こんにちは。
長野の離婚カウンセラー小松慶子です。
私が行うカウンセリングでは
女優のオードリー・ヘプバーンの言葉を借りた
スローガンがあります。
「幸せになりたいと願うなら
不可能なことなんてない!」
元ネタとなっている
言葉はこちら↓
『Nothing is impossible,
the word itself says,
I'm possible.』
翻訳すると・・・
「不可能(impossible)なことなんてない。
その言葉自体が、
『私はできる(I'm possible)って
いっている」
単語のつづりを使った
言葉遊びから生まれた名言です。
「私はできる」と
自分を信じることは
問題を解決しようとするとき
あなたの一番の支えとなります。
これからの人生を
幸せに生きていくことに
焦点をあて
幸せになれる!と
自分を信じてもらえるよう
カウンセリングを進めていきます。
カウンセリングを通じて
どんな考え方を身に着けていくのか
特に大切な2つについて
今日はお話したいと思います。
精神的な自立が最優先
夫婦問題は、
夫婦の数だけ原因があるので
毎回、クライアントに合わせた
カウンセリングをしていくのですが
どなたへも
一番に取り組んで頂きたいと
お願いしていることがあります。
それが
「パートナーからの
精神的な自立」です。
精神的に自立すると、
相手の望む幸せを
お互いが尊重し合えるように
なれますので
「夫(妻)からの精神的な自立」は
全ての夫婦にとって
理想的な状況だと
私は思っています。
では、精神的に自立するとで
どんなことが起きるかというと
一つ目が、
夫に対して「ないない星人」になっている
現状から抜け出せます。
女性にありがちな
夫に対する悩みといえば
家事・育児をしてくれないとか、
私の気持ちを察してくれないなど
「〇〇してくれない」という
相手に対する
過度な期待が挙げられます。
精神的に自立できると
相手の幸せを尊重できるのと同時に
自分の幸せを
尊重できるようになります。
すると
自分も幸せであるためには
夫婦で話し合うことが
必要だという認識が自然と生まれ
話し合いに対する抵抗感が
少なくなります。
2つめは、
「私は〇〇したい」が
決められるようになります。
決めるというのは
とても勇気がいることで
そこには覚悟が
必要になります。
決めて行動すれば
必ず生活に変化が生じます。
その変化が想像できればできるほど
「決める」ことが怖くなります。
でも、
「決めないと
人は行動に移すことはできません」。
だから「決める」ということは
とても大事なことなのです。
夫に決めてもらうことを
求めているうちは
決断が揺らいでしまいます。
精神的な自立ができれば
例え、数年は苦労する
期間が予想できたとしても
自分や家族が幸せになるために
「私は〇〇する」と決断することが
できるのです。
私を主語にして話しをする
「精神的な自立」に繋がる
大切なこととして
「私は〇〇だと思う」
「私は〇〇が好き」
「私は〇〇には違和感がある」など
「私」を主語にした
話し方をして頂きます。
自分以外の誰かを主語にして
物事を考えたり判断することを
「他人軸」といいます。
その反対で、自分を主体に
物事の判断することを
「自分軸」といいます。
夫婦問題を解決しようとしたとき
何より大切なのが
「自分軸で考えられているか」
ということです。
他人軸でいる限り
問題を自分事ととして
捉えることができません。
その状態で、原因や問題を
夫(妻)に責任転嫁し
自分は悪くないと
主張し続けてしまうと
夫婦の関係が、どんどん
こじれてしまいます。
そんな負のループから
抜け出すためにも
「私は~」を
口癖にしてもらえるよう
ご提案しています。
結論
「精神的な自立」を実感できると
夫婦関係だけでなく
いろんな人間関係においても
役立てることができます。
「すべての悩みは
対人関係の悩みである」と
説いたのは
心理学者のアドラーです。
夫婦問題も、
根底は対人関係のもつれですから
いま、夫婦関係の悩みを
解決できれば
対人関係の困りごとに
一生使えるスキルを
身につけることができます。
それがあなたの財産と
なってくれたら
私は嬉しいです。