ゴールデンウィークですね
皆様お出かけ
ですか?
それとも、寝正月ならぬ、寝ゴールデンですか?
私は今日、1年前を思い出していました。。。
(今日はものづくりと関係ありません)
東京に住む私たちは、震災では直接的な被害にはあいまんでした。
しかし、元々極度な地震恐怖症の私は、震災から半年くらいの間、かなり精神的に苦しみました(詳しくは年末年始にアップした「2011年と私」をお読みくださいませ)。
そんな私を心配してくれたのもあり、夫が「ゴールデンウィークは北海道へ行こう!」と旅行を計画してくれました。
あと数日で北海道…というゴールデンウィーク直前のことです。
グラグラッ

余震がありました。4月末のことですから、まだ頻繁に余震がありましたよね。
たまたまその時、耳かきで耳掃除をしていた私。地震にビビッってしまい、反射的に「リモコンは?震源どこ?震度は?」といつものようにパニック。。。
「ポンッ
」
その時聞いたことのない音が耳の中でしました。
あ。。。しまった。やってしまった。。。
耳掃除をしていたことをすっかり忘れて、手を振り回して自分で自分の耳に耳かきを刺してしまったのです。
「ね、ごめん。こまく、破っちゃった。耳鼻科に連れてってくれる?」
冷静に言った私に家族みんなが「
」
「え?本当に?でも、痛くないの?」
「うん。痛くはない。でも、破けた音がした」
「あ~!今、聞こえた!ポンッてきれいな音だった!」
私の横に立っていた息子が言いました。
日曜日の午後。車で30分程のところに、休日でもあいていた耳鼻科をネットで見つけ、家族で向かいました。
「ママ、耳が聞こえなくなるの?」
「飛行機乗っていいの?」
私だって知りたいよ~~~という質問を投げかけてくる子供たち。
心配しながらも「ったく。。。」とあきれる夫。
診察の結果、
「鼓膜に穴があいています。穴というと小さなものを想像しますが、大きいです。穴というより破けている状態ですね。こんなに大きく開くことも珍しいです
」
「は…い。。。
」
「ただ、ラッキーでしたよ!」
「え?」
「あと1ミリでも穴がズレていたら、神経に触って、めまいで歩くこともできず厄介なことになっていたと思います」
「!!!」
心配そうに車で待っていた家族に、私は笑顔で言いました。
「ねね、ラッキーだったって!大きな穴があいてるだけだって!!!」
「え???」
「飛行機も乗っていいって。穴があいてるから気圧の変化で耳が痛くなることもないって」
「へぇ。。。。」
「よかったぁ。大きな穴があいただけで、よかったぁ」
「ふさがるって?」
「う~ん。結構穴が大きいからふさがるかはわからないって」
「…。それでもラッキーだったの?」
「そうみたいよ」
ふふ。
そんなことも、ありました。
地震でボロボロだった私の精神状態では、こまくの穴は大したことがなかったようです。ただ、この時私は思いました。地震を怖がってそれしか見ていないと、いろんな落とし穴があるっていう警告かもしれない。ちゃんと、目を開いて生活していないといけない
結局こまくの大きな穴は、半年くらいで、ふさがりました。
ありがたや~~~
みなさま、パニックする時は、耳から耳かきを抜いてから、
パニックしましょう

皆様お出かけ


それとも、寝正月ならぬ、寝ゴールデンですか?
私は今日、1年前を思い出していました。。。
(今日はものづくりと関係ありません)
東京に住む私たちは、震災では直接的な被害にはあいまんでした。
しかし、元々極度な地震恐怖症の私は、震災から半年くらいの間、かなり精神的に苦しみました(詳しくは年末年始にアップした「2011年と私」をお読みくださいませ)。
そんな私を心配してくれたのもあり、夫が「ゴールデンウィークは北海道へ行こう!」と旅行を計画してくれました。
あと数日で北海道…というゴールデンウィーク直前のことです。
グラグラッ


余震がありました。4月末のことですから、まだ頻繁に余震がありましたよね。
たまたまその時、耳かきで耳掃除をしていた私。地震にビビッってしまい、反射的に「リモコンは?震源どこ?震度は?」といつものようにパニック。。。
「ポンッ

その時聞いたことのない音が耳の中でしました。
あ。。。しまった。やってしまった。。。
耳掃除をしていたことをすっかり忘れて、手を振り回して自分で自分の耳に耳かきを刺してしまったのです。
「ね、ごめん。こまく、破っちゃった。耳鼻科に連れてってくれる?」
冷静に言った私に家族みんなが「

「え?本当に?でも、痛くないの?」
「うん。痛くはない。でも、破けた音がした」
「あ~!今、聞こえた!ポンッてきれいな音だった!」
私の横に立っていた息子が言いました。
日曜日の午後。車で30分程のところに、休日でもあいていた耳鼻科をネットで見つけ、家族で向かいました。
「ママ、耳が聞こえなくなるの?」
「飛行機乗っていいの?」
私だって知りたいよ~~~という質問を投げかけてくる子供たち。
心配しながらも「ったく。。。」とあきれる夫。
診察の結果、
「鼓膜に穴があいています。穴というと小さなものを想像しますが、大きいです。穴というより破けている状態ですね。こんなに大きく開くことも珍しいです

「は…い。。。

「ただ、ラッキーでしたよ!」
「え?」
「あと1ミリでも穴がズレていたら、神経に触って、めまいで歩くこともできず厄介なことになっていたと思います」
「!!!」
心配そうに車で待っていた家族に、私は笑顔で言いました。
「ねね、ラッキーだったって!大きな穴があいてるだけだって!!!」
「え???」
「飛行機も乗っていいって。穴があいてるから気圧の変化で耳が痛くなることもないって」
「へぇ。。。。」
「よかったぁ。大きな穴があいただけで、よかったぁ」
「ふさがるって?」
「う~ん。結構穴が大きいからふさがるかはわからないって」
「…。それでもラッキーだったの?」
「そうみたいよ」
ふふ。
そんなことも、ありました。
地震でボロボロだった私の精神状態では、こまくの穴は大したことがなかったようです。ただ、この時私は思いました。地震を怖がってそれしか見ていないと、いろんな落とし穴があるっていう警告かもしれない。ちゃんと、目を開いて生活していないといけない

結局こまくの大きな穴は、半年くらいで、ふさがりました。
ありがたや~~~

みなさま、パニックする時は、耳から耳かきを抜いてから、
パニックしましょう
