギリギリセーフで間に合い、チケットをゲット!一番いい席は高くて手が届きませんでした…が、その次にいい席でもチケット代は152ドル(約13000円) でした。

 実はKAを観るのは2回目。2年前に一度観て、その迫力と舞台の演出に心を奪われ、「もう一度観たい!」と思っていたのです。2度目の今回も大満足。一番の見どころは、ほとんど垂直な壁の状態にせり立つ舞台の上で繰り広げられるバトル!鍛え抜かれた肉体と考え抜かれた演出がすごいっ!
私もでんぐり返しごときで首や背中を痛くしてる場合じゃないぞ。肉体を鍛えねば

大仕事が終わったので、昨日はゆっくり寝られるかと思いきや!
全く眠れず、体は極限に疲れているのに、頭が冴えてしまっていて、なかなか寝るモードになってくれません。結局睡眠時間2時間。。。ずっと仕事づくしな上に眠れない日々が続き、眠れないから起きてアメーバピグなんてやってしまったりして悪循環、もう体が限界に固まっていました。
今日はお昼に打ち合わせがあった後、午後からは自由になるので、バスで買い物に行ってみようかと思っていたのでうが、急きょ予定変更で、マッサージを受けることにしました。
内線でSPAの予約の電話。エステの受け付けは女性かと思いきや、なぜか男性。
はい。タイトルの「いい加減なアメリカ人」の登場ですっ 

私が受けたかったのはDeep Tissueという指圧に一番近い感じの強めに押してくれるマッサージです。受け付けのオニイサン曰く「夕方5時なら空いてるよ 」とのことだったので、私はもうすがるような思いで「お願い!予約します!!!」と。するとコンピューターに情報を入れないといけないから、ちょっと待ってね。。。と保留にされること5分。長いぞ。保留で待たされる5分はとてつもなく長い。私は一旦電話を切って再度かけなおしました。
「はい、SPAです!」
「あのぉ、、、ずっと保留でまたされてたんですが
「えっと。。。誰が受けたかな?(絶対、オマエの声だったぞ)いや、ドント・ウォーリー。僕がちゃんと責任を持ってやらせてもらいます!」
「さっきの電話で5時からのDeep Tissueの予約をお願いしました」
「パソコンに入れるので、お名前をください」(私が名前を言う)
「連絡先は?」(ホテルの部屋番号を言う)
「…。…。あれ?パソコンが動かないなぁ、あ、ドントウォーリー、ちょっとだけこのままお待ちくださいね」(「待って!保留にしないで!」という私の声は届かず、保留音が流れます。。。嫌な感じの展開ですよね?
ご想像通り、また保留音で待つこと5分。「もういいっ 」とやめちゃいたいけど、体がコチコチでどうにもならない。。。仕方なく、また切って、再度電話。
「はい、SPAです!」
「あのっ、保留にされて忘れられるの2回目なんです 私の予約は入ってるの?もうさっきので大丈夫だった?」
「えっと。。。誰が受けたかな?(だから、オマエだよっ)あ、でも大丈夫です。ドントウォーリー」
「ドントウォーリーじゃないでしょっ。予約を受けるだけでどれだけ時間かかるの 」
「いや、コンピューターが復活したから大丈夫。では、お名前は?」
「だ~か~ら~、、、(再度名前と部屋番号をつげる)」
「ご予約が完了しました。ご利用のお客様はご自由にジャグジーとサウナがご使用いただけますので、5時まで待たずとも、今すぐからでもお楽しみ頂けます」

 そうなの???なんか嬉しいじゃない?

「えっとジャグジーは水着着用ですよね?私、水着もってきていないんですが、そちらで売ってますか?」
「もちろんっ!いっぱい取り揃えてありますよ~。水着着ないでジャグジー入ってもいいし。ドントウォーリー」
…ということで、機嫌をよくした私は、すぐに用意をしてSPAへ。
想像通り、受け付けには男性がひとりだけ。(ちっ、やっぱり全部オマエだったな)ま、でもいい。結果よければすべてよし 
「水着を買いたいのだけれど、どこにありますか?」
「あ、水着?えっとぉ、あそこにぶら下がってるのがそうだと思うよ」
 そこにあるのは、普通の綿のタンクトップと短パン。。。
「あれは水着じゃないです。水着はどこですか?さっき取り揃えてあるって言われたんですが。。。」
「えっとぉ、誰がそう言ったのかな?あ、でもドントウォーリー、水着は隣のホテルにいっぱいあるから」
 この40度近い砂漠の灼熱の太陽の下、水着を買いに出かけろというのか???隣ったって、大きなホテル、歩くと5分はかかるぞっ。シミが増えるじゃないか!
「おっ、いい提案があるぞ!ちょっと中を見てきたら?ドントウォーリー、水着着ないでジャグジー入る人が多いから」
「…。わかった。そうします」
うなだれてジャクジールームへ。

そこは、それはそれは素敵なジャグジールームで、ほぼ貸切状態。天井も高く、リラックスできそうな音楽が静かに流れていました。あぁ、そうよ、こういう癒しが私には必要だったの

水着がないことをジャグジーのオネエサンに告げると、オネエサンは困った顔に。。。
「そうですねぇ。水着を着ないで入りたいのなら、それでもいいのですが、大抵の方は水着を着ていらしゃいます」
ふふ。想像しちゃいました。金髪のナイスボディのオネエサンがビキニでジャグジーに入る中、はだかんぼで一緒に入る、だらしナイッスボディな私の姿。。。
そりゃ、いかんだろ!

「水着は隣のホテルまで行かないと買えないんですよね?」
「いえ、このすぐ外のプールサイドの売店で売ってますよ^^」
 よかったぁ。…というわけで、一番安い30ドル(3000円弱)の水着を買い、再度SPAへ。
途中、受け付けを通ったら、ドントウォーリーないい加減なアメリカ人がわざわざ声をかけてきました。
「水着、買えた?ほら~やっぱり~!だから大丈夫って言ったんだよ~。ドントウォーリー!」

それからマッサージまでの1時間半。私はジャグジーに入り、ミストサウナに入り、のぼせるとデッキチェアーで読書(「怒らない技術」=まだ身についていません)をし、更にメインイベントのマッサージを受け、至福の時を過ごしました。
部屋に戻ってブログをアップしようと、この画面を立ち上げているのを待っているつもりが、イスに座った途端、そのまま爆睡!気づいたら座ったまま2時間寝ていました。

いろいろあった出張ですが、ヨーロッパの会社ともこれから繋がっていけそうな話ができたし、疲れも少しは癒せたし、よかったかな。
今日、これから帰国します。こっちは今、夜中の3時半
気づけば昨日は疲れすぎて朝食しか食べていなかった(こんな形で「一日一食」を実現!)し、カジノも売店も24時間オープンなので、ちょっとだけ、繰り出そうかなぁ。
チェックアウトは7時半。ちょっとカジノで稼いで(?)きますっ。

長いブログにお付き合いありがとうございました