こんな留学相談してませんか?

ネットの留学相談コーナーで見かけ、「あ〜〜〜〜こりゃいかん!」と。

日本の留学希望組が夢見る「留学」への相談はこんなのが未だに多いです。

40年前から変わってないですねぇ。

だから、日本の生徒たちは真面目なくせに留学しても留学しても、世界には近づけないということです。

 

さて、何がいけないのか見て行きましょうか。

 

高校3年間留学したいです。

考えている国は、

・ニュージーランド

・カナダ

・マレーシア

・オーストラリア

です。

どの国が1番費用をおさえられるでしょうか。

また、私は将来グローバル系の企業に勤めたいと考えているのですが、どの国に行くのが一番役立つのでしょうか。

もしわかる方がいれば、教えて頂けると嬉しいです。宜しくお願いします。

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こんな留学相談、実に多いですね、日本の生徒や親から。

最悪の相談、というより実に日本的な相談です。

 

どこが最悪で、どこが日本的かもう一度よく読んで考えてみて下さい。

「成功しない留学」の見本みたいなものです。

 

「全く自分という存在がありません。」

 

日本ではまるでレールを敷くように、決まった枠が存在し、その中に入ってさえいればみんな一緒の人生を送れる国でした。 ま、今も変わってはいないのですが、今後は急激に変化していくと思います。

 

大学という枠、日本という国の枠の中の大学という枠、日本という国の中の企業という枠。

それを教えてほしいという相談です。

というより、「枠」を「箱」に置き換えるともっとわかりやすいかも。

 

大学という箱、日本という箱である国の中の大学という箱、日本という箱の中の企業という箱、それを日本ではなく他の国で見つけてほしいという相談ですね。

 

そんなもの、日本を一歩出たらどこを見回しても存在しませんよ。

 

あるのは、「自分」だけ。

 

「高校3年留学」しようとしている「自分」とは一体どんな能力と適性を持った「自分」ですか?

高校留学という箱が存在すると勘違いしてませんか?

その中にポイッと入れば、高校留学は完了、なんて思ってませんか?

 

よく聞いて下さい。

「高校留学」とは、例えばカナダの場合、現地で英語で育ち、クリティカル・シンキングで訓練されたGrade10の生徒と机を並べて競うことです。

 

あなたには、その能力がありますか?

クリティカルシンキング思考法を使えますか?

というより、クリティカルシンキングが何なのかを知っていますか?

英語の形式に則ったエッセイの基本能力がありますか?

カナダのGrade10が書けると同等のエッセイが書けますか?

英語のストーリー、それもGrade10レベル(難しいですよ、すでに)が読めますか?

今までにたくさんの英語のストーリーを読んで来ましたか?

 

ほらね、これが「高校留学」を3年で終え、卒業出来るということです。

 

そんなことは考えもせず、ただ単に「高校留学」という「箱」をエージェント」か何かに与えてもらってその中に入ればいいと思い込んでいませんか?

もし、それなら、大切な高校3年間が何も学べない3年間となり、あなたのその後の人生に大きな禍根を残すことになりますよ。

 

その次のニュージーランドもオーストラリアも塵のごとく消えてしまいます。

 

そう、「高校留学」などという箱は存在しません。

あなたというひとりの血の通った高校生がいて、どんな能力を備えているかを3年間試すのが高校留学です。

その能力が足りるならばあなたの高校留学は実現可能です。

 

同じように、

ニュージーランド

カナダ

オーストラリア

マレーシア

などという箱も存在しません。

 

それぞれの国には独特の教育制度と方針があります。

それにあなたの能力・適性と、将来のあなたの目的が合うか、それだけです。

そんなことも調べもせずに、ネットの回答に頼るのがあなたの「留学」ですか。

 

まさか。。。と思いますが、おそらくその「まさか」。。。でしょうね。

 

「費用を一番抑えられる国」とは?

留学をスーパーの特売か何かと勘違いしてますか?

まず必要なのは、あなたの能力と目的。

能力が高ければ余分な回り道もせず、効果的に学ぶことが出来ます。

生活費や学費は各学校のサイトや国のサイトで公開されてますので、わざわざネットに人に聞かないといけないようでは、スタートラインから「留学の資格なし」です。

 

来た来た!

この質問多いです、日本人生徒から。

 

「グローバル系企業に勤めたい」ですか。

まず、Globalizationの意味を知っていますか?

20世紀になり、社会の動きと共にGlobalizationがどう進み、変化して来たかを知っていますか?

その世界の動きにずっと、今も、そしてこれからも関与しているのが「グローバル企業」ですが、全くGlobalizationに関係ない企業など今の世界には存在しませんよ。

 

どこの国で勉強しようが、日本で勉強しようが、そう、留学など必要ないです。

Globalizationの意味を深く知り、自分の専攻分野がどのようにこれからのGlobalizationに貢献出来るか、それを熟考し、大学での学びを決めていくことです。

 

ここでもこの相談者は「グローバル系企業」という箱を夢見ていますね。

 

高校留学という「箱」→ New Zealandなどの国という「箱」→ 費用の安い国という「箱」→ 「グローバル系企業」という「箱」

 

「箱」にさえ入ればあとは安泰、ですか?

 

塾という「箱」に入り、どこでもいいから大学という「箱」に入り、就活という「箱」に入り、どこかの企業という「箱」に入る、そしてそこで朽ちて行く。

 

そんな日本式「箱物語」が、この相談者の脳の中に張り付いてしまっているようです。

くれぐれもこんな留学はしないこと。

人生が台無しになりますよ。

 

今、留学を考えているんでしょうか。

じゃ、まず何も考えず、英語エッセイを英語圏の形式に則り、Grade11に達するレベル(約40レベル:UX EnglishのEssay Basicsのindex に具体的に書いてあります)まで習得して下さい。

 

留学するのはそれから。

その頃には「箱」はあなたの脳から完全に姿を消し、本当の意味の留学を考え始めていることでしょう。

 

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