日本の学校制度は、明治維新ではずみがついてそこから出来上がって行ったものです。

その後の大きな変化は太平洋戦争でアメリカに負け、アメリカ式教育方針を押し付けられ日本の教育制度が形を持って来た時。

 

「押し付けられ」と言いましたが、実はその戦後まもなく小学校教育を、全く新しいアメリカ式で受けた私たち世代は大きな恩恵を受けたと思います。幼かったことで、詳細は覚えていませんが、かなり自由に生徒の意見を尊重してくれ、カリキュラムも幅広く、学校で学ぶという事自体楽しかったのを覚えています。

 

残念ながら教師の質は、そこまで間に合っておりませんでした。授業の内容は面白いはずなのに、指導する教師の力不足、訓練不足からか、実に退屈な授業が展開されていたのも覚えています。

 

参観日に母親が来るたびに、その後で大説教が待っていました。私が完全に横を向いて退屈して鼻くそをほじっているのがバレるからです。

 

「なんで真面目に前を向いて先生の話を聞かないの?」

「だって、知ってることしか言わないから退屈やもん。」

 

と、涼しい顔をして同じことを繰り返していました。

 

しかし、ほんの数年間の日本政府の試みだったのか、アメリカ式クリティカルシンキングの教育にははまってしまいました。私の世代が一風変わった考え方を持ち、いわば日本の成長期を強引に引っ張って行けたのも、この数年間の教育の恩恵だったのかも知れません。

 

私は、完全にクリティカルシンキング(名前など知りませんでしたが)の虜になり、周りに”Why”をばら撒いては「可愛くない子」と言われてず〜っとここまで来ました。そんな教育を受けた(日本でですよ!)私がよくその後も不登校にならずに大学まで走り抜けたもんだと、未だに奇跡の気がしています。クリティカルシンキングを使って考えたのかも。

 

そうやって始まった日本の新教育制度も、教師の質不足、政治家の無知により、あっと言う間に旧態依然たる受け身一辺倒の教育に逆戻りしたのが日本です。

Blank Slate(生まれた時には人間はみな同じ能力を持っている)信奉の日本の教育下では、みな同じことを教え込まれ、同じことを暗記させられ、同じテストを受けさせられ、なぜか人間の優劣までそれで決められて行きます。

 

よくもまぁ、日本の子どもたちはそれにもめげず学校に真面目に通うもんだなと、常に感心。。。いや、恐怖さえ感じて来ました。あんな教育の中で甘んじて毎日学校に行ける子供の脳を考えると、日本の行く末には黒い大きな雲がかかっているといつも案じて来ました。

 

ほら、日本は今その雲に覆われ、行き場のない状態になっていると思いませんか?

その日本が立ち直るためには、大手術が必要です。今の教育制度をひっくり返すこと。

残念ながら、それ立ち向かえるほど頭のいい政治家など出てきそうにないので、今のところは、いわゆる「不登校」と言われて教育の片隅にもおいてもらえない日本の頭脳を引っ張り出すこと。

今の日本には、「不登校」は「学校に行けない生徒」という負のイメージが渦巻き、「不登校」の本人たちにも罪悪感があり、環境は最悪です。

 

日本でも「不登校問題」を何とかしたいと頑張っている地域もあるようですね。群馬圏は「不登校」を”UniPath”(ひとりひとりの道)と呼ぶことにしたそうで。「様々な事情で通学できず自宅やフリースクールなどで学ぶ児童生徒に対して「それぞれ思い描く道を歩んでいいんだよ」と肯定し、「不登校」のもつ否定的なイメージを払拭したい考えだ。」そうです。とてもいいことだと拍手です。

 

しかし、そんなひとりひとりの道が日本で見つかりますか?難しい問題です。

 

そこで今、私の住んでいるカナダに目を向けてみました。

教育においても個人の自由を第一義に尊重してくれるカナダにはまず「不登校」などという言葉すら存在しません。

2023年に私が書いた「不登校」についてのコラムから引用します。

 

「不登校」は日本の独特な現象なのをご存知ですか?

「引きこもり」も日本だけの得意な現象です。(英語圏の研究家がその得意性をリサーチもしています。)

「不登校」を無理やり英語にすると’truant’ という言葉に出くわします。

’truant’ : one who stays out of school without permission

なるほどね、「許可なしに学校に行かない人」

でも、この英語、カナダの日常ではほとんど聞いたことがありませんし、いわゆる日本で言う「不登校」とは異なるニュアンスを持っています。

’truant’ は「さぼってしまったぁ」という意味が潜んでいます。

 

日本で学校に行けない子供たちは「さぼってる子供」ですか?

違いますよね、ほとんどがそれぞれ特定の理由を抱え、真剣に悩んでいる子供たちです。

 

なぜカナダでは「不登校」という概念がないのか。

日本のように24万人不登校というような異常な社会現象もおこっていないのか。

どう思いますか?

答えは簡単。

 

カナダには「学校に行く」と「学校に行かない」との間に実に様々な個人の生徒に合わせたシステムが存在するからです。

まさに、群馬県の目指す「ひとりひとりが選べる道」が普通に存在するからです。

日本のように「学校に行かない」(理由は何でも)=「不登校」(つまり教育を受けられない)と切り捨てられることはないからです。

 

子供への教育が機能していない国の社会は、機能を止めてしまいます。その国の将来がなくなります。

従って、カナダでは、こんな選択肢が存在します。かなりの昔から提供されている選択肢です。

・学校に行く

・学校に行きながら在籍校からのオンラインコースも履修し、両方の単位の合算で卒業

・学校には行かず、在籍校からのオンラインコースのみで単位履修し卒業

・学校に行きながらも、オンライン専門の学校からのコース履修し、それと自分の学校との単位合算で卒業

・学校に行きながら、Homeschoolingと併用(州政府の定めるカリキュラムを自宅で履修)し卒業

・Homeschoolingのみで卒業

(このHomeschoolingのみを選び、12歳で大学入学したカナダの生徒の話はコラムで公開しています。)

「12歳で大学入学18歳で大学院卒-カナダの教育制度の自由さ」

そして!

パンデミック以来、カナダで急に力を得て来たのがOnline専門のSchoolだけで高校を卒業するという選択肢です。

そう、学校には一切足を踏み入れる必要はありません。Online専門の学校から高校卒業に必要な単位を履修し合格するだけです。

現在は、アルバータ州、オンタリオ州のOnlineスクールの制度が相当充実しています。

  

そして!

日本で学校には行かず「自分だけの道」を模索しているみなさんに朗報。

それらOnlineスクールは、日本の生徒が日本から履修するのを許可しています。

日本の親元にいながら、カナダの高校卒業単位がすべて履修できます。テストもオンラインで受験出来ます。(現在制度がどんどん進化しているところなので、更に便利になりそうです。)

 

この「カナダのシステムを利用させてもらう」という選択肢。

選べば将来大きく羽ばたける日本の生徒の顔がたくさん見えます。

いわゆる「不登校からのカナダ留学」などとは全く異なりますので、そんな誘いには決して騙されないこと。

 

「不登校」からは離れますが、カナダ高校留学したものの難しさに溺れ卒業が危うくなった留学生への大きな助け舟として、これらのOnline Schoolが強力なヘルプを提供してくれています。

カナダクラブからのこの制度の利用が増え、かなり内部とも繋がってきました。

  

もちろん、カナダの高校レベルですので、ある程度の高い能力と本人の強い動機がないと最後までたどり着くことは不可能です。そこをヘルプしようと乗り出したのが、私がカナダから運営中のオンライン講座カナダクラブです。

興味を持ったみなさん、まずはカナダクラブに連絡下さい。

  

2週間、カナダクラブを体験してみましょう。

あなたの潜在能力見つけたいです。

そして!

そこからカナダの制度の中に飛び込む準備を一緒に進めて行きましょう。

狭い日本だけを向いて悩むのでなく、広い世界に目を向けて、自分の実力を賢く知りながら前に進んでみる。

こんな道を歩くのもひとつの方法だと思いませんか。

 

うまく行くか? やってみないとわかりませんが、日本の中でだけモヤモヤしているより面白い挑戦だと思います。

「ま、やってみよ!」

これです。We will say, “Sure!”

 

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