こんにちは。
離婚カウンセラーの小松慶子です。
大切な夫婦の愛の結晶である
子供を出産した後
夫婦の意見が
合わなくなったり
産後、
夫のデリカシーのない言動で
ひどく傷ついた妻が
夫に対して心を閉ざし
夫婦の関係に溝ができてしまったりすることを
「産後クライシス」と呼んでいます。
出産を経験した女性なら
何かしらそういった経験が
あるかもしれませんね。
全力で産後の妻をサポートして
妻の負担をなるべく軽くしてあげようと
努力する姿を見せてくれる
そんな理想的な男性って
もちろんいらっしゃるんですが
子供のことは、
奥さんにお任せ!という男性の方が
大半なのが、残念ながら現状です。
そんな産後クライシス、
皆さんはどんな経験を
お持ちですか?
以前、ご相談に来てくださった
お客様の中には
こんな方がいらっしゃいました。
妊娠中、出産までは
本当に妻の体のことを労ってくれて
気遣ってくれる
優しい旦那さんだったんですが
出産が終わった途端に
急に態度が変わってしまった
そうなんです。
その女性は
入院中、慣れない育児が始まって
心も体も不安定な状態だったんですが
夫は何をしていたのかと言うと
なかなか病院にお見舞いに来なかった
そうなんです。
どうしているのかなーと、
連絡をしてみたら
なんと自分の実家で
のんびり過ごしていたそうなんです。
この時、ご相談者様は、
こんな風に感じたそうです。
「私がこんなに
大変な思いをしているのに
体も心も疲れて
寝不足で疲れているのに
どうして夫は私を励ましに
来てくれないのだろう。
信じられない!
むかつく!
こんなことをしている夫は
ちゃんと子育てができるのだろうか。
夫だけじゃない。
夫の両親は何を考えているんだろう。
産後の妻より自分たちを優先して
実家で楽しくやっているなんて、
理解できない、大嫌い!」
産後特有の
ホルモンバランスの崩れや
産後の傷の痛みもあって
感情が暴走してしまい
夫に対して
冷静にどうしてほしいかを
伝えられなかったそうです。
お気持ちを考えただけでも
辛い経験ですよね。
一方の旦那さんの話しを
後々、聞いてみると
「妻は、出産すれば
すぐに妊娠前の状態に
戻るものだと思っていた」そうです。
このやりとりを聞いていると
女性としては腹が立ちますよね。
でも、こういったことは
本当によくあることなんです。
出産前に、
一緒にマタニティ雑誌を
読んでいたはずなのに。
一緒に両親学級にも
行ったはずなのに。
でも、私も自分の
記憶をたどってみると
妊娠中に知り得ることって
産後の赤ちゃんとの
ハッピーライフばかりで
産後に、何が大変になるのか
夫婦でどんなことを
支え合うのが大切なのか
そういう一番大切なことに
目が向いていなかったし
情報も少なかったと思います。
よくこんな言葉で
聞きます。
「産後の大変さなんて
誰も教えてくれなかった!」
私も経験者なので
本当に良く分かります。
誰かに教えてほしかった~。
話しは産後クライシスに戻って、
出産を経験した女性たちには
きっと、こういった経験談を
一つや二つ、
お持ちなんだと思います。
ただ、そのときの辛かった
という感情は
しぶとく心に住みつき
いくつになっても、
おばあちゃんになっても
薄れることなく
一生付きまとってしまいます。
普段は仲良し夫婦でも
けんかをする度に
「産後の私に、
ひどいめにあわせたんだから
お前が悪い!」
ということを
繰り返してしまうと
自分も辛いですが
昔のことを何度も掘り返される夫も
イヤになってきてしまいます。
もし、産後クライシスをこじらせて
産後の嫌な記憶を
何度も掘り返してしまっているとして
あなたはそのまま
これからの長い人生を
楽しく暮らしていけると
思いますか?
記憶を消すことはできませんが
過去の出来事がきかっけで
夫婦関係が悪くなるのであれば
いまからでも遅くありません。
まずは、
当時のあなたは
夫に何を伝えたかったのか
何を求めていたのか
あなたの産後の状況、感情を
ゆっくり整理してみて下さいね。
頑張るあなたを
私は応援しています。


